能登町産ブルーベリーでジャムを作る小さな工房「のとのファクトリー」【能登町】

のとルネアンバサダー、グルメ担当とっちです。

柳田植物公園のお隣にある「のとのファクトリー」マルシェ&カフェをご紹介します。

 

能登町産ブルーベリー100%を使ったジャムを作る工房

柳田植物公園の正面に向かって左折した場所にこの看板がある木造の可愛い建物です。

一人の農家さんの転作から始まったブルーベリー栽培

ブルーベリー栽培のはじまりについて。

1983年、一人の農家さんが稲作から転作し、能登町(旧柳田村)でブルーベリーを初めて植えたのが始まりでした。農薬を使わずに栽培されているのが特徴です。

この能登町産のブルーベリーを使って平成8年に、ブルーベリーワインとジャムの製造をメインとした工房を始まりました。(現在は、ワインの製造はしていません。)

最初に作ったブルーベリージャムは、能登町(旧柳田村)産のブルーベリーだけでは足りないのでアメリカ産のブルーベリーとブレンドして作られていました。

今では、能登町産だけで作れるようになりましたが、ブレンドしたものと能登町産だけのものと2種類を製造しています。

・能登ブルーベリージャム(180g 680円税込)

能登町産100%のブルーベリージャムは、甘みと酸味のバランスがとてもよく、口の中に入れた瞬間はやさしい甘み広がり、そのあとにスッキリとした酸味を感じることができます。

ここ能登町産ブルーベリーは、『世界農業遺産 未来につなげる「能登」の一品』に認定されています。

能登町で栽培されているブルーベリーは農薬を使わずに育つ完熟ブルーベリーです。収穫は、丁寧に手摘みされています。

品種は、ハイブッシュブルーベリーとラビットアイの2種類があります。

ハイブッシュは、粒が大きく(100円玉くらい)皮が柔らかいのが特徴です。

ラビットアイは、粒が小さく少し皮が堅いのが特徴で加工品に向いているそうです。

のとのファクトリーで製造しているジャムはこの2種類を使っているそうです。

能登の素材を使ったジャム

他にも、能登の素材を使って作られたジャムがあります。

・能登いちごジャム(180g 680円税込)

いちごは、能登町赤崎地区で太陽と海風を受け育つ「赤崎いちご」で、店頭に並ぶことが少ない希少な露地栽培の品種だそうです。

・能登いちじくジャム(140g 691円税込)

能登最高峰の宝達山のふもとで潮風にゆれて育つ、不老長寿の果物イチジクです。

・能登りんごジャム(140g 691円税込)

奥能登(珠洲)の厳しい冬の風雪が育てる真っ赤なリンゴで、力強い風味で蜜がたっぷりです。

パッケージがかわいい瓶

いろんな味のジャムが欲しくなっちゃいますね。
そして味だけでなく、このかわいいパッケージの瓶!各種並べたらもっとかわいいですね!

素材を楽しむデザート

ジャムのほかにも素材を楽しんでいただけるように工夫されたデザートのご紹介です

《冷果シリーズ》

・フローズンヨーグルト (100ml 300円税別)

ブルーベリー、いちご、いちじくの3種類の味を楽しめます。

地乳と新鮮な果物を使用し、奥能登生まれの植物性乳酸菌ANP7-1は、生きたままお腹に届きます。

・アイスミルク (100ml 300円税別)

ブルーベリー、いちご、いちじく、自然薯、能登自慢の4種類の味を楽しめます。

地乳のコクと素材力が生きた、贅沢なアイスです。

「こんかいわし」の加工食品!

能登の発酵食文化を活かした商品のご紹介です。

能登では古くから伝わる製法でいわしを糠漬け(地元では、「こんかいわし」と呼ばれています)にした深い旨味の伝統発酵食品です。

それを、次世代に伝えたいという思いから時代にあった新しい創意工夫をして考えられた加工食品です。

・金香(こんか)いわしのオイルソース (100g 1000円税別)

熟成した金香いわしはアンチョビに似ており、オリーブ油や香草と好相性。

コク深い塩味と香ばしい焼き糠のうまみが食材に馴染みます。ピンクペッパーの華やぐ色と刺激がアクセントになっています。

・金香いわしの炙り荒ほぐし (100g 700円税別)

樽の中で発酵し熟成された濃い旨みのいわしを、香ばしく焼いてほぐして瓶詰めした手間いらずの常備菜。

「ほっと」懐かしい日本の味です。炊き立てのご飯や、酒の肴にもなります。

この商品を使ったレシピのご紹介もありました。

-notonoファクトリーパンプレットから抜粋-

マルシェの奥には一息つけるカフェ

のとのファクトリーの玄関を入ってすぐに、ジャムなど販売コーナーになっており、その左奥に木のぬくもりを感じることができるカフェがあります。

柳田植物公園を散策した後に一息つくのに良い場所だと思います。

《メニューのご紹介》

・ホットコーヒー  350円(能登海洋深層水使用)

・カフェラテ(ホットorアイス) 380円

・アイスコーヒー 400円

・スムージー  各450円

★ブルーベリー ★いちご ★いちじく&りんご&セロリ

・ブルーベリーサイダー  400円

・オレンジジュース  400円

・ソフトクリーム(コーンorカップ) 400円

★ブルーベリーソース ★いちごジャム ★いちじくソース(ソースが選べます)

・ブラウニーケーキ 350円

・焼きサンド 610円

★クリームチーズブルーベリー&りんごバター

・ナポリタン or 醤油きのこパスタ (スープ付き) 600円

・金香いわしdeピザ 23cm(2~3人前) 1,980円

★テイクアウトできるメニューもあります!

私が伺った日は、金香いわしのピザをいただきました。

焼き糠の香ばしさと塩味がやさしいチーズとよく合い、とても美味しかったです。

ブルーベリー狩りも楽しめます

ブルーベリー園を併設しているので、シーズンにはブルーベリー狩りを楽しむことができます。

・開園期間予定:6月下旬~7月下旬

(気象や生育状況により閉園していることもありますので事前に必ずお問い合わせください。)

・開園時間:9:00~16:00

・入園料(お土産付き): 中学生以上1000円、小学生500円、園児乳幼児無料

今度は、ブルーベリー狩りを楽しめるシーズンに伺ってたわわに実るブルーベリーの木を見てみたいと思いました。

能登では、たくさんの食材がありますが、春はイチゴ(赤崎いちご)、夏はブルーベリー(柳田)、秋はキノコ、冬はブリ、というキャッチフレーズで能登を紹介しているそうです。

どの季節にも伺ってみたいのとのファクトリーさんです。

【のとのファクトリー 詳細情報】

社 名 : 株式会社能登町ふれあい公社 のとのファクトリー

住 所 : 鳳珠郡能登町字上町イ部46-6

電 話 : 0768-76-8100

営業時間: 9:00~17:00

定休日 : 水曜日

駐車場 : あり


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