のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
国宝・松林図屏風の作者である長谷川等伯生誕の地、七尾にある能登地区唯一の総合美術館を紹介します。
JR七尾駅から車(タクシー)で5分の位置にある石川県七尾美術館。
Contents
長谷川等伯展とイタリアボローニャ国際絵本原画展は毎年展示
石川県七尾美術館では、所蔵の長谷川等伯(七尾在住の折には長谷川信春と称していました)の作品を、期間を設けて毎年展示をしています。
そして日本では4か所しか巡回していないイタリア・ボローニャ国際絵本原画展の展示も毎年行われています。
訪れたこの日は、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が開催されていました。
駐車場から、美術館に向かいます。
小さな丘の周りを散策しながら美術館に向かえるようになっています。
海も見える!七尾を一望することのできる丘を散歩。
あそこに向かえば何かが見える・・・という雰囲気をもっています。
さほど遠くもないところに、七尾湾が。その奥に見える島は能登島です。
思わず駆け下りていってしまいそうな広さ。
子供が走り回ることのできる広さ!
なだらかに見えますが、けっこうな勾配です。
子供なら喜んで走ったり駆け上がったりするのではないでしょうか。
駐車場から小高い丘の周りをぐるっと歩いて約2分で七尾美術館が見えます。
一般駐車場の他、七尾美術館すぐ横には優先者専用駐車場も設けられていますので、身体が不自由な方がいる場合でも、すぐに美術館に入ることができます。
日本では4か所のみ、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展の巡回地のひとつ。
令和元年で22回目の展示となるそうです。期間中は、入賞した日本作家も含め世界中の絵本作家の原画が鑑賞できます。
絵本の原画展に合わせ、絵本にまつわるグッズの販売やイベントも開催されています。
一年に一回のこの原画展のために七尾を訪れる方もいるようです。
展示期間中のグッズ販売はファン必見の品!
受付とグッズの販売。グッズは絵本ファン必見の貴重なものが数々あり、中でも原画展作品のポストカードは種類豊富で毎年買い込んでしまいます。
美術館の入口・受付は2Fになっており、展示室は2Fに1つ、階段を下って1Fに2つの、合計3つにわかれています。
もちろん、エレベーターもあります。
人にもよりますが、全体をゆっくり観てまわっても1時間~1時間半くらいでしょうか。
途中、庭の見える休憩スペースもあり、疲れることなく鑑賞できました。
2Fには入口・受付他にもアートホールがあり、こちらは240席の円形ホールとなっています。小規模な発表会や芸術の催し物に利用されています。
ボローニャ国際絵本原画展期間中だけの、かわいい記念撮影ゾーンもありました。
美術館とのコラボ!期間限定の特典がある喫茶室。
鑑賞がおわって2Fに戻ってくると喫茶室の入口にたどりつくようになっています。
ボローニャ国際絵本原画展限定コースター付きメニュー!
しっかり、つられてオーダーしました。
カルボナーラ、シーフードサフランピラフ、オムライス、ピザセット、ケーキセットなどのいずれかを注文すると、
ボローニャ国際絵本原画展限定コースターが1枚いただけるというものです。
迷う!選ぶのに実に迷います!5種全部欲しい方は、5回注文しないと、ですね。
ケーキセットを注文し、うさぎの絵のコースターを選びました。一緒にうつっているのは最後まで迷ったかわいい色づかいのコースター。
紅茶はポットに入り、たっぷり1杯以上ありました。作品鑑賞の余韻に浸り、静かな音楽の流れる中ゆっくりと過ごすことができます。
小さな手洗いにもこんなかわいいパネルが。さすが美術館内ですね!
大きな桜の木越しに見える夕暮れにそまる月。
この桜は春になると結構な景色となり、実は花見の隠れ名所です。
【石川県七尾美術館】
〒926-0855 石川県七尾市小丸山台1-1
TEL. 0767-53-1500 FAX. 0767-53-6262
駐車場(無料):普通車62台+バス4台、優先駐車場2台(楽屋横)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)