のとルネスペシャルアンバサダー、山崎至です。
プロが選ぶ日本一の宿として有名な和倉温泉加賀屋の姉妹館「あえの風」の宿泊レポートをお届けします!
和倉温泉
能登半島で最も多くの観光客の方が訪れる和倉温泉。日本でも珍しい海に面した温泉街で、お湯がかなりしょっぱいのが特徴です。
そんな和倉温泉の中でも最も有名なのが、日本一の宿として名高い「加賀屋」です。和倉温泉には、その加賀屋グループとして、4つの宿泊施設があり、その一つが「あえの風」です。
加賀屋ほどの広さはないけど、十分広々としていて、食事処や大浴場への距離も程よく、ゆっくりくつろぐのにちょうど良く、観光客の方にはもちろん、地元でも人気の宿です。
一時、宿泊客が激減して、平日休業するなど大変な様子でしたが、最近では県民割もあって活気を取り戻しつつあるようです。
僕も小さいころからよく、家族で泊りに来ていましたが、今回は久しぶりにお邪魔させていただきました。
和倉温泉駅から約2km
あえの風は、和倉温泉駅の正面の道をまっすぐ進んで約二キロ、車で4~5kmのわかりやすいところにあります。
車の方は宿の道を挟んで向かいの大きな駐車場に止められますし、電車の方は、チェックインの時間帯には宿の送迎バスが駅前に泊まっていますので、そちらを利用していただけます。
半円形の大きな車寄せが目を引く建物です。
フリードリンクコーナー
入り口から入ると正面に、おしゃれなロビー空間が放射線状に広がります。その中央には滞在中の7時~22時の間、自由に利用できるドリンクコーナーがあります。コーヒー紅茶はもちろん、健康的なドリンクやお菓子も用意されており、チェックインの際や、大浴場の行き帰りに気軽に利用できます。海側にも席がありますので、海を眺めながらゆったりティータイムを楽しんでいただくこともできます。
夜は、幻想的な雰囲気が楽しめます。
ロビーの下の階には、お土産などが買えるショップや、自販機コーナーがあり、上からのぞけるようになっています。
一階のエレベーターホールの周りには、
和倉温泉のキャラクター、わくたまくんの顔出しパネルや、
温泉卓球や温泉バドミントンのコーナーがあります。
朝には、朝市コーナーもオープンします。
ショーを見ながらのお食事
食事会場もいくつかありますが、今回は目の前でショーを見ながら食事ができる会場での夕食でした。
まずは、七尾の伝統芸能「七尾まだら」から。保育園のお遊戯会で踊ったのを思い出しながら見させていただきました。
その後は、輪島市の伝統芸能御陣乗太鼓のパフォーマンスでした。
上杉謙信を追い払ったというだけあって、見た目も音も、大人でも怖いくらいの迫力で、始まったとたん、小さい子の泣き声が聞こえてきました。
食事は、里山、里海の幸が堪能できる内容でした。
特に能登鶏、能登豚、能登牛の溶岩プレート焼きが美味しかったです。
ベジタリアン対応もちゃんとお願いできます。
海が目の前の大浴場
大浴場も一階のエレベーターホールからすぐ近くにあります。
入り口に、混雑状況が表示されているので安心です。
男湯と女湯の間に休憩所があり、マッサージ器や、ウオーターサーバー、体重計、ベビーベッド、新聞などが置かれています。
休憩室からも海が見えますが、大浴場からは能登島にかかる二つの橋、能登島大橋からツインブリッジまで広々と見渡すことができます。
大浴場へは、まずは、夕飯前に一度目、寝る前に二度目、朝起きて三度目と、最低三回は行きたいですよね。
和倉温泉のお湯はナトリウム・カリウム・塩化物泉でかなりしょっぱいので、湯船に着けた手で顔を触ってビックリされる方も少なくないようです。
効能としては、リューマチ、神経痛、痛風、婦人病、アトピー、二倍に薄めて飲用すれば胃腸病や貧血病などによいとされているそうです。
豪華朝食バイキング
あえの風で大人気なのが朝食バイキングです。和食、洋食に金沢カレー、目の前で作ってくれる料理もあり、いろいろな味が楽しめます。
和倉温泉街で行列ができる人気のお店「能登ミルクファクトリー」さんののとミルクも飲み放題です。
小鉢がたくさんあるので取りやすくて便利です。
朝食会場も海に面していますので、海を見ながら食事ができます。
また、朝食会場前の廊下には三代目徳田八十吉氏の作品が飾られていて、こちらも目を楽しませてくれます。
夜までお腹が空かないほどたっぷり食べて、大満足でお宿を後にしました。
今回は、宿泊レポートでしたが、今度はしっかり取材して、更に詳しく魅力をお伝えしたいと思います。