ミシュラン1つ星のフレンチ「ラトリエ・ドゥ・ノト」【輪島市】

のとルネアンバサダー、グルメ担当とっちです!

ミシュランガイド北陸2021で、星一つを獲得した輪島市のフランス料理店をご紹介します。

とにかく評価が高いラトリエ・ドゥ・ノトさん。皆さんも、お料理をいただくとあまりの美味しさに驚かれると思います!

 

古民家を改装したフランス料理店restaurant L’Atelier de NOTO

有名な輪島朝市通りの近くに位置します。一見、民家に見えますが、センスの良い凛とした佇まいの店名プレートが目印です。

入口サイドに、restaurant L’Atelier de NOTOの文字が。

古民家を改装し、落ち着いて静かな店内

どのお席からも眺めることができる鮮やかな中庭、蔵の入口のある個室など、落ちついて食事を味わえる環境です。

古民家を改装しているので、小部屋が数々あります。

ですので、少し現実と離れた雰囲気を味わうことができます。

そして何より、静かです。

こちらはお店の一番奥の御部屋です。

蔵の入口が、重圧な存在感となっています。

すべて近隣で手に入る上質の食材

自分の目と舌で食材を選んでいます。そう語るのは店主でありシェフの池端さん。

輪島に生まれ育ち、17歳で料理人を志し、輪島を離れ修行。
関西で店を構えるつもりでいたが、2014年に準備期間として3か月の予定で帰省した輪島でケータリングや千枚田でのイベントで料理をふるまう機会があり、食材を見直していたら、輪島の豊富さを見直したということです。

輪島は素晴らしいと思った

そこから輪島で物件を探し、現在の建物の中庭を見たときに中庭を囲んだお客さんの情景が浮かびここにきめたそうです。
器も食材も自ら調達します。ここには輪島塗という素晴らしい芸術もあります。
すべて近くで調達できる!輪島でお店を構えて本当に良かった、と地元への愛と敬意があふれた池端さんの思いが込められたお料理がふるまわれます。

ミシュランガイド北陸2021で星一つ獲得!のラトリエ・ドゥ・ノト

能登地方では七尾市、輪島市、羽咋市の五店が一つ星に輝きました。

その一つであるラトリエ・ドゥ・ノトさんです。

ラトリエ・ドゥ・ノトさんを知る方々は、納得の評価だと評判です。

料理が一品一品出てくるコースランチ

今回は3800円のランチコースをご紹介します。

まずは前菜として、ウエダ農園のトマトガスパチョ赤ピーマンのムース。
トマトの香りがすごくたっており、夏らしいお味。ムースはとてもまろやかです。


温かくて、噛むごとに味わいのあるパン


次の料理はイカスミリゾット輪島ふぐのせ 亀の手の出汁使った泡

石川県の天然ふぐ類漁獲量は全国1位です。その石川県内でも輪島市はトップの漁獲量です。

その輪島ふぐが、ぷりんぷりんの食感です!

亀の手、というのは海の岩場にいる貝の一種で、美味しい出汁がでます。その出汁で作られた白い泡は驚くほど芳醇です。

泡なのに、美味しい!不思議な感覚です。

輪島塗の美しい器に彩られた食材、目でも舌でも楽しむことができます。

メインディッシュは、穴水のたんぽぽファームの仔牛もも肉の煮込み季節の野菜

隣町のファームで育てられた仔牛。こうしたお肉もすべて地元で調達されています。


デザートは、能登のミルクのクレームダンジュ

隣町の能都町柳田のブルーベリーとアメリカンチェリーの赤ワイン煮に、上にはイチゴのシャーベット。
イチゴそのものの味がするシャーベットで、チェリーの味と反発することなく美味しくて冷たいデザートでした。

最後は、コーヒーとお茶菓子です。デザートと茶菓子が別々なのは驚きました。
フィナンシェとアールグレイのクリームブリュレ。
お茶菓子の台となっている木は、しいたけの原木であるナラの木です。とっても微笑ましい雰囲気になるから、器で食材を彩るというのは大切なのですね。

