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人形見とは?人形宿に行って「青柏祭・でか山」を100倍たのしもう!【七尾市 青柏祭】
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のとルネアンバサダー、イベント担当るっちです!

2022年の青柏祭。七尾の町は3年ぶりのでか山巡行で「でか山を見ることができる幸せ」を噛みしめております。

毎年当たり前のようにでか山を曳いてきたのに、2020年、2021年はでか山巡行が中止となりとても寂しい思いをしました。

しかし、そんな時だからこそ祭事の神聖さ、心のよりどころを再認識することになりました。

青柏祭についてはこちら

↓↓↓

私は、2022年の青柏祭が楽しみすぎて、人形見に行ってきましたよ!

人形見とは?

地元の方以外は初めて聞くかもしれません。

青柏祭には、人形見という行事があります。簡単ではありますが、ご説明させていただきます!

人形見・人形宿とは?

でか山は、大きいだけではなく、その上に飾られる舞台のストーリーや人形も必見です。

でか山の上に飾られている舞台は、芝居の場面にちなんでおり、でか山3台とも違う舞台です。

その舞台で飾られる人形は、「人形見(にんぎょうみ)」として、きめられた「人形宿」にてお披露目されます。

人形宿は各町で人形1体につき1軒選ばれ、5月2日朝頃から人形を飾るための舞台設定を行います。

家の中に庭を設えたり、花が活けられたりと工夫されて人形を惹きたてて飾ります。

5月2日夜には各町の人形宿にてお披露目となり、自由に見物することができます。

でか山に上がる前の人形を、間近で見ることができますよ。

一晩のお披露目ののち、人形はでか山という大舞台に上がります。

でか山ごとに違う舞台場面

各町の、でか山各町のでか山ごとに舞台設定は違いますので、もちろんその舞台にたつ人形もそれぞれの役で違います。

地元の人は当たり前のように知っているのですが、知らない方はでか山の上に飾られた舞台をでか山ごとに見比べてみて下さいね。

各町で違う舞台ですよ。

2022年のデカ山の舞台。公式には青柏祭 出し物 と呼ぶそうです。

【鍛冶町】

■伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 床下の場

■人形:荒獅子男之助・仁木弾正・政岡

■人形宿

・大地主神社 山王閣

・個人民家

・西部集会所

【府中町】

■義経千本桜 川連法眼館(かわつらほうげんやかた)の場

■人形:源義経・静御前・佐藤忠信

■人形宿

・印鑰神社社務所

・能登食祭市場

【魚町】

■上杉謙信七尾城入城「九月十三夜」

■人形:上杉謙信・鯵坂長実・山条氏・春日丸

■人形宿

・個人民家

・常盤町集会所

・寄合処みそぎ

と、3町で合計8つの人形宿があります。

人形見の醍醐味とは

各町のでか山に乗せられる前の、人形が間近で見ることができるのです!

人形を近くでみるとその迫力や綺麗さに心ときめきます。

でか山にのってしまうと、でか山は大きいので人形は細かいところまでは見ることができないのですが、

着物の生地、目元の隈取やお化粧、仕草までじっくりと観察できます。

青柏祭の醍醐味であるでか山は、この人形見から見ていただければ、さらにでか山を楽しめると思います!

2022年鍛冶町 人形宿

今回、鍛冶町の人形宿の一軒であった三村様の人形見をレポートさせていただきます!

三村様は快く掲載を許可してくださいました。感謝いたします!

人形宿と決まってからは準備がとても大変そうではありましたが、

町をあげての協力で、当日は素晴らしい人形宿となってたくさんの人の心を惹きつけていました。

鍛冶町のでか山の場面は、「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 床下の場」 です。

その場面に出てくる「政岡(まさおか)」は、江戸時代に作られた歌舞伎作品であるこの作品の主要登場人物です。

幼い主君の乳母として仕え、わが子の命を犠牲にして幼君の謀殺を阻止するという役です。

その「政岡」の人形が飾られていました。

政岡のこの艶やかさ!うっとりしました!

美しい!

美しく設られた人形宿。

2日前に訪れた時にはこのような舞台になるとは想像もつきませんでした。

大変な準備だったことと思います。

しかし人形宿に選ばれることはとても名誉なことだそうですよ。

町内の皆さんの協力により立派な供え物がありました。

こちらの立派な鯛は郡町の川端鮮魚店さんよりのもの。

本物ですよ!より大きな鯛を仕入れて下さったそうです。つややかで立派な鯛です。

赤飯は、和菓子屋の藤屋さんのものです。盛り上がった赤飯の量に驚きです。

こちらの見事な盆栽は、佐野屋茶舗さんの個人の持ち物である盆栽をお借りしたそうです。

舞台に相応しい立派な盆栽ですね。

こうして町内の皆さんの協力により人形宿を務めることができたと三村さんはおっしゃいます。

青柏祭、でか山は町の人々の結束力をあげているのだと思いました。

夜は22時ごろまで人形見がありました。たくさんの人でした。

宿の中には少人数交代で人形を拝見していましたよ。

他にも人形宿があります。合計8つのすべての人形宿を一晩で見に回る方もいらっしゃるんですよ!

すごい!

人形宿をしたお宅では、こうした手ぬぐいを作るそうです。

デザインは毎年違うもので、コレクションされている方もいらっしゃいます。

三村さんの手ぬぐいは、鍛冶町の紋が大胆に入った鮮やかな手ぬぐい!かっこいいですね!

人形見はいつ?

人形見は、どの町も5月2日の夜と決まっています。

一晩飾られた人形は5月3日の午後からでか山に飾られますよ。そしてその夜から宵山、朝山、本山と巡行されます。

2022年5月3日のお昼頃、魚町のでか山の舞台を設置している場面を見ました。

人形を飾る前の、大道具ですね!一つ一つ舞台道具を慎重に設置していきます。

その際も遠巻きではありますが観光客も見ることができますよ。

でか山の、貴重な裏舞台のシーンです。

人形がのせられたでか山

こちらの写真は2022年5月3日夕方の鍛冶町のでか山です。

前の晩に見た政岡の人形が堂々と舞台に立っていますよ!

でか山が大きくて、人形がとても遠くに感じます。

前の晩に人形を一目見ておいてよかった!と思いました。

【青柏祭 人形見】

開催日:例年5月2日夜

場所:鍛冶町・府中町・魚町それぞれ2~3か所

(人形1~2体ずつ飾られます)


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