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国指定重要文化財に指定されている「上時国家(かみときくにけ)」【輪島市】
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のとルネアンバサダー、北山里江です。

建造に28年という時間をかけ作られた国指定の重要文化財「上時国家」を紹介します。

庭園は、国の名勝に指定されています。

 

曽々木海岸のある国道249号線から山手の方へ車を走らせると「上時国家」の大きな看板が見えます。

最大級の木造民家である「上時国家(かみときくにけ)」

上時国家へ到着すると、長くて急な坂道がありその坂を上ります。

坂を上がって木造の門を抜けると、そこに立派な茅葺屋根の大きな木造民家がありました。

こちらが上時国家です。

「上時国家」は、国指定の重要文化財

今から800年前、源平合戦で敗れた平時忠(平清盛の義弟)が能登へ配流され居を構えました。その後、長男時国が生まれ、時国の名を姓とし、ここ輪島市町野へ移り住みました。後に300石を治め、海運業や製塩などを行い財力を付け、江戸時代には天領大庄屋として、この地域13カ村をまとめました。

建物は、今からおよそ180年前に建造され、完成までに28年の歳月がかかった大規模な木造の民家です。
建物は、国指定の重要文化財となっており、建物規模は、建坪189坪、大きな茅葺の屋根は、入母屋造りで高さ18メートル、玄関は総欅唐破風造りです。現存する木造民家として最大級の建物です。

玄関を入り中へ進んで行きましょう

玄関には大変立派な書が飾られています。

玄関を入ってすぐの所にある欄間は両面彫りになっていて、松竹梅と鶴亀が彫られています。玄関側から見ると鶴亀の全身を見ることができます。

進んで行くと、センサーで説明が流れるようになっています。また、モニターがあり、そちらでも上時国家の説明が放映されています。約20分で、屋敷の中をみることができます。

上広間
天井は折上格天井と云います。最上の次の人が入ることができる部屋です。時国家は平家の子孫でもありますので、襖には平家と同じ家紋「丸に揚羽蝶」が描かれています。

伺いの間
伺いの間のある欄間は、両面彫りとなっています。欄間の民家を見ると表玄関と裏勝手となっています。

 

大納言の間(御前の間)
最上の方の部屋になりますので、天井は金縁折上格天井となっています。

周り座敷は、大納言の間の周りを囲むように造られています。敵が攻めてきたときに槍や鉄砲から守るためとされています。

更に奥へ進んで行きますと、湯殿がありました。

国の名勝に指定されている 庭園

この庭園は、鎌倉風様式の庭園となっています。
周囲の自然を利用した庭を眺めていると自然からのパワーを貰えるような感じがしました。

時国家の奥に私用の部屋があります

大庄屋で使用されていた公用品、日用品などが展示されています。

土間
茅葺の屋根を内部から見上げることができます。この太い柱と梁がこの巨大な建物を支えているのです。





土間にある展示品のお籠は、当主が外出するときに使ったとあります。
この由緒ある古民家としては最大級の「上時国家」を見に、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

【「上時国家」施設紹介】

住所:〒928-0204 石川県輪島市町野町南時国

電話番号:0768-32-0171

開館時間:

3月15日〜12月5日 9:00~17:00 (最終入場:16:30)

12月6日〜3月14日 ※冬季閉館

入館料金:大人550円 高校生440円 小中学生 330円
     (団体割引11名より)

 


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