のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
和倉温泉街の片隅にある神社には、知る人ぞ知る素敵な夫婦御神木があるんですよ!
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「七福神福々めぐり」ポイントのひとつ
和倉温泉を散策するなら「七福神福々めぐり」。そのコースのポイントのひとつとなっている神社です。
路地裏にある少比古那神社です。
ちゃんと七福神がいらっしゃいましたよ。こちらは毘沙門天ですね。
神の恩恵とされた和倉温泉・湯の神を祀る
案内板の説明によると、
「その始めはつまびらかではないが、社伝では当初湯涌谷に温泉が湧き出したのは神の恵みだとして、その祠を建て祀ったが、永承3年、地震で湯元が変わったので現在地に移転し元来湯の薬師堂であったのを明治28年11月現在の少比古那神社の社名にした。
能登名跡志によると湯つぼの音請する際、後の山の薬師堂の尊像を横にすると温泉の自噴が止み、作業が出来、修理が終わり尊像を起こすと自噴するという霊験物語がある。」
とあります。ここ和倉に温泉が湧き出でたことを神の恩恵とし、湯の神を祀ったのですね。
「夫婦神木」を拝んで夫婦円満に!
「七福神福々めぐり」を機会に初めて訪れた少比古那神社。
なんと、そこには迫力ある御神木がありました。
その名も「夫婦神木」です。
案内板によりますと、
「夫婦神木
古来和倉の温泉は、薬師嶽の西・円山の谷に涌き出しその後地殻の変動により海の沖合60mの海中に涌き口が移動したと伝えられる。
大同年間(806~810年)に、湯の谷に薬師堂を建て湯の神を祀ったが、その後現在の土地に移り、明治28年少比古那神社と社名を改称し湯の神を祀り町の氏神として敬神されている。この御神木のケヤキはそれ以前よりこの土地にあり樹齢500年以上と推定されるが、檜とケヤキが仲睦まじくよりそい育つ姿はまさに夫婦御神木なり。
富める日も 富めない日も
健康な日も 痛める日も
嬉しい日も 悲しい日も
共にいきる御神木を、拝む事により無病息災・家内安全・夫婦円満・一生成就することができる。
2000年の記念すべき元旦に夫婦御神木と命名する。」
とありました。そんな立派な神木があったとは、実際に訪れるまで知りませんでした!
ヒノキとケヤキが寄り添うように育っている夫婦神木
おわかりいただけますでしょうか?
ケヤキの木とヒノキの木が寄り添うように立っており、まるで一本の木のように見えます!
その姿は仲睦まじく見え、まさしく「夫婦」です。
家内安全・夫婦円満を拝みに♪
この夫婦神木を拝む事で、無病息災・家内安全・夫婦円満・一生成就が叶うと言われています。
確かに、この迫力ある夫婦神木を前に拝むと、叶いそうな気がします!
和倉温泉の湯に感謝し、実際に足を運んで、この夫婦神木を拝んでみませんか?
【少比古那神社 詳細】
場 所 七尾市和倉町ヨ47