第33回モントレージャズフェスティバルイン能登【七尾市】

のとルネアンバサダー、イベント担当るっちです。

能登、七尾市には日本最長の歴史をもつジャズフェスティバルがあるのをご存じでしたか?

2023年、第33回目となるモントレージャズフェスティバルイン能登。

ジャズフェスティバルの歴史、取り組みなど合わせてご案内したいと思います。

第33回モントレージャズフェスティバルイン能登 日時

【第33回モントレージャズフェスティバルイン能登】

◆開催日時 令和5年7月29日(土) 開場:15時 開演:16時
◆開催場所 七尾マリンパーク(能登食祭市場横)
◆チケット料金
前売り…大人5,500円
当日…大人7,000円 高校生以下2,000円
※未就学児は保護者同伴で無料
◆チケット販売場所
・セブン-イレブン(セブンチケット:101-091)
・ローソン・ミニストップ(Lコード:56991)
・チケットぴあ(Pコード:243-224)
・モントレージャズフェスティバルイン能登公式ホームページ
【主催・お問い合わせ】
モントレージャズフェスティバルイン能登開催理事会・実行委員会
電話:0767-58-6461
Mail:info@mjfinnoto.jp   URL:https://mjfinnoto.jp/

今年は、スペシャルゲストに渡辺真知子さんが登場いたします!!

どんなジャズシーンになるのでしょう、とっても楽しみです!

第32回モントレージャズフェスティバルイン能登の様子

2022年にあった第32回モントレージャズフェスティバルイン能登。

暑い日でした。しかし雲一つない晴天のもと、これから始まるライブに胸ときめきます♪

屋外ステージ。背景は海です!

地元の楽団によるステージもありました♪

当日出演したアーティストのサイン会もありましたよ♪

エディ・メンデンホールのジャズピアノは流れるようなジャズで耳心地が良く、サインもいただけるということでCD購入しました♪

段々と日が落ちていき、美しい夕暮れになりました。

夜になって、最高潮に!

ゲストの増田恵子さん、美しかったです♪♪最高の夜となりました♪

モントレージャズフェスティバルin能登 開催場所は?

開催場所は、七尾駅からまっすぐ海方向に歩いて10分。

道の駅「能登食祭市場」が隣接する七尾マリンパークです。

世界三大ジャズフェスティバル

世界三大ジャズフェスティバルとは、以下の通りです。

●アメリカ合衆国、ロードアイランド州のニューポートの「ニューポートジャズフェスティバル」

●アメリカ合衆国、カリフォルニアのモントレーの「モントレージャズフェスティバル」

●スイス、レマン湖の湖畔の街、モントレー(モントルーともいいます)「モントレージャズフェスティバル」(モントルージャズフェスティバルとも言います)

モントレーという名称が2つありますが、

アメリカのモントレーは「Monterey」、

スイスのモントレーは「Montreux」、

と綴りと発音が若干が違います。

さて、こちら七尾市で行われるのはモントレージャズフェスティバルイン能登。モントレーの冠がついています。

これはどういったことなのでしょう?!

世界で唯一「モントレージャズフェスティバル」の冠をもつ

七尾市とモントレー市の関係については、

和倉温泉「虹と海」にある「モントレールーム」でその歴史をしることができます。

説明分より:

アメリカ・モントレー市と七尾市の交流は、1986年ウォーターフロント開発を夢見る七尾鹿島の有志がモントレー市を訪ねたのが始まり。
以来、モントレー半島を手本に七尾の地域開発が進展。両市の諸団体間で姉妹提携が生まれ、両地域のパイプは太くなっていった。
結果、1989年「モントレージャズフェスティバルイン能登」が、モントレー市と七尾市和倉温泉観光協会でジャズを通して友好を目的にスタート。世界でただ1箇所、本拠地以外で「モントレージャズフェスティバル」の名称使用を許されたイベントとして今日まで継続。また、1991年9月に七尾フィッシャーマンズワーフ「能登食祭市場」がオープン。中央のスペースがモントレー広場と命名された。

と、あります。

●モントレールーム

以下は、モントレールームの記事にもある内容ですが、再掲します。

(写真提供:魚岸志乃富さん)

七尾市とアメリカ・モントレー市は1995年、姉妹都市提携しました。

写真は、モントレー市です。姉妹都市の案内板で、一番上に「nanao」となっていますよ。

モントレー市は以前はイワシ漁がとても盛んな港町だったそうです。

とても活気のある市で、毎週のようにイベントが開催され、陽気な市民性がうかがえます。

その中でも世界3大ジャズフェスティバルのひとつである「モントレージャズフェスティバル」があります。毎年9月に開催され、毎年2万人の観客を集めています。

実は七尾市で毎年行われている「モントレージャズフェスティバルイン能登」は、世界で唯一「モントレージャズフェスティバル」の冠の使用の許可を得ている栄えあるイベントです。

2022年で第32回を迎えるジャズフェスティバルは日本で最長のジャズフェスティバルで、全国のジャズファンを魅了し続けています。

いまから30年以上前。

七尾市は古くからの歴史を持ち、七尾港を中心に漁業や木材などの物流拠点としてとても栄えていましたが、金沢ー能登の道路建設においてわずかに七尾が外れてしまった関係で徐々に廃れていっていました。

