
のとルネアンバサダー、観光担当のっちです。
サーフィンができる海岸で有名な柴垣海岸。
海岸の真ん中に飛び出るようにしてある島があります。
その島は「長手島」といい、白うさぎの伝説がのこされているんですよ。
柴垣海岸の真ん中にある長手島
地図で見ると、ひょこっと飛び出ているのがわかります。
柴垣海岸を南西向きと北西向きに分けている長手島。
柴垣海岸については以下の記事をご覧くださいね。
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柴垣海岸は、ドライブウェイというわけではありませんが、砂浜を車で進むことができます。
天候と海の状況にもよりますが、長手島の手前まで、車で行くことができますよ。
歩く人に十分注意して走行してくださいね。
右手に波打ち際があるのに、正面にも海が見えます。そういった変わった地形の砂浜です。
長手島の手前まで来ました。
この先は車両侵入禁止ですので、ここに車を停めて長手島に入ってみようと思います。
まっすぐ進むと御堂があるようです。
遊歩道に「白うさぎ」?!
お宮へ続く道の手前、左手に白うさぎの像が見えました。
能登の白うさぎ
この地に残る伝説です。
能登の白うさぎ
むかしむかしそのむかし、出雲の国から能登の日本海を気多の海とよんでいました。
大国主命が国土開発のため能登へおいでになったり、また海流の影響で出雲との文化の交流が盛んでありました。
ある時能登の白うさぎが長手島の妙成岩より滝崎までサメをだましてとびわたったため、体の毛をむしりとられ赤裸になり苦しんでいました。
大国主命の“滝崎にある「がまのほ」を用いればよい”との教えで一命をとりとめました。
今でも滝崎と邑知潟に「がまのほが」たくさん生えております。
羽咋市観光協会
(現地にある案内板より)
「古事記」に出てくる「因幡の白うさぎ」とよくにた伝説ですね。
こんな伝説がこの地にあるとは、ここに来てみるまで全く知りませんでした。
訪れた2023年1月のこの日。
干支はちょうど「うさぎ」です。なんだか干支にちなんで出会えたようで嬉しくなりました。
白うさぎの像の向こうには遊歩道が続いており、海際に出ました。
長手島の周りは岩場となっていました。
こちらからの景色もまた絶景です。
長手島「七面堂」
さて、御堂のある方へ戻って、進んでみます。
古い、門をくぐり御堂の前へ行きます。
「七面堂」。江戸中期に建立されたとされ、地元の漁師さんたちのの守り神となっている「七面大明神」が祀られています。
長手島のすぐ横は小さな漁港となっており、漁船が停泊していましたよ。
1周できる長手島
長手島は1周約1kmです。
ぐるっと周回できますので、景色を楽しみながら散歩をすることができます。
表示が可愛いトイレあり
柴垣海岸はマリンスポーツの盛んな場所で、長手島はその真ん中にあります。
ですので、トイレの設置には最適な場所。
長手島にはちゃんとトイレがありましたよ。
そのトイレの表示が・・・男の子も女の子もマリンスポーツをしています!
どこかレトロな絵柄が可愛い!
少し珍しい地形の海岸と長手島。
散策には最適な場所です。是非、散策してみてください。景色の良さにきっと思い出の場所になると思います。
【長手島 詳細】
羽咋市柴垣町