のと鉄道の観光列車『のと里山里海号』は、アテンダントのガイド付きで能登を100倍楽しむことができる嬉しい観光列車なんですよ!
※2022年4月末現在の運行状況のレポートです。
現在は●ご予約は電話で●土日祝日のみ運行●飲食付きプランは一部便で実施です。
※2022年7月、のとルネアンバサダー越村紀子が里山里海号に乗車してきましたよ!その様子を追記しましたので是非最後までご覧ください♪
Contents
初めて能登を訪れ方に「のと里山里海号」はおすすめ!
石川県の北部、「能登」といえば、世界農業遺産に登録された美しい景観のある素敵な場所です。
この能登の魅力といえば、飾ることのない、自然が織りなした美しい風景でしょう。
その風景をゆったり眺めながら、その美しさを味わえるのが列車の旅です。
写真提供:七尾市 大杉輝男様
のと鉄道の「のと里山里海号」は、そういった観光に特化した、観光列車です。
鮮やかなブルーの列車が、「のと里山里海号」です。
写真提供:七尾市 大杉輝男様
「のと里山里海号」のルートと所要時間は?
「のと里山里海号」は、七尾駅から穴水駅までの間を運行する列車です。
その所要時間は約1時間です。
その路線の駅はすべて停車するのではなく、4つの駅でのみ停車します。
●七尾駅
●和倉温泉駅
●能登中島駅
●穴水駅
以上4つの駅で停車します。
沿線33.11km、片道約1時間です。
出発は、七尾駅です。
七尾駅の、「のとホーム」に「のと里山里海号」がついています!
七尾駅の「のと鉄道」改札口に入り、列車に向います。
列車入り口では、アテンダントさんが検温チェックをしてくださいますよ。
列車は2両編成で、オレンジ色のシートのある車両が「里山号」です。
こちらでは、サービスカウンターがあります。お土産品やのと鉄道のグッズ、飲料などが販売されています。
飲食付きプランはこちらの車両での提供となります。
ブルーのシ-トがある車両が「里海号」です。
こちらの車両にはトイレが装備されています。
車両内はまるで能登の美術館
「のと里山里海号」の車両内は、能登を代表する伝統工芸、芸術に満ち溢れています。
この美しい組子!七尾市田鶴浜町の伝統である、「田鶴浜建具」です。
そして中央には輪島塗のパネルが組み込まれています。
なんと、この輪島塗のパネルは同じものがひとつもありません!席ごとに違います。
お時間があれば、他のお客様への影響がない程度に他の席も是非ご覧くださいね。
シ-トにかかっているカバーは、中能登町特産の「能登上布」です。
なんと贅沢なお席なんでしょう。
他にもあちこちに美術工芸品が設えられています。
まるで動く美術館です!
「のと里山里海号」はアテンダントが観光案内する観光列車
「のと里山里海号」は、アテンダントさんが一緒に乗車します。
走る路線、すべてを解説しながら列車は走ります。
アテンダントさんの解説は全車両で聞くことができます。
写真提供:七尾市 大杉輝男 様
海と田んぼの美しい景色、そこにはアオサギ、シロサギ、キジの姿も見えました。
昔はこの田畑にあの朱鷺も飛来したのですよ・・・と。
いつか、この車窓からその美しい姿を見たいものですね。
アテンダントさんは決まった解説だけでなく、車窓の季節に合わせたエピソードを交えて楽しく話してくださいます。
アテンダントさんも、能登のことを愛しているのだろうな、というようなことが伝わってくる語りです。
車両内の座席は、このように窓の外をみながらの席もあります。
このような広々としたリラックシートもありますよ。
能登中島駅では鉄道郵便車の見学
停車駅である能登中島駅には、日本で2つしか現存していない鉄道郵便車があります。
停車時間にその見学をすることができます。
能登中島駅の鉄道郵便車についてはこちらの記事をご覧くださいね。
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桜が美しいことで有名な「能登鹿島駅」は通過しました。
車窓からは、ずっと能登の絶景を見ることができます!
のと里山里海号は「ビュースポット」でゆっくり走行!
能登の景色のなかでもここぞ!というビュースポットがあります。
そこでは、なんとスピードが落ち、走行がゆっくりになるのです!
景色を存分に楽しむことができますよ。
もちろん、アテンダントさんの愛のある解説付きですので、見える景色の価値も倍になります。
穴水町のビュースポット「ぼら待ちやぐら」近くの民家から、手を振る女性の姿があります。
列車内のお客様の皆さんも一緒に手を振り返していました。
微笑ましい景色です。
じつはこの女性は、ここではちょっとした有名な方なんです。
それは・・・列車に乗って、解説を聞いてみて下さいね。
私も今回この列車に乗りアテンダントさんの説明を聞いて初めて知りました!
終点穴水駅に近づくと、6mという短いトンネルがあります。
短いながらも、なんとイルミネーションがあります!
最後の最後まで楽しませてくれる「のと里山里海号」です。
終点、穴水駅です。
1時間でしたが、中身の濃い鉄道の旅でした!
そしてたった1時間で能登のことをたくさん知ることができました。
「のと里山里海号」運賃は?
運行は七尾から穴水の区間となります。
(2022年4月現在)
乗車プラン 普通列車運賃 +500円 ※乗車のみ
スイーツセット 普通列車運賃 +500円 +1530円
寿司御膳セット 普通列車運賃 +500円 +2550円
予約が必要です。
乗車プランは、乗車日1か月前~前日正午まで、飲食付きのプランは、ご乗車の1か月前の午前10時から、乗車日の6日前の17時までにご予約ください。
※運行時刻は、ダイヤ変更もありますのでご利用の際にのと鉄道HPにてご確認くださいね。
予約なしでも、乗車できるかも?!
事前にご予約をされていない方も、当日空席がある場合は先着順で利用できるそうです。
ただし、スイーツ・寿司御膳プランの当日受付はできませんのでご注意下さいね。
「のと里山里海号」の予約はどこで?
全席指定予約制です。
■電話予約 のと鉄道観光列車予約センター 0768-52-2300
受付時間 10時~17時(年中無休)
■穴水駅窓口
受付時間 10時~17時(年中無休)
■インターネット
※当面の間、座席間の距離を確保するため、電話でのご予約のみ受け付けています。
七尾湾をゆっくり望ながら、美味しい飲食もできるプランなども充実している観光列車「のと里山里海号」を楽しめば、みんな笑顔になること間違いなし!
是非、能登の自然を楽しんでくださいね。
夏の里山里海号
2022年7月、のとルネアンバサダー越村紀子が夏の里山里海号を満喫しました!
以下、越村紀子のレポートです♪
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のと鉄道観光列車「のと里山里海号」でプチ旅行
列車内では素敵なガイドを聴きながら、能登の美しい景色を満喫することができました!
能登はやさしや土までも。
スタッフの皆さんの優しい心配りに触れながら、とっても楽しい時間を過ごさせて頂きました♪
笑顔が優しくて素敵なアテンダントの川森さん♪
車窓からの眺めです♪
美しい桜景色の「のと里山里海号」
記事中の写真提供にご協力いただいたのは、
七尾市の大杉輝男様です。鉄道郵便車保存会の副会長をされており、以前に、鉄道郵便車の取材の際に車内の案内をしていただきました。
今回ものとルネに協力いただき大変感謝しております!
大杉様の美しい写真も是非ご覧くださいね!
のと鉄道はとても美しい桜を観ることができますよ。