のとルネアンバサダー、観光担当のっちです。
恋人の聖地と言われている能登町にある恋路海岸。
美しい景観と、悲恋伝説がある海岸です。
有名な「軍艦島」こと「見附島」のすぐそばです。
恋路(こいじ)海岸とは
恋路海岸は、石川県能登町にある海岸で、沖には弁天島が浮かびます。
恋路海岸から見附島までの3.5キロの海岸線は、「えんむすビーチ」と呼ばれています。
夏には海水浴場が開設されます。(2023年の開設は7月15日~8月13日予定です)
恋路海岸は、青く澄んだ海水と白砂の浜をもつ美しい海岸で、内浦特有の穏やかな波を象徴する恋路海岸です。
恋路海岸の駐車場は2か所あります。奥能登に向かって手前の、銅像や観音様があるスペース。目の前は砂浜です。
少し進むと「恋路ロマンチックパーク」と記された場所があり、駐車できるようになっています。遊歩道がすぐそばにあります。
どちらの駐車場に停めても海岸線はつながっているので歩いて行き来できます。
恋路ロマンチックパーク側から見る弁天島。
こちらのパークには、恋人たちのためのモニュメントがありますよ。
鐘を鳴らすことができます。
七尾市を中心とした、能登が舞台の漫画「君は放課後インソムニア」と一緒に。
この二人をここに立たせてみたくて一緒に撮影してみました♪
悲恋伝説が残る「恋路海岸」と「弁天島」
恋路海岸は、この地に伝わる悲恋伝説が名前の由来だと言われています。
真っ赤に塗られた鳥居の後方に浮かぶ島が「弁天島(べんてんじま)」です。
昔々、深い恋仲になった若者が人目を忍んで逢っていたとされる場所なのだそうです。
恋路の悲恋伝説
かつて鍋乃と助三郎という愛し合う二人の若者がおり、鍋乃が焚く火を目印に弁天島で逢瀬を重ねていました。それを知った恋仇の源次が別の場所に火を焚き、何も疑わずその火に誘き寄せられた助三郎は、海の深みに身を取られ命を落としてしまいました。鍋乃はその悲しみから自ら海へと身を投じてしまったのです。その後、過ちを悔いた源次は、仏弟子となり二人の菩薩を弔いながら諸国を修行したそうです。時を経てこの地の観音堂に戻り、男女の仲をとり持つようになったことから、縁結びの観音堂といわれるようになりました。美しくも悲しい恋の物語によって、この地がいつしか「恋路」と呼ばれるようになったと伝えられています。(諸説あり)
この悲しい恋物語を伝える象や恋路菩薩も建てられています。
毎年7月の海の日の前日に、この悲恋伝説にちなんだ恋路の火祭が行われ、大松明が夜の海を赤く染めるそうですよ。
恋路海岸には仲睦まじい二人の銅像が飾られています。
このように、ずっとそばにいたかったでしょうね。
恋路海岸から見る見附島
恋路海岸と、観光名所である軍艦島こと見附島。
とても近い場所にあります。その間の距離は約3.5kmです。
恋路海岸から見附島がみえますよ。わかりますか?
恋路海岸がある場所は鳳珠郡能登町。
見附島がある場所は珠洲市。
すぐ近くにあるのですが、間に町の境目があるので住所が全く違います。
しかし、肉眼で見えるほど近くにある恋路海岸と見附島です。
その間の海岸線は「えんむすびーち」といって、可愛い名称がつけられていますよ。
見附島についてはこちらをご参照くださいね。↓↓↓
バイク乗りにも人気のツーリングコース
恋路海岸と弁天島を眺めながら見附島まで約3.5km。
風のようにバイクを走らせる。人気のツーリングコースですよ。
【恋路海岸】
住所:石川県鳳珠郡能登町恋路
駐車場:30台あり 無料