乗ってみた!七尾線観光列車「花嫁のれん」【金沢ー七尾】

のとルネ「アンバサダー、観光担当のっちです。

長閑な能登の風景に、際立つ深紅の電車が走ります。

紅と金色に彩られた豪華な列車は、観光列車「花嫁のれん」です。

 

観光列車 花嫁のれん

JR西日本の観光列車として、2015年に運行が開始された「花嫁のれん」。

その豪華な車両が風景の中を走っていると、誰もが目を惹きます。

花嫁のれんは、豪華絢爛のその外見だけではなく、中の内装、サービスも豪華絢爛なんですよ。

まずは利用方法などをご紹介します。

花嫁のれん いつでも乗れる?

いいえ。実は花嫁のれんは運行日が限られており

しかも全席指定となっています。

必ず、予約が必要ですのでご注意下さいね。

花嫁のれん 運行日は?

花嫁のれんは、毎日運行されているわけではありません。

運行は毎週金曜日、土曜日、日曜日、祝日です。

他、観光シーズンに運行される場合もあります。

1日2往復の便があります。

※ 2023年1月27日(金)~3月24日(金)は、車両検査のため運行されていません。

花嫁のれん 運行区間は?

花嫁のれんは、七尾線の観光列車であり、金沢駅~七尾駅の区間で運行されています。

(1日に1本のみ、七尾駅よりもう1駅進んだ和倉温泉駅まで運行されます。)

花嫁のれん 運行料金は?

※2023年2月時点

※花嫁のれんは全席指定席です。

花嫁のれん号の運賃は、乗車券+指定席特急券となります。

●乗車券:金沢~七尾片道 大人1230円

指定席特急券:金沢~七尾片道 大人1390円

ですので、足しますと、

花嫁のれん運賃:金沢~七尾片道 大人2620円

となっています。

終着駅(羽咋駅、七尾駅、和倉温泉駅)により運賃はかわります。

花嫁のれん 所要時間は?

金沢駅~七尾駅の所要時間は約1時間20分です。

花嫁のれん 予約は?

乗車日の1カ月前の10:00から、全国のJRの主な駅のみどりの窓口・主な旅行会社でお買い求めいただけます。
指定席の空席情報は、最寄りの駅でお尋ねください。

2023年4月1日以降ご利用分からお食事は全て「tabiwa by WESTER」からのお申込みとなります。

(公式ホームページより)

花嫁のれんについて

観光列車「花嫁のれん」、そのネーミングについてです。

「花嫁のれん」というのは、婚礼の日に花嫁がくぐる為だけの「のれん」です。

七尾市では「花よめのれん館」といって美しい花嫁のれんを展示した施設もあり、観光資源のひとつとなっています。

写真は、七尾市の花嫁のれん館で実際に体験できる花嫁のれんです。このようにして花嫁がのれんをくぐりますよ。

石川県を中心に北陸地方に現在も受け継がれている大切な文化風習の一つです。

その花嫁のれんをモチーフにされた観光列車「花嫁のれん」。

ロゴマークは石川県の伝統工芸のひとつ、加賀水引です。

よく見ると、本当だ、水引です!

花嫁のれんという幸せを願う思いにちなみ、乗客の幸せを願い名づけられた列車です。

花嫁のれんは2両編成となっています。すべて指定席です。

1号車は、日本庭園と飛び石をイメージしており、8つの個室となっています。

2号車は流水と輪島塗をイメージしています。

北陸の伝統文化が盛りだくさんの列車です。

花嫁のれん 豪華な外観

外観は、石川県を代表する工芸、「輪島塗」や「加賀友禅」をモチーフにして彩られています。豪華絢爛な外観で、朱の鮮やかさも、能登の里山に映えています。

花嫁のれん号は2両編成となっています。

半個室でゆっくりできる1号車

花嫁のれんの1号車は、半個室が8部屋あります。

すべてこのような半個室ですので、ご家族連れやグループでの旅行の際には仲良くくつろぐことができます。

こうした半個室、というだけで安心感もありますね。

8つの半個室全てに「桜梅の間」「撫子の間」などのお部屋名がついっているんですよ。

まるで旅館のようです!

