のとルネアンバサダー、北山里江です。
今回は、七尾市を練習拠点とするプロバスケットボールチーム「金沢武士団」を取材させていただきました。
プロのバスケットボールチームの気迫のこもった練習を近くで見させていただき、パワーをもらってきましたよ。
Contents
金沢武士団について
金沢武士団の創設は、2015年です。
みなさんはすでにご存知かと思いますが、チーム名の読み方は「かなざわサムライズ」です。
チーム名が全て漢字で表記されているのは、リーグで初ということです。
ホームタウンは石川県金沢市、マザータウンは野々市市、練習の拠点は七尾市となっています。
練習の様子
石川県金沢市をホームタウンとして活躍する金沢武士団の主な練習場所は、七尾市の田鶴浜体育館です。
戦略などを確認しながら練習が行われているのでしょうか。気迫が感じられました。
練習の様子は、いつでも見学できるそうです。
以下、金沢武士団のホームページより一部抜粋。
「金沢武士団では、是非多くの皆様に日頃から選手たちをご覧頂きたく、練習を公開致します。予約などは必要ございません。是非、選手たちの練習風景、そして選手たちの暮らしている町を楽しんでください。引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。」
見学に関しては、注意事項もあるようですので金沢武士団のホームページをご確認ください。また、練習日程については、金沢武士団のインスタグラムでも公開しているとのことですので、チェックしてください。
選手へのインタビュー
試合が近い緊迫した練習のあとですが、選手の皆さんはとても快くインタビューに応じてくださいました。
【質問内容】
①七尾市の印象を教えてください。
②バスケットボール(スポーツ)をする子どもに向けて一言お願いします。
山本 郁也選手
急なお知らせですが、10月8日の試合を最後に引退されることとなりました。最後に皆さん応援しましょう。
①七尾市の良いところは、自然が豊かで空気が美味しいこと。地域の方々が親しみやすく、優しくて、野菜などを提供してくれるので、人の温かさを感じられる点です。
②プロになるためには苦労しました。子どもの頃からエースだったわけではありませんでしたが、常に上手な人が周囲にいても諦めずに努力してきました。自分が納得できるまで諦めずに頑張れば、後悔しないと思います。みんな頑張ってください。
東野 恒紀選手
①人々が親しみやすく、住み心地の良い素敵な町です。
②石川県はスポーツが盛り上がっており、みんなが全力で取り組んでいる熱気が伝わってきます。田鶴浜体育館で練習している子どもたちの姿勢からも、その一生懸命さが伝わってきます。引き続き頑張ってください。応援しています。
イホール・ボヤルキム選手
①車で買い物を楽しんでいます。金沢も近いので、住みやすい環境です。
②パソコンや携帯電話ではなく、本を読むことで頭が良くなると思うし、また、視野も広がると思います。狭い環境ではなく視野を広めることで新しいことにチャレンジしていくことも大切だと思います。
田中 翔大選手
①自然が豊かで食べ物が美味しいです。一番の印象は人々の温かさです。
②プロチームが近くにあるというのは非常に貴重な経験だと考えます。さまざまな交流もありますので、この経験を活かして将来プロの選手になってほしいと思います。
田中 志門選手
①選手たちはみんな、七尾市に住んでいます。地域の方々が温かく声をかけてくれたり、支援してくださっていて、とても住みやすい町だと思います。
②小学校の頃からスポーツをすることは非常に重要だと考えます。これからはしっかりと夢を持ち、「将来の自分がどうなりたいか」という目標を明確にして、練習に励んでください。お互いに頑張りましょう。
パク セジン選手
①とても美しい町で、自然が豊かです。僕は自然が大好きなので、とても嬉しいです。
②自分たちの練習の傍らで子どものチームが練習している姿を見ていますが、子どもの頃から良い環境で練習できている印象です。良い環境は上達にも影響すると感じます。幼少期から基礎をしっかり積んでいけば、スポーツを通じて人間力も向上すると信じています。スポーツを楽しむことで成長できると思います。
李 洸勝(リ グァンスン)選手
①七尾市に住んで1年ほど経ちますが、アスリートにとって食事は非常に重要だと感じます。特に、美味しい魚などが豊富なのが素晴らしい点です。また、この街の人々はとても温かく、さまざまな面でサポートしてくれることが魅力的です。
②いつも体育館の横でバスケットをしている子供たちを見ています。まずはスポーツを楽しんで取り組むことを心がけてもらえたらいいなと思います。
市村 歩選手
①七尾市は非常に静かな町で、気候なども自分に合っているので、とても気に入っています。
②地元は隣の福井県と近いので、今年は福井で試合もあります。ぜひ、石川の試合会場にも足を運んで応援してください。
久保 拓斗選手
①七尾市出身なので、地元でチームも自分も受け入れてもらい練習できることはとても嬉しいです。
②地元の子どもたちと切磋琢磨しながら成長していきたいと考えています。
金久保 翔選手
①七尾市は山も海もあり、自然が豊かな場所です。埼玉県出身で海のない土地で育ちましたので、ここに来て海があることがとても嬉しいです。オフの日は釣りをして楽しんでいます。
②会場に足を運んでいただいて、試合を見ていただければ、バスケットボールの魅力などが何かしら伝わると思います。是非、見に来て応援してください。
*上記選手以外に外国の選手も新たに加わっています。
黒島監督、コーチ、マネージャーにチームについて聞いてみました
黒島 秀介 監督
若手選手が多く、たくさんの声援が選手たちのパワーアップに繋がっています。地元の石川県の試合会場に足を運んで、ぜひ応援してください。皆さんの力強い声援が選手たちの成長にとって重要な要素です。彼らの力強いプレーは、皆さんの熱心な応援で更に輝きを増します。ぜひ一緒に、選手たちの成長とチームの勝利を応援しましょう!