お料理は、ノンアルコールのフルーツカクテルで乾杯しました。フレッシュで美味しく、お料理を賑やかな雰囲気にしてくれました。

メニュー各種 アルコールもあり

※メニューは2020年現在のものになります。

LUNCH (11:30~13:30 Last order)

  • Aコース
    ¥3,800
  • Bコース
    ¥5,600
  • Cコース
    ¥9,000

    DINNER (18:00~21:00 Last order)

  • Aコース
    ¥5,600
  • Bコース
    ¥9,000
  • Cコース
    ¥12,600
  • Dコース
    ¥20,000

コロナ感染対策として取り組んでいることとして、
スタッフは2部制とし、
お客様は完全予約制としています。

 

能登の食材や、そこで暮らす人々が作り出す工芸品などを「宝物」だとおっしゃるシェフの池端さん。

その宝物のすばらしさを最高に引き出し、私たちに届けてくれるラトリエ・ドゥ・ノトでの心地よい時間を、

ぜひ味わいに来てください!

★★★★★ 口コミ その1 ★★★★★

ランチを頂いてきました!

5600円のコースを選びました。

古民家を改装されてて、とても落ち着いた雰囲気。

温かいお声かけと洗練された接客。

お料理はどれも見た目にも美しく、地元の食材もふんだんに使われていました。 とってもおいしかったです。

★★★★★ 口コミ その2 ★★★★★

2022年2月、冬の輪島の味を堪能しに、お店にやってきました。

今回は5600円のランチコースをお願いしましたよ。

出された順にご紹介していきますね。

↑↑ノンアルコールフルーツカクテル。

素敵なランチをいただくのに、アルコールを嗜みたいところですが、今回はノンアルコールで。

アルコールがなくても雰囲気で十分酔うことができます。

↑↑洋風茶碗蒸しです。

能登牡蠣、輪島フグに春菊のソースです。

自家製カラスミも添えられています。

輪島フグは本当にお魚ですか?というほどの弾力で、高級なお肉のように濃厚なお味!

そして春菊のソースが目に鮮やかな緑色です。口にすると身体に春を感じます。

↑↑かぼちゃのスープです。

鮮やかな緑色の次は鮮やかな黄色のお料理です。

目にも楽しいコースですね。

お野菜の味を深く味わうことのできるスープです。

上に添えられているジュレは、甘海老の頭からとったお出汁だそうです。

甘海老のお出汁とは、贅沢ですね!

そしてこの時パンも添えられてきました。

↑↑本日のお魚料理は、タラです。

添えられているのはアオリイカと蟹でお出汁をとったリゾットです。

リゾットを口に含んだ時の幸せといったら・・・・!

魚介類を堪能できるお皿です!

↑↑さて、ここで御口直しとして柚子のグラニテです。

器がコロンとして可愛いですね。

シャーベットのような、かき氷のような。

柚子の香りがたっており、お口がさっぱり、シャキっとしました!

↑↑本日のお肉料理は、能登豚のカツレツです。

すっごくやわらかいんです!

添えられている輪島のお野菜に、ブランドしいたけでもある「のと115」

変わったお野菜、「ロマネスコ」。初めて食べました!

白いソースはじゃがいものソースだそうです。

すべて、すべて能登の食材からできているコース料理です。

↑↑見る人を優しい気持ちにする綺麗なこのデザート皿。

牧草のみをエサとした牛の乳でできたミルクで作られた紅茶のクリームブリュレ、
リンゴのソテーとナッツです。

↑↑コーヒーと共に出されたお茶菓子のフィナンシェです。

↑↑コーヒー。器がどれもこだわっているのがわかります。

隙の無い、素晴らしいコース料理でした。

この日も、非日常的で贅沢な時間を使い、能登の食材を堪能することができました。

食事の後は、見送ってくださったシェフの池端さんです。相変わらずシェフには見えない出で立ちですが、

この腕から確かにあの美しいお料理が生まれているのです。

美味しいお料理って、人を幸せにしますね。

【restaurant L’Atelier de NOTO ラトリエ・ドゥ・ノト】
928-0001
石川県輪島市河井町4-142
電話番号 0768-23-4488

営業時間 ランチ 11:30-(L.O13:30)ディナー 18:00-(LO:21:00)
定休日 月曜日終日 火曜日ランチ


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