よく見ると壁模様は友禅のオールドコレクションをあしらたもので、各お部屋ごとに違っているんですよ。

なんと凝った内装でしょう。

通路は美しい曲線のようで、圧迫感のない仕切りとなっています。

カウンター席がある2号車

こちらは2号車です。

対面のBOX席と窓に面したカウンター咳がありますよ。

車窓を眺めながらの旅は、最高です。

能登の里山の景色を存分に堪能することができます。

通路は流水をイメージしたものと説明がありました。

私は天井の照明も流水のようだなと思い感心しました!

2号車の中央には、能登の紹介映像が流れるモニターと、演台が設置されています。

不定期ですが、ボランティアガイドさんによるガイド案内もあります。

ガイドを聞きながらだとより一層充実した旅になること間違いなしです。

ボランティアガイドさんが登壇していたら、ラッキーですね!

花嫁のれん 記念乗車証

花嫁のれんでは、乗車の記念に、乗車切符を挟んでとっておける綺麗な台紙がいただけます。

記念スタンプを押印できますよ。押印は2号車でできます。

旅の思い出と一緒にぜひ保管してくださいね!

花嫁のれん アテンダント

花嫁のれんでは、おもてなしの心で接する和装のアテンダントさんが乗車しています。

快く撮影に応じて下さりありがとうございます!

商品の販売や、お席までのお食事の配膳、ご案内など、

お客様に良い旅をしていただくために、要望に応じ、動いてくださいます。

花嫁のれんでお食事を

花嫁のれんでは、予約時に注文しておくと和軽食を車内でいただくことができます。

こちらは、アテンダントがお席までお運びしますよ。

和軽食セット。こちらは3月31日までの提供のものです。(4月からメニューがかわりますよ。)

こちら金沢市にある、天保元年(1830年)創業の老舗料亭「大友楼」が手掛けたお料理です。

加賀郷土料理や旬の食材が使用されています。

彩鮮やかでとってもおいしそう!!

車窓からの能登の景色と美味しいお食事、贅沢な時間を過ごすことができます。

和軽食セットは事前予約が必要ですので、ご予約時にご確認下さいね。

「※2023年4月1日以降ご利用分より、お食事は全て「tabiwa by WESTER」からのお申込みとなります。」

と公式ホームページにありましたので、ご注意ください。

花嫁のれん 車内販売

花嫁のれん1号車2号車の間に、販売スペースがあります。

地酒やおつまみ、ちょっとしたおみやげ物も販売していましたよ。

地元作家による伝統工芸品の展示がありました。

アテンダントおすすめ。

電車の中で飲んでも良し、お土産にしても良しのおすすめです。

金沢駅での発着場所

JR金沢駅構内で、奥の方にある4番ホームが、花嫁のれん号の発着場所です。

遠くから見ても華やかで目立つ花嫁のれんです。

花嫁のれんをくぐって、乗車しますよ。

花嫁のれんを堪能し、是非、能登にいらしてくださいね。

七尾駅には可愛い花嫁のれん号がありましたよ。記念撮影にどうぞ!

 

【観光列車 花嫁のれん】

●七尾線観光列車

●金沢駅~七尾駅(1日1本のみ和倉温泉駅まで)運行

●定員52名

●全席指定席

●乗車券のほかに指定席特急券が必要です。(食事券別途)
※乗車日の1カ月前の10:00から、全国のJRの主な駅のみどりの窓口・主な旅行会社でお買い求めいただけます。
※指定席の空席情報は、最寄りの駅でお尋ねください。

●4お食事予約

2023年4月1日以降ご利用分から「tabiwa by WESTER」からのお申込みとなります。

ご利用の4日前までに申し込み必要です。


この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

pickup
おすすめの記事