のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
輪島市にはおすすめの観光地がたくさんありますが、鴨ヶ浦散歩道と鴨ヶ浦塩水プールは特にオススメです!
ちょっと変わった場所にあり、深い由来を持つ「鴨ヶ浦(かもがうら)塩水プール」。
登録有形文化財にも指定されており、その素敵な景観と珍しいプールは、輪島に来たなら是非行ってみてほしい場所です!
Contents
輪島港近くの「鴨ヶ浦(かもがうら)」
輪島港から車で3分、歩いてだと15分程度にある「鴨ヶ浦」(かもがうら)。
「鴨ヶ浦」には、鴨ヶ浦散歩道と、鴨ヶ浦塩水プールという輪島市の名所がありますよ。
鴨ヶ浦から上を見上げると、竜ケ埼灯台が見えます。
自然の岩礁でできた鴨ヶ浦散歩道
この鴨ヶ浦一帯は、波の浸食でできた岩礁が広がっています。
その白い岩礁がところどころ整備されて、「鴨ヶ浦散歩道」となっています。
↑↑↑鴨ヶ浦を見下ろすように立っている竜ケ埼灯台から見下ろした鴨ケ浦です。
ちなみに水平線近くに七ツ島の一部が見えます。
(七ツ島とは、輪島沖に浮かぶ七つの島。見えるとラッキーだとされていますよ♪)
歩きやすくするために所々整備されている場所が見られます。
岩礁に囲まれている海水は穏やかで、透明度もすごくあります。
白い岩礁が美しいですね。奇岩もあり、岩を見ながら、海を見ながら、散歩には絶好の場所です。
架かっている橋は「汐見橋(しおみばし)」といいますよ。
ここを渡ると「鴨ヶ浦塩水プール」があります。
海のプール?「鴨ヶ浦塩水プール」
汐見橋を進むと、こんな場所にプールがあるんですよ。なんとそれは、海のプールなのです。
岩礁を縦25メートル、横13メートルに掘られ、水は海水です。
プールらしく、ちゃんとコースナンバーもふられています。
コースは6コースありました。
こんなに素敵なプールってありますか?!
◆輪島市による説明書きより。
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輪島市には昭和前期まで学校にプールがなく、児童らは海で水泳の練習を行っていました。そこで地元の水泳協会が中心となり寄付を集め、水泳技術の向上を目的として、昭和10年(1935)頃から岩礁を切り下げた屋外プールの整備が進められました。
昭和24年(1949)頃までに、縦25m、横13mの原型ができたといわれ、昭和30年代にはコンクートによるプールサイドも整備されました。
南北に設けた取排水口から、海水が自然に流出入する仕組みとなっており、自然の岩礁を活かした天然の塩水(海水)プールとしても、全国的に珍しく貴重なスポーツ施設です。
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と、ありました。
元々は漁師のいけすとして使用されていた岩場だったそうです。それを利用して作られたのですね。
昔の人々の、子供の教育に対する思いがこもったプールなのですね。
海水が自由に行き来するプール
「鴨ヶ浦塩水プール」は、プールに設置されている取排水口から、海の水が自然に出たり入ったりする仕組みになっています。
その為、自然の海水を使ったプールということですね。
足場は藻があり、海の色をしています。思ったよりもなだらかで穏やかなプールです。
周りの景色と溶け込んで、なおさら美しい景色となっています。
すぐ
そばの岩場の海水も、この透明度!
フグらしき魚が泳いでいったのが見えました♪
登録有形文化財(建造物)に登録されている「鴨ヶ浦塩水プール」
この「鴨ヶ浦塩水プール」は、登録有形文化財(建造物)に登録されています。
鴨ヶ浦は海沿いというか、海の本当の際を散歩できる素敵な場所です。歩くだけでも楽しい場所です。
平坦で歩きやすい岩が並んでおり、靴を濡らすことなく進むことができます。
しかし、足元はスニーカーなど弾力性のあるシューズがおすすめですね。
鴨ケ浦散歩道の先端で、海の景色を独り占めできますよ。
子供ならず大人でも登ってみたくなる階段。わくわくしませんか?
鴨ヶ浦散歩道の終点は車道につながり、すぐに木ノ葉トンネルがありました。
短いトンネルなのでせっかくなので歩いてみましたよ。
輪島市に来たなら「輪島朝市」だけでなく、こちらにも是非足を運んでみてくださいね。
感動すること間違いなしです!
【「鴨ヶ浦散歩道」「鴨ヶ浦塩水プール」(かもがうらえんすいプール)詳細】
住所:石川県輪島市輪島崎町
アクセス:「輪島駅前」下車→のらんけバス乗車「鴨ケ浦」下車
駐車場、トイレ、自販機あり