隠れた桜の名所、日本海を見下ろす絶景「竜ヶ埼(たつがさき)灯台」【輪島市】

のとルネスペシャルアンバサダーの山崎至です。

先日映画のロケで訪れた輪島市の「竜ヶ埼灯台」からの景色が素晴らしかったのでご紹介します。

※2022年5月、のとルネアンバサダーのっちが再訪したのでレポートを追加しました。記事後方までごらんくださいませ♪

朝ドラ「まれ」の出演者も宿泊した輪島温泉八汐

今回の映画の舞台にもなった輪島温泉八汐さんには、輪島を舞台にした朝ドラの出演者さんたちも長期間宿泊していたそうで、

写真やサインなどがたくさん飾られていました。

初めて伺いましたが、目の前の袖ヶ浜海水浴場や、まわりの景色がすばらしく、夕映えの宿と言われる理由がよくわかりました。

ロビーで景色を眺めながらお茶を頂き、ゆっくり休憩させていただきました。

徒歩10分、車で2分。最後は長くはないけど急な坂道。

輪島温泉八汐から袖ヶ浜に向かって右手の山を登り、10分くらいのところにあるのが「竜ヶ埼灯台」です。

車で行けば2分くらい進んだところに駐車場がありますので、ここで降りて、後はきつめの坂を数分上れば到着します。

ただ、周りには草が茂っていて、かき分けていくくらいのイメージですので、虫よけスプレーは必需品です。

自然大好きの方にとっては、いろいろな植物が楽しめたり、蝶々やとんぼなど、いろいろな虫がでてきたりするので、楽しいかもしれません。

この日は、同行の方が、道のわきにたくさん自生しているシソの葉を見つけて、「スーパーで買ったら結構高いよね」なんて言ってらっしゃいました。

写真からはわかりにくいですが、この坂の勾配が結構きつので、滑りにくい靴が安心だと思います。

1965年のクリスマスに初点灯

登りきると目の前が灯台です。

輪島市の市街地から北西に当たる天神山のこの地に建てられ、昭和40年(1965年)12月25日に初点灯したそうです。

輪島港から遠くは七ツ島が一望でき、輪島沖を航行する船舶や港に出入りする船舶などの道しるべとして貴重な役目を果たしている、無人方式の灯台です。

水平線まで続く日本海を一望

この草の伸び放題具合からすると、あまり観光客でにぎわうような場所ではなさそうですが、

だからこそ、水平線まで続く日本海の眺めを独り占め感覚で堪能できるかもしれません。

遠くに見える島のようなものを、きっとあれが七ツ島と思って眺めていましたが、正解かどうかはわかりません。

(記事後方に2022年5月の様子を付け足しました。その日には七ツ島が見えましたので、記事後方をご覧くださいね。)

知る人ぞ知る桜の名所

地元輪島では、竜ヶ埼灯台は知る人ぞ知る桜の名所だそうです。

桜の時期になれば、灯台へ上る斜面を覆いつくす美しい桜が見られるそうです。

ぜひ、その時期にまた訪れてみたいと思います。

珠洲の禄剛崎と比べると、こちらは坂道はあるといっても短くてはるかに登りやすいので、輪島観光の際にはぜひ寄ってみられてはいかがでしょうか?

2022年5月 竜ケ埼灯台からの景色

のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!

5月の新緑の綺麗な頃、輪島市の竜ケ埼灯台に行ってきました。

空気の澄んだ、とても良い天気の日でしたので、輪島沖の七ツ島が見えましたよ!

七ツ島(ななつじま)は、7つの無人島です。能登半島国定公園に含まれます。

この七ツ島が見ることができると幸運だと巷では言われていて、七ツ島のうちいくつ見えたか、が話題にのぼります。

輪島沖に浮かぶ七ツ島

この日、竜ケ埼灯台から見た輪島沖です。輪島市街から20Kmとされている場所に位置する七ツ島。

そのうち6つが見えたんですよ♪写真では5つに見えるかもしれませんが、実際には小さくもう一つ島が見えました。

残りのもう一つの島は、こちらかの角度では島同士が重なって見えるそうで、7つ見えることはなさそうです。

さて、この日の竜ケ埼灯台です。

以前に山崎至が訪れた時から見ると、お化粧直ししたようですね。

ツートンカラーだったのが、真っ白に塗りなおされていました。

昭和40年12月 初点のプレートはそのままでしたよ。

竜ケ埼灯台からは、灯台下にある鴨ケ浦塩水プールが見えましたよ。

竜ケ灯台横にある方角石

竜ケ埼灯台から横に続く道があったのですすみました。

その場に立つと、その先の地がわかるプレートがありました。

細く、やや草が茂ってはいましたが、方角石のある場所へ向かうことができました。

こちらの方角石は輪島市文化財となっています。

「享和四年春」の陰刻が鮮明であると案内看板に説明がありました。

こちらの写真がそうなのでしょうか?享和四年といったら、西暦でいうと1804年です。

200年以上前のものが、こんなに綺麗なのでしょうか?もしかしたらこの下の石がそうなのかな?と思ったのですが、

触ることも恐れ多いので、しげしげと見るだけにしました。

方角石の向こうは藪になっていましたが、少し回り込むと海が垣間見えました。

昔はここから港を一望できたのでしょうね。

北前船の船乗りたちはここで風向・風速・雲形・波形などを観測し、翌日の出港を予測したそうですよ。

竜ケ埼灯台へ上る階段は途中で二手に分かれていますが、灯台と方角石の場所は細い道ながらも横でつながっていました。

途中でこんなヤブヘビイチゴも見つけましたよ。

全くの余談なのですが、階段途中に猫がいるのがわかりますか?

写真でいうと下から8段目に座っていますよ。

まるで出迎えていてくれているようなポーズで鎮座していました。なんだか嬉しくなりました。

【 竜ヶ埼灯台】

住所  〒928-0071 石川県輪島市輪島崎町

駐車場 無料

料金  無料(外部見学のみ可)

駐車場 20~30台程度

灯質  単閃白光、15秒に1閃光

 


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