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ミシュランの1つ星!「能登の食材」を活かす『一本杉 川嶋』【七尾市】

のとルネアンバサダー、グルメ担当とっちです!

「一本杉 川嶋」をご紹介します。

 ※2021年のミシュランガイドで、見事1つ星を獲得され、県内外からのお客様で賑わう、予約のとりにくい人気店となっています!

 

600年以上の歴史をもつ七尾市一本杉通りにOPENした「一本杉 川嶋」

石川県七尾市一本杉通りにお店をオープンされました。
ここ一本杉通りは、七尾駅前を流れる御祓(みそぎ)川にかかる紅い欄干の仙対橋(せんたいばし)から、桜川の小島橋までの約500mのまっすぐの通りで、600年以上の歴史があります。
この一本杉通りには、50店舗あまりの店が立ちならんでいます。

昭和7年建築 登録有形文化財の建物で日本料理を。

建物は主に奇棟造りの町家で、いくつかは国登録有形文化財に指定されており、当時の面影を残しています。

その国登録有形文化財である建物に、「一本杉 川嶋」はOPENしました。

この建物は、昭和7年頃建造されました。万年筆の形態を造形化したユニークな外観の看板建築です。
外側はそのまま残し、和風に改装し、オープンされました。
店主である川嶋亨氏は、この格式ある建築を大切に受け継がれました。
そこには、並々ならぬ思いがあります。

七尾出身 料理人 川嶋亨氏は「RED U-35」ファイナリスト!

料理人川嶋亨氏は石川県七尾市生まれ。

短大を卒業後、辻調理師専門学校に入学。卒業後はミシュランの星を獲得した大阪と京都の名店で腕を磨き、
能登へUターン後に、「日本の宿 のと楽」の「割烹宵侍」の料理長を務めました。

2018年には国内最大級の若手料理人のコンテスト「RED U-35」で、石川県出身者で初めてファイナリストに名を連ねました。

そして、念願の独立に向け準備期間を約一年設けられました。
お店の準備はもちろんのこと、生産者さんの所へ通われたり、またお手伝いされたりと、料理以外のことも色々学ばれました。
それはやはり、ご自分のお店で今から出会うであろう、沢山のお客様への最高のおもてなしを思ってのことだと思います。
またその最中、コロナウイルスの事も心配され、本当に、並々ならぬ思いがあったと思います。
それでも川嶋氏は、強い信念をもち、色々な熱い思いをのせて
「一本杉 川嶋」2020年7月29日堂々のグランドオープンへとこぎつけました。

日本料理基本の「お出汁」のこだわり

日本料理の基本である「お出汁」にこだわりを持っておられます。
石川県七尾市中島の藤瀬の水。
石川県七尾市一本杉しら井の昆布。
鹿児島県枕崎のカツオ節を特注したものを丹念に削りおろし使用されています。

能登の食材は日本一と自信を持って振る舞うコース料理

 昼おまかせコース 8,470円(税.サ別) 12:00スタート
 夜おまかせコース 18,150円~(税.サ別) 18:30スタート

※おまかせコースは御料理の一品一品を最高のタイミングでお召し上がり頂けるよう皆様一斉に御料理開始になります。
 コースの所要時間は、昼は約1時間30分、 夜は約2時間30分。
 コース開始15分前から入店頂けます。
※お店貸し切りの場合は開始時間を調整することもできます。

さっそく五味五感で味わいを。

①先付
 大トロ茄子 
 朝どれカリカリきゅうり
 鯛昆布締め
 だしのジュレ

②椀物
 すっぽん卵豆腐
 つる紫 柚子
 

このすっぽんと卵豆腐、タイトルは『月とすっぽん』」

普段はあまりタイトルはつけないということですが、この料理には特別につけたのだとか。
 ここは元々万年筆屋さんの建物ですが、それが料理屋さんになったことから
 “万年"筆の「万年」から「亀」、そこから「すっぽん」という風に連想されたとお話してくださいました。
 店主の思考を凝らしてお客様を楽しませたいという思いや、ユーモアのあるお人柄がうかがえますね。
 中能登でとれた天然の超特大のすっぽんを使用されています。

③お造り(一品目)
天然ヒラメ
バイ貝
赤イカ
愛媛県の早生みかん

能登島の塩

④お造り(二品目)
超特大の〆鯖
藁焼き 大トロサバ

この時期にこれだけ脂ののった珍しいサバです!!

⑤お凌ぎ
フグの親子丼(フグのたたきとフグの卵巣糠漬け)
米の甘みと卵巣の塩辛さで堪能、また、黒枝豆入りの餅米と共に楽しむ。
フグの漁獲量は、石川県が日本一です。その石川県でも能登の輪島は漁獲量トップだそうです。

⑥八寸
. 万願寺唐辛子とサザエと磯のり佃煮
. タコの瞬間煮
.ズイキ含め煮(甘海老の出汁で炊いたもの)
. 蓮根のお刺身
. すっぽんの卵のしょうゆ漬け
.フルーツトマトのお浸し
. 新生姜と茗荷の酢漬け
.オクラのお浸し

⑦温物
加賀蓮根餅のおやき
能登うなぎ白揚げ
葛餡かけ 山葵

⑧お食事
精米したての土鍋ご飯(能登島棚田米使用)
土鍋は、能登島陶芸作家さんのものです。通常より、なんと2倍の重みがあると言う蓋なので、より一層美味しくふっくらと炊き上がります。)
能登牛A5プレミアム時雨煮
赤出汁 能登白ねぎ

⑨中能登産の皮付きもも
デェラウェア
ラムネのジュレ

築80年の建物を懐かしいイメージしてラムネを使用されています。

⑩和菓子&抹茶
きんとん
夏の葉の緑に雨露がかかるイメージ

一つ一つ、丁寧に手作りされています。

お店の室内は、店主が能登にこだわったという内装となっています。

赤土と黄色の土の地層をイメージした土壁や、能登の海をイメージした土壁に。

器にも、大切に想いを込め、一つひとつの大切な御料理を引き立たせる器を厳選していらっしゃいます。

また店主の心遣いで、床の木材の端材で作ったお箸をオープン記念としてお持ち帰りいただけます。

この石川県の大自然が産んだ「のと里山里海」のとっておきのお野菜やお魚たちが、
川嶋氏の手にかかれば見事なお料理となり、それを五感で味わっていただけるお店となっています。
日常と少し違った雰囲気や空間の中で、大事な家族や、大切な恋人と、また気心知れたお友達同士や、時には会社の皆さんと、
ぜひとも足を運んでみてください。

思いがたくさん込められた「一本杉 川嶋」。
日本料理の奥深さ、味わいを心ゆくまで堪能してください。
きっと、貴重な、そして心に残る時間を過ごして頂けると思います。

【一本杉 川嶋 店舗詳細】

住所 〒926-0806
石川県七尾市一本杉町32-1

電話 0767-58-3251
※完全予約制(前日までの予約)

営業時間 昼/12:00スタート
夜/18:30スタート

定休日 不定休(電話予約にて確認をお願いします)

駐車場 なし


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