のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
歴史上に数多の伝説を残している源義経。
謎が多い人物としても有名です。
義経の兄である鎌倉幕府初代将軍・源頼朝に謀反を疑われ、追われ落ちのびる途中に能登にも伝説を残しています。
その伝説のひとつに、「義経の舟隠し」があります。
源義経の能登の伝説
文治2年(1185年)、義経は対立していた兄・源瀬朝の厳しい追手から逃れ、奥州へ下る途中、海難を避けるため48隻もの舟を隠したと伝えられている入り江の岩場です。
細長い入り江で、沖から見えにくくなっている独特の地形です。
なるほど、上から見るとまさに「舟隠し」できる入り江ですね!
ここに当時48隻もの舟が。そしてあの源義経が!
この荒ぶる波の日本海を漕いできたのでしょうか。
歴史に思いを馳せると感慨深いものがあります。
日本海に突き出た形の能登半島。
その外海側の波はとても荒く、「能登金剛」と呼ばれるこの周辺の景観は能登半島国定公園となっています。
険しい断崖が続く景観です。
断崖の近くにまで行くことができます。
しかしここまで行くには少し勇気がいるかもしれません。
遠くから見ると、崖のすぐそばに立っているように見えるので、いえ実際すぐそばに立っているのですが、
思わず「危ない!」と声が出てしまいそうです。
この断崖のそばにたっているこちら標語。
「支え合う 温かい手が すぐ側に」
自殺を思いとどまらせるためのものでしょうか。
なんとも・・・シャレにならない、真剣な思いがあります。
不苦労のベンチ
不苦労のベンチ、というのだそうですよ。
腰かけてみてくださいね。
自然が作り出した荒々しい断崖に、入り江。
能登を巡る際には必見の名所です。
【義経の舟隠し 詳細】
住所 〒925-0578
石川県羽咋郡志賀町前浜
電話番号 0767-32-1111
料金 無料
のと里山海道西山ICより約40分