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冬の石川県でぜひ味わってほしい「蟹」解禁!

石川県の冬の味覚といえば、蟹!
今年も116日に待ちに待った蟹が解禁になりました。

意外と知られていない、地元民熱愛のあの蟹をご紹介します

 

 

 


加能蟹(ずわいの雄)


香箱蟹(ずわいの雌)

 

今年の蟹の初漁はどうなるのか心配でしたが、今年は豊漁だったそうです。
蟹といえば石川県のブランド蟹として「加能蟹(かのうかに)」が有名です。加能蟹はずわいの雄です。
青のタグが目印で、太くて大きな足には身がギュっと詰まって甘味が強く、やわらかい身はひとくち食べるとほっぺがおちます。

 

でも、実は地元民が加能蟹以上に楽しみにしている蟹がいるんです。それが香箱蟹(こうばこかに)です。

 

聞きなれない方もいるかもしれませんが香箱蟹は、ズワイの雌です。大きさは加能蟹に比べて小さく、半分以下くらいの大きさです。
でもこの香箱蟹の人気には理由があるんですよね。
実は、香箱蟹にある外子と内子。これがたまらなく美味いんです。
外子はぷちぷちとした食感がたまらない蟹の卵。内子は未成熟卵です。
そして香箱蟹の身は雄の加能蟹よりも少なく食べる場所が少ないくらいですが、甘さは加能蟹以上なんですよ。


香箱蟹(調理済)
真ん中のオレンジの部分が内子。茶色の部分が外子です。

加能蟹は翌年3月末の漁期があります。でも、こんなに美味しい香箱蟹は1229日までの2カ月弱と漁期がとても短いんです。、
食べるところも少なく、そして量もすくない香箱蟹ですが、おいしさがぎゅっと詰まった香箱蟹を地元民は愛してやみません。
先日近所のスーパーで確認したところ、加能蟹も3000円くらいから、香箱蟹は1600円~800円ほどで販売されていました。
解禁してしばらくの間は漁獲量がある程度落ち着くまでは、お値段はちょっとお高めです。
蟹の大きさやその日の漁の状況にもよります。でも今年はそこまで高くないような気がします。
でも11月の中旬くらいになると、値段も落ち着いきますよ。
これからの時期、是非石川県に遊びにきて、そして美味しい蟹を楽しんでみてくださいね。


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