能登へ車を走らせる途中に出会える心地よい音楽はなんと道路から聞こえる??
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金沢から穴水まで続く自動車専用道路「のと里山海道」
以前は能登有料道路として通行料が必要だった金沢と能登半島とを結ぶ自動車専用道路です。
車が県民の足としてメインになる為、能登半島を行き来する際には主要な道路として大切にされています。
その能登有料道路ですが平成25年3月31日正午から、全線無料となり、更に金沢から能登へ、能登から金沢への移動がとても楽になりました。
名前もこのタイミングでさらに親しみやすい名前へと公募で決定され「のと里山海道」となりました。
「のと里山海道」には日本でも数少ないメロディーロードがある!
メロディーロードとは、道路に刻まれた溝を車で走ることによって音がなり、その音で音楽を奏でるというもの。通称、おとのみちと呼ばれています。
「のと里山海道」にあるおとのみちは、なんと約1.2キロもあり日本最長とのことです。
「のと里山海道」のおとのみちはどこにある?
「のと里山海道」のおとのみちは、別所岳SAを少し過ぎたあたりから、約1.2キロの距離設置されています。ただし金沢から能登へ向かう下り線のみに設置してあり、上り線にはないので注意が必要です。
録音にチャレンジしたい方は、一旦別所岳SAに入って、セッティングしてから行くと失敗しにくいと思います。
別所岳SAは、上下線とも同じ、一か所の施設になりますので、出る際は、案内をしっかり確認して、金沢方面ではなく、輪島方面へ向かってください。
おとのみちの始まる少し前に、道路上に大きなト音記号が見えます。
その次に、八分音符があらわれます。
その少し先、左手に「おとのみち」の始まりを知らせる看板が出てすぐ始まります。
「のと里山海道」のおとのみちではどんな音楽が聴けるの?
「のと里山海道」のおとのみちで流れる曲は、NHK連続テレビ小説「まれ」の主題歌である「希空~まれぞら~」です。
能登には希空で舞台となった観光地も多数あるので、是非この曲を聴いて気分を盛りあげて能登へ向かってくださいね。
「のと里山海道」のおとのみちを楽しむポイントは?
おとのみちをしっかり楽しむためには1つのポイントがあります。それは規制速度である70キロで走行すること!です。
おとのみちは、規制速度で走行することを計算して溝が彫られています。その為、制限速度で走ることによって、美しいメロディーを楽しむことができるんです。
渋滞しているときはどうしようもないのですが、車がいないと走りやすく飛ばしたいと思ってしまうこともあるかもしれません。ですが、安全運転の為、そして美しいメロディーラインを楽しむ為にも規制速度で運転してみてくださいね。
日本でも数少ないおとのみち。それも1.2㎞ととても長い距離楽しめるおとのみちはとても貴重です。
能登へドライブ、または旅行に行かれる際には、是非、ゆったりと「希空~まれぞら~」の曲を楽しんでみてくださいね。
こちらは2022年8月に撮影したものです。少し音が小さいですが、メロディーの始まる場所などはご確認いただけます。
輪島では、まれの舞台となったいろは橋もご覧いただけます。ぜひこちらにも足を運んでみてください。