能登にお知り合いのいる方へ!
のとルネ実行委員会代表 山﨑香織です。
のとルネをご覧いただきありがとうございます。
皆様方にご協力のお願いです。
1月1日の大地震の直後、能登にいるお知り合いの方にご連絡された方はたくさんいらっしゃると思います。
私のところにも、たくさんのご連絡をいただき、家の中はめちゃめちゃですが、身体は無事ですとお答えいたしました。
最初の数日は、とりあえず、命があってよかったという状況でした。
助かった命を守る段階へ
1月7日、本来であれば、成人式が行われ、晴れ着を着て家族でお祝いをしていた方の姿で華やいでいたであろう施設が、避難してきて、不便な生活を送られている方であふれかえっています。
七尾市までは、ヤマト運輸の配送も始まり、少し物資が入りやすくなってきたようです。それより奥は、7日、主要道路を一般車通行止めにして、救援のための車両を入れているようなので、一気に支援が進むことを期待しています。
命は助かったけど、食べるものや飲み物が届かない、灯油も切れて寒い、そんな方たちの命を守るために、国や自治体が現場で頑張ってくれています。
暖かいものが提供される炊き出しなども各地で始まっています。
安否確認が不十分かもしれません!
ただ、本来であれば住民の安否確認に回るはずの方もご自身が被災されていて、確認作業が行き届いていない状況もあるようです。
そうなると、助けてと声を上げても誰にも届かない状況に置かれている方もいるかもしれないし、
さらには、家は潰れてないし、ケガもしていない、輪島や珠洲の悲惨な状況をみて、自分が助けを求めたら邪魔になるなどと考え、声を上げようともせず、我慢しているような方がいないとも限らないと思われます。
実際、七尾市で避難されている方に、物資は足りてますかと聞くと、「大丈夫。十分あるから輪島にや珠洲に回してあげて」と言われました。これって、たぶん本当は十分ではない。昨日も避難所の運営をされている側の方が、パトリアまで夕飯に不足するものをとりに来られていました。
助け合い、譲り合いの精神、遠慮がちな性格、普段なら美徳とされるような能登の人の気質のせいで、なにか手遅れになるようなことがあるのではと心配になり始めました。
「大丈夫?」とは聞かないで!能登の人の「大丈夫」は信用しないで!
そこで能登にお知り合いのいる方で、地震直後にとりあえず助かったと確認できた方へ、もう一度ご連絡いただけないでしょうか?特にご高齢の方に。
「大丈夫?」と聞くと、「大丈夫」と答えられそうですので、
どこにいるか?誰かと定期的に話せているか?食べ物はどのくらいあるか?お水は何本あるか?寒さはしのげているか?
など、できるだけ具体的に聞いてみてください。そしてもし、このままでは危ないと思ったら、のとルネのお問い合わせ欄から詳細教えてください。何らかの形で役だてられるようにします。
「おらちゃ、いついってもいいげん。若いもん優先して」そんな声が聞こえてきそうです。
「そんな風にいかれたら、残された若いもんもつらいんです!」と伝えてください。
本当に大丈夫な状況だとしても、大変だったこと、心配なことを話しするだけでも気持ちが楽になると思います。
どうか、助かった命を守るためにご協力よろしくお願いします。
支援物資もどんどん必要な方へ配布されています。
ヤマト運輸が七尾市までの配送を再開しましたので、ご支援いただける方は、ぜひパトリア4Fまでお送りください。
同じものをケース単位でお願いできると使いやすいです。
詳しくはこちらからご確認ください。