伊藤 治矢 アソシエイトコーチ
若手選手が多いチームで、七尾市の風土と相性が良く、サムライズのチームのムードにぴったりです。休みの日には、自然を満喫するために釣りに出かける選手もいます。七尾市のアットホームな環境が素晴らしいです。チームは国際色豊かです。
伊東 千春 マネージャー
誠実で素直、一生懸命に前向きに努力するチームです。試合に負けても、くじけることなく次に向かって進んでいます。
田鶴浜体育館の方のお話
Q.七尾市が練習の拠点になったキッカケを教えてください。
七尾市の田鶴浜スポーツクラブが発足してから20年が経ち、原点回帰の意識で変革を考えていました。この考えが、金沢武士団と思いが合致しました。七尾市の体育館は半日使用されない日が多く、金沢武士団が練習拠点として利用するには最適な場所として使って頂ければと考えました。このような理由から、七尾市の体育館が練習の拠点となることになりました。
また、Bリーグの目的の中には、「バスケで日本を元気にする」という考え方があるそうで、金沢武士団も同じ志で頑張っているとのことです。田鶴浜体育館の事務局も、バスケットボールのプロチームを通して、七尾市が元気になり、さらには石川県全体が元気になって欲しいという想いを抱いて、金沢武士団を熱心に応援しているそうです。
今回の取材を通しての感想
金沢武士団のホームページを拝見すると、その中に以下の3つのミッションが書かれていました。
「スポーツの力で地方創生!」
「スポーツの力で元気で活力のある街に変革する事」
そして、アリーナスポーツの最大の特徴である一体感、異空間から生まれる「夢」「感動」「熱狂」「興奮」を提供し続ける事
今回の取材で、選手、スタッフ、地域の方のそれぞれのお話をお聞きして、上記の3つのミッションを大きな柱として金沢武士団は活動されているということが伝わってきました。
選手が日頃より多くの子どもたちと交流する姿、地域の行事に参加する姿をニュースなどで見ると、しっかりとミッションを実行されていることがよくわかります。取材中にも数人の子どもが練習風景を見学に来ていましたが、選手たちを見る目はとても輝いていました。しっかりと子どもたちの「憧れ」になっていると感じました。
ちょうど地域の方の差し入れもあり、美味しそうに食べている選手の姿は、とても微笑ましかったです。
選手たちは、地域の方々から元気をもらっていると話してくれましたが、選手たちが地域の行事に参加して、たくさんの方々と交流を深めることで、地域活性化となり、そこに住む全ての人を笑顔にしているのだと感じました。
みなさん、一緒に金沢武士団の試合会場で声援を送りましょう!!
開幕戦は、10月7日(土)、8日(日) 七尾総合市民体育館
いよいよ2023年10月からB3リーグ2023-24の開幕戦が始まります。
開幕戦の日程
【ゲーム1】 10月7日(土) 15:00~
【ゲーム2】 10月8日(日) 12:00~
【対戦相手】 鹿児島レブナイズ
【会場】 七尾総合市民体育館(石川県七尾市小島町西部4番地)※内履きが必要です。
会場では、試合の他に盛りだくさんの楽しいことがあります。チアリーダーのパフォーマンスや飲食ブースでのグルメ、サムライズのグッズ販売、イベント広場などです。
エキシビションの間には、コートの脇で、のとルネ主催、ななおごいた部の皆さんのご協力で、ボードゲーム大会も開催されます。詳しくはこちらからご確認ください。
【金沢武士団(北陸スポーツ振興協会株式会社)詳細】
金沢本社 〒920-0364 石川県金沢市松島2丁目191
七尾事業所 〒929-2121 石川県七尾市田鶴浜町ぬ69-4
代表取締役社長 中野 秀光
お問合せ先 TEL:0767-58-6298 FAX:0767-58-6299
※スタッフが外出している場合がありますので、お問合せはメールまたは金沢武士団ホームページのお問合せフォームよりお願いいたします。Mail:info@samuraiz.jp