のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
羽咋市の神子原で作られているお米、神子原米はローマ法王に献上されたこともある大変有名なお米です。
そのお米を作っているのは神子原の見事な棚田。
その神子原の棚田を一望できるビュースポットがあります。
※2022年秋の黄金の棚田を撮影して参りました!記事に追記しましたので、是非記事最後までご覧くださいね。
Contents
碁石ケ峰にあるビュースポット
羽咋市街から富山県氷見市に続く国道415号線。
氷見市方向へ進むと、「碁石ケ峰(ごいしがみね)」の案内看板がいくつか見られます。
碁石ケ峰とは、羽咋市と中能登町と富山県氷見市をまたいだ山で、標高は461.1mです。
ビュースポットはこの碁石ケ峰にあります。
ナビ等を使っていくことをオススメします。
途中細い道ですが、だんだんと見晴らしが良くなり、景色が素晴らしくなっていくのがわかると思います。
ビュースポットには看板とベンチ
ビュースポットに到着です!
ものすごく見晴らしが良く、まさに絶景です!
とくに駐車場はありませんでしたが、道沿いに停車しても大丈夫そうな場所です。
神子原の棚田
石川県羽咋市神子原は、羽咋市の東部に位置し、碁石ケ峰の標高150m~400mの傾斜地に点在する農村で集落であります。地名は古来より「神子原・巫女原」(室町時代)と称し、住民が神事を大切に守り、継承してきたことに由来するものと思われます。この神子原米ふぁ美味しい理由は、昼夜の寒暖差が大きく、豊富な雪解け水の清流と美しい棚田によって育てられ、収穫量が平野に比べ65%と少なく化学肥料によって無理に増産しない栽培に起因すると云われております。(立て看板より)
綺麗に棚田になっているのがわかりますね。
ここからは、
菅池町棚田
千石町棚田
神子原町棚田
を見ることができます。
案内の立て看板に地図と位置が明記されていますので合わせてご覧くださいね。
神子原の棚田散策マップ
神子原の棚田をぐるっと散策できるルート案内図がありました。
距離は3kmで、所要時間は徒歩で約1時間だそうです。
車両の通行も可能な道となっています。
時間がある方は景色を楽しみながら散策をされてみてはいかがでしょうか。
神子原・権現様の伝説
散策ルートの途中に、「神子原地区の昔話・権現様の伝説」というところがありました。
ビュースポットから車で1~2分のすぐ近くにありました。
看板がありましたので読んでみます。
神子原地区昔話・権現様の伝説
ここ神子原北部の丘陵に「権現様の森」と言う古墳の形をした社(やしろ)があります。
昔から神子原では神楽太鼓の音がすれば必ず変事が起こるといわれ、権現様は霊験があらたかな神様として仰がれてきました。
ある昔、村人は豊作が続き権現様のご利益を喜び、「社を建てましょうか」と権現様にお伺いすると「七堂伽藍(しちどうがらん)の立派な社でないといやだ」と言われました。貧しい村人は豊作で少しは豊かであったが思いもよらぬ大きなことを言われ「小さい社しか建てられない」と答えると、権現様は「今のままでよい」と言われました。そのため社は建てられず、今では樹木がよく繁る「権現様の森」と呼ばれるようになりました。
この森の奥には樹齢三百年樹高十五メートルといわれる赤松が立っていましたが、松くい虫に侵され今は切株だけが残っています。
入り口から木が生い茂っていましたが、入ってすぐに祀ってある場所が見えました。
神子原の棚田、見頃は?
いつ来ても美しい棚田ですが、
残雪があり、春を待つ棚田
水が張られ空の鏡のようになっている田植えを終えた棚田
黄金の景色であろう、収穫を迎えた棚田
この頃がオススメです。
広い広い棚田の景色の中にポツンと案山子がいましたよ。
長閑な風景です。
風も気持ち良く、心から癒される景色です。
稲刈り時期の神子原の棚田
2022年9月初旬。
稲刈りのシーズンです。
早稲は早くも刈り取られはじめています。
神子原の棚田は稲刈り直前の風景が黄金のようだ!
とお聞きしたので、行ってみました!
少し日が暮れかかった頃ですので、見事な黄金!には見えないのですが、
実際には稲穂が首を垂れており、刈り取り直前の黄金色でした!
お天気の良い日中に行けばよかった!
相変わらず見晴らしがよく、さわやかな風がふいています。
風が吹くたびに稲の香りがして、あたたかい気持ちになります。
たわわに実をつける稲穂です。
神子原棚田のビュースポットへ行く途中にあった、棚田を見あげる場所です。
見下ろす棚田も美しいのですが、
見あげる棚田も美しいですね。
神子原米を購入できる店
この美しい棚田で収穫した神子原米は、すぐ近くの「神子の里」で購入することができますよ。
「神子の里」
【神子原の棚田 ビュースポット】
石川県羽咋市神子原町