七尾で百年以上の歴史を持つ、「小山屋醤油店」さんをご紹介します。
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小山屋醤油店の「小山屋」、読み方は「おやまや」
まず、間違いがないように読み方の案内です。小山屋醤油店の「小山屋」は、「こやまや」と呼ばれることも多いのですが、こらちは「おやまや」さんです。
小山屋醤油店建物は国登録有形文化財
七尾駅前の「リボン通り」という商店街から徒歩で約5分。美しい格子戸の、昔ながらの建物が目に付きます。
創業大正元年 百年以上の歴史をもつ小山屋醤油店
小山屋醤油店の建物、蔵は国の登録有形文化財に指定されています。
実は小山屋醤油店は2007年3月能登沖地震で蔵は全壊しています。しかし現在は見事に修復が終わっているそうです。
お醤油を求め、さらに国登録有形文化財である建物、蔵を拝見できるのはとても貴重な機会となります。
入口には細やかに迎えるるようなお花が掛かっています。
昔ながらの瓶売り。ペットボトルでの商品も用意されています。
昔、こういった醤油瓶が台所の下にいつもありませんでしたか?
そして瓶をお店に持っていくと何十円かの返金があったようにおもいます。
同じ内容物で、買い求めやすいペットボトル製品もあります。
豊富な醤油の種類!
一口にお醤油といってもこれだけの種類があるのですね。
「本醸造醤油」「天醤油」「旭醤油」「淡口醤油」、他には「だしつゆ」もあります。
地元の愛されている小山屋醤油店の「天醤油」
私は今回「天醤油」を買い求めました。写真では紫の帯のパッケージのものです。
色は濃いのに辛過ぎず深いお醤油の味だと感じました。お刺身でいただいたのですが、とても合います!
商品説明によると、地元で最も愛されており、 お寿司屋さんや料理屋さんで大活躍しているとのこと。
ここ七尾ではお刺身をいただく機会が多く、お刺身に合うお醤油というのはとてもポイントが高いのではないでしょうか。
お土産にお醤油を。
お醤油はその土地そのお店で味が違うものです。お土産として選ぶもの良いかと思います。
手製のハンコでしょうか。「おやまや」という文字と醤油樽の絵がかわいい紙袋です。
醤油を造っている蔵の見学もできます。
先約や予約がなければ、蔵の見学ができます。せっかくいらしたのであればこの蔵を見ないで行くのはとてももったいないことです。
あらかじめ電話などで申し込んでおけば良いかと思います。
商品が並ぶ店舗の奥にある「小山屋」暖簾、その奥には。。。
醤油の香る大きな杉樽がいくつも並びます。
なぜか懐かしいと感じる、お醤油の香り。穏やかな気持ちになります。
お醤油屋さんならではの、発酵体験
こちらでは蔵見学の他に小山屋さんが企画する発酵体験もできます。
発酵体験では、醤油麹、麹味噌などを作ることができるそうです。
発酵体験のなかでも、醤油麹作りについて。
国登録有形文化財である建物、蔵の見学をし、説明を受けながら、醤油麹造りを体験することができます。
こちらは所要時間約40分とありますが、店主とお客様で話に花が咲くことも多いそうで、時間を超えることもあるそうですよ。
発酵体験は基本的に予約制なので、小山屋醤油店にいらっしゃる際は事前に電話をされるのが良いかと思います。
他、この貴重な建物を活かした講座やイベントも企画されるそうです。
【小山屋醤油店 店舗詳細】
住所 〒926-0044
石川県七尾市相生町41番地
TEL 0767-52-0428
FAX 0767-52-2178
営業時間 8:00~17:00
定休日 日曜日・第2・4土曜日