のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
和倉温泉街中心にある弁天崎公園は、見て楽しむ・学べる・体験できる公園ですよ♪
Contents
和倉弁天神社がある弁天崎源泉公園
和倉温泉には昔、弁天島という離れ小島が存在しました。
和倉温泉が委と弁天島には「弁天橋」がかけられていました。
弁天島が陸続きとなり、弁天岬と呼ばれたのちに「弁天崎」になったという歴史があります。
弁天崎源泉公園は、弁天橋のすぐそばにあり、そこには「七福神福々めぐり」コースのひとつともなっています。
弁天崎源泉公園には、和倉弁天神社があります。
和倉弁天神社には、弁財天様がいらっしゃいますよ。
朱いお社が目を惹きます。
弁天崎公園についての案内板があり、温泉の由来が書かれていました。
【弁天崎源泉公園】
和倉温泉には、亀岩にまつわる温泉地らしい伝説があります。
掲示されている昔の写真の中ある木立の中に亀岩があり、その近くまで海が迫っていました。
ある日、ある夫婦が亀岩のそばからブクブクと泡だっているのを発見しました。亀岩はお化けガメと呼ばれ、
亀岩の近くの海に落ちると身体が浮かばないと村人だちから恐れられていたため、泡はお化けガメの呼吸ではないかと噂されました。
しかしある時、夫婦が一羽の白鷺が傷ついた足を海に入れ、その後元気に飛んでいったのを不思議に思って、
海に手を入れ、お湯が沸いていることを発見したと伝えられています。
水琴窟(すいきんくつ)の音
弁天崎源泉公園は、決して大きな公園ではありませんが、貴重な見所がいくつもあるとても面白い公園なのです。
まずは、水琴窟(すいきんくつ)で不思議な音を聞くことができます。
「水琴窟は、地下に逆さに埋めた瓶の底にあけた小さな穴から、水滴を落下させそこに溜まった水に水滴が落ちる音が瓶の内部に反響し、琴のような音を発生させる仕掛けであり、江戸時代中期に考案されたと伝わっています。」
とあります。
実際にこの場に立ち、耳を傾けてみました。
コロン、コロン、というような琴をはじくような水音がしました!
和倉温泉の手湯
弁天崎公園にある東屋には変わった噴水のような?ものが設置されています。
実はこちら、手浴場です。
足湯ができる場所、は各地にありますが、手湯ができる場所は珍しいかと思います。
観光に来て、女性は履物を脱いで足湯をすることに手間を感じる方もいらっしゃるかと思います。
でも手湯ですと、手軽にすることができますね。
椅子に座って、手をつけてみます。
熱過ぎず、ぬる過ぎず、ちょうど良い湯加減です。
あたたかくて気持ちいい!
少し肌寒い日には、最高の癒しとなりますね!
中心からは源泉がかけ流しとなっています。
手を拭くタオルはお忘れなくご持参下さいね。
温まる♪あったかベンチ
源泉公園ならではでしょうか、こちらは「あったかベンチ」と名付けられています。
座ってみると。。。温かい!お尻からほんのり温まります。
冷え性の女性の方には、とても嬉しいベンチです。
観光客のかたも、二人で来て腰掛け、あまりの心地よさになかなか立ち上がれないとおっしゃっていました。
気持ちがよくわかります!
亀そっくり!伝説の「亀岩」
和倉温泉源泉発見のきっかけとも言える「亀岩」は、その名前のとおり、亀にそっくりです。
近寄ってみて下さいね。
伝説のように呼吸をしているかのようなちょっと雰囲気のある岩ですよ。
有名な歌人の句碑が並ぶ弁天崎源泉公園
弁天崎源泉公園には、所せましといった風に句碑があります。
佐佐木信綱、能村登四郎、高浜虚子など、有名な歌人の句碑が並んでいます。
ひとつひとつ、ゆっくりと詠んでみて下さいね。
和倉温泉は飲める源泉
和倉温泉源泉は、飲める温泉として品質が記されています。
源泉はお湯の温度が90度以上ととても高温ですが、こちらでは65度に調整してあります。
それでも高温であることには違いありませんので、触れる際にはお気をつけて下さいね。
温泉引用の禁忌と適応症も記されています。
・飲用の禁忌
腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの
・飲用の適応
慢性消化器病、慢性便秘、吸入療法(うがい等)
飲用される場合は感染対策をし、注意事項などを良く読んだうえで行うことをオススメいたします。
和倉温泉街の中心に位置する弁天崎源泉公園は、見て、体感して楽しめる見どころ満載の公園です。
和倉温泉にお越しの際は是非立ち寄ってみて下さいね。
【弁天崎源泉公園】
アクセス 和倉温泉駅より車で5分 加賀屋さんすぐ横
住所 石川県七尾市和倉町