
のとルネアンバサダー、観光担当のっちです。
青林寺(せいりんじ)に移築されている「和倉御便殿(ごべんでん)本殿」は国登録有形文化財に登録されている伝統的な建築物です。
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和倉温泉街から少し離れた場所に佇む美しい観光スポット「青林寺客殿」
和倉温泉 曹洞宗 白巖山青林寺には、「和倉御便殿本殿」があります。
「和倉御便殿」は、明治42年、皇族を初めて和倉に迎えるために建設された休憩所です。
和倉御便殿は本殿と供奉殿の2棟でできており、そのうち本殿は昭和51年に青林寺に移築され「青林寺客殿」として保存されています。
(供奉殿は和倉 信行寺さんに移築保存され「信行寺書院」となっています。)
御便殿の現存例は少なく、当時の殿下が使用された品々が今も残されています。
平成29年に国指定登録有形文化財に指定されました。
SNS映えスポット!青林寺客殿
客殿からのこの景色、数々の雑誌に紹介され、JRのポスターに使用されるなど、大変有名なスポットとなっています。
和倉温泉組合さんから提供いただきましたこちらの緑の写真。
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
緑の美しい時期に伺うと、こうして緑いっぱいの景色となりますが、私が伺ったのは春先で柔らかい色の景色の頃でした。
季節ごとに違った景色を見せ、そしてどの季節も映えること間違いありません。
また違った季節に訪れたくなりました。
青林寺客殿の撮影ポイント
客殿にある立派な座卓が青林寺の庭の景色を鏡のように映しています。
お寺の方に撮り方のコツを教えていただくと、とても素敵な写真を撮ることができますよ!
二人でうまくポーズをとると、ハート型や面白い構図の写真ができるかも!
撮影に適したスポットであり、是非撮影をと推奨してくださるのですが、
こちらは由緒あるお寺ですので、礼儀をもって過ごしたいものです。
撮影時にはお寺の方に一言かけ、礼節ある行動をとって気持ちの良い記念の時にしたいですね。
美しく現存している御座所
こちらは、実際に大正天皇(当時は東宮殿下)が休息された御座所(ござしょ)です。
今でも当時のまま美しく保存されています。
格式高い「折上格天井(おりあげごうてんじょう)は見事としか言えません。
天井板の材質は栃の木で、虎斑(とらふ)の木目が美しいですね。
青林寺はどこにあるの?
和倉温泉街から徒歩5分。街の外れで、狭い道を進んだ先にある青林寺。
場所は少し入り組んだ場所にあるので、地図を見ながら向かったほうがいいかもしれません。
和倉温泉街ではいろいろな散歩コースが設定され、そのポイントに青林寺が組み込まれているので、案内板もあります。
青林寺の住所は、石川県七尾市和倉町レ61です。
青林寺の見学はできるの?
2021年3月の時点での見学は、
拝観時間
午前9時~12時
午後1時~4時
となっていました。
拝観を希望される方は、据え付けの鐘を打って下さい。
とありました。そして新型感染症対策のためにマスク着用必須となっています。
鐘を打ってみると、高い鐘の音で「カン」と音がしましたよ♪
その音でお寺の方が出迎えてくださいました。
新型感染症の影響で、拝観時間や拝観条件が変更になることもあるので事前に電話連絡をして確認することをおオススメします。
青林寺の電話番号は、0767-62-2836です。
ちなみに拝観料ですが、この日は一人500円を納めました。
こちらははっきりとした表記はありませんでしたので、現地で確認いただければと思います。
青林寺の裏には絶景の和みの丘公園がある!
青林寺客殿だけではない青林寺。
ぐるっとまわってみました。
おみくじをひくところがありましたので、ひいてみました!
なんと、「大吉」でしたよ♪うれしい!
さらに青林寺のまわりを歩いてみました。
明治25年に建てられた青林寺。こちらは何だろう?と横にまわってみると。。。
鐘楼(しょうろう)でした。古い建造物が好きな方は中に入ってみたい気持ちになると思います。
青林寺の裏は「和みの丘公園」に続きます。
雑木林に囲まれた500段あまりの階段の上には七尾湾が見える展望台がありました。
和倉から能登島にかかる能登島大橋も見えましたよ!絶景を見ながら鐘をつくことができました!
和倉温泉の街を散策しながら、ありのままの伝統的な建造物がある青林寺をゆっくり鑑賞。
このような和倉温泉の過ごし方はいかがでしょうか?
青林寺での体験イベント
【「青林寺」の詳細】
住所 石川県七尾市和倉町レ61
電話番号 0767-62-2836
開門時間 常時。※訪問前に電話連絡をすることをオススメします
定休日 無し
駐車場 あり、無料。ただし数台しか止められません。