そこで七尾マリンシティ構想として「漁師の波止場」という意味をもつフィッシャーマンズワーフを七尾に作ることが計画されました。

その視察に全国のフィッシャーマンズワーフを訪ね歩いたという七尾マリンシティ推進協議会のメンバー達。その一人が現在七尾モントレー友好協会会長の森山外志夫氏(写真)です。

しかし日本中どこを見ても七尾港と結びつくような理想のフィッシャーマンズワーフはなく、視点を海外に向けました。

そこでアメリカの西海岸にあるモントレー市が視察候補にあがりました。

モントレー市はかつてイワシ漁で栄えていましたが、次第に漁獲高が落ち、観光業に転換し見事成功をおさめている都市です。

なんとなく七尾市と似た経緯があるモントレー市。

1986年に第1回マリンシティ推進協議会西海岸ツアーがあり、メンバーはモントレー市を訪れました。そこにあったフィッシャーマンズワーフは見事に理想と合致したそうです。

木造のフィッシャーマンズワーフを参考にし、能登食祭市場の建設に至ったそうです。

日本で一番長く続くジャズフェスティバル

1989年に第1回「モントレージャズフェスティバルイン能登」が開催され、

2023年で第32回となります。

これは、日本では最長の開催年数となります。

なぜ、七尾でジャズフェスティバルがこんなに長く続けることができているのでしょうか。

モントレージャズフェスティバルイン能登の生みの親ともいうべき、加賀屋相談役の小田禎彦さん(右)を中心として地域の人々と一緒に「自分たちの地域を良くしていこう」という一心で取り組んできた成果ではないでしょうか。

地元企業の協力や個々の尽力で毎年の開催を実現してきました。

そして、「IJJA」があることも大きな要因のひとつです。

モントレージャズフェスティバルイン能登が他のジャズフェスティバルと違うところは、なんといっても「IJJA」があることなのです。

石川ジュニアジャズアカデミー(IJJA)

モントレージャズフェスティバルイン能登が第20回目をむかえる頃、IJJAの取り組みがはじまりました。

石川ジュニアジャズアカデミー(以下、IJJAと記載します)は、石川県における子供のジャズの教育機関です。

モントレージャズフェスティバルイン能登では、このIJJAを取り入れ、

本場モントレーのジャズを身近にし「音楽を通じての人間教育」をテーマにして取り組みをはじめたとのことです。

全米から選ばれた高校生のホームスティのお世話をしてきた魚岸志乃富さんがIJJAの運営を担っています。

ホームスティをしてきた彼等の中には、全米を代表するジャズプレイヤーとして活躍している方が大勢いるそうですよ。

魚岸志乃富さんは、

モントレージャズフェスティバルイン能登開催理事会の理事

IJJA運営委員長

をつとめていらっしゃいます。

能登にジャズを普及している第一人者といっても過言ではないでしょう。

この度の告知にあたり、モントレー市の訪問からジャズフェスティバルの開催、運営などのたくさんのお話を魚岸さんからお聞きすることができました。

IJJA立ち上げの頃は、楽器の調達から子供の募集、指導者探しなど本当に大変で、奔走したそうです。

様々なご縁でプロの指導者がつき、ジャズを学ぶ子供たちも増えました。

IJJAの子供たちはモントレージャズフェスティバルイン能登では毎年舞台にあがります。

さらに、IJJAは国内のジャズの大会で入賞を果たし、本場アメリカのモントレー市で行われるジャズフェスティバルでも実力で出場したこともあるそうです。

魚岸さんは、「IJJAは決してジャズの音楽だけを学ぶのではなく、音楽を通して人格形成やその後の人生をさらによくするための場所」とおっしゃいます。「これからの地元を担う子供たちが大きく成長するための機関なの」と。

魚岸さんにとってIJJAのこれまでの生徒は皆自分の子供のようだとおっしゃいます。

これからも、どんどんIJJAに取り組んでいきますとのことです。

↑モントレー友好協会設立10周年記念親善交流写真集より

これまでも10回以上モントレー市へ行き、魚岸さん自身も友好を深めていらっしゃいました。

(写真提供:魚岸志乃富さん)

モントレーに友人も多く、家族同然の交流をしているそうですよ。

魚岸さんは七尾の随所随所でジャズライブを企画し、ジャズファンがどんどん増えています。

これからもこの能登で長くジャスフェスティバルが継続できることを願います。

【第33回モントレージャズフェスティバルイン能登】

◆開催日時 令和5年7月29日(土) 開場:15時 開演:16時
◆開催場所 七尾マリンパーク(能登食祭市場横)
◆チケット料金
前売り…大人5,500円
当日…大人7,000円 高校生以下2,000円
※未就学児は保護者同伴で無料
◆チケット販売場所
・セブン-イレブン(セブンチケット:101-091)
・ローソン・ミニストップ(Lコード:56991)
・チケットぴあ(Pコード:243-224)
・モントレージャズフェスティバルイン能登公式ホームページ
【主催・お問い合わせ】
モントレージャズフェスティバルイン能登開催理事会・実行委員会
電話:0767-58-6461
Mail:info@mjfinnoto.jp   URL:https://mjfinnoto.jp/


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