のとルネアンバサダー、イベント担当るっちです。
漫画「君は放課後インソムニア」。
舞台となった七尾市にて2020年秋、アニメ化や映画化を期待しながらを聖地巡礼しました。
そして2023年、アニメ化、映画化ともに実現しました!
アニメは4月10日からテレビ東京系でスタート(石川県では13日25時25分~北陸放送)、
映画は、6月23日公開予定です。ぜひご覧くださればと思います。
コミックも12巻まで発売され、ますます人気上昇中です!
Contents
のと鉄道にラッピング車両登場!
七尾市の七尾駅からとなりの鳳珠郡にある穴水駅を結ぶ「のと鉄道」。
その区間を「君は放課後インソムニア」のラッピング車両が走ります!!
2023年4月29日に運行開始となり、当日の車両出発式には石川県出身の声優・能登麻美子さん(倉敷兎子役)もいらっしゃったんですよ。
人気漫画「君は放課後インソムニア」ラッピング列車
能登の里山里海の風景を背景に、夜の色調のラッピング車両が走ります。
君ソムのキャストが、能登を走っています!
のとルネアンバサダーの北山里江が、走る車両を両側から撮影しましたよ。
夕暮にも合いそうな美しい夜色の車両です。
ヘッドマークは、そのまま缶バッジやステッカーになっても可愛いと思いました!
いきいきとした君ソムメンバーが描かれています。
一番右端のキャラクター、倉敷兎子役の声優は、石川県出身の能登麻美子さんです。
何気に好きなキャラクターです。声も合っていますよね♪
景色が描かれているこちら。
左の絵は作中に出てくる九曜高校ですが、モデルは石川県立七尾高校です。
↑↑こちらが実際の七尾高校の写真です。
この精巧に再現され描かれた景色が、「君は放課後インソムニア」の醍醐味のひとつと言えるでしょう。
ラッピング車両は、側面それぞれ違う絵が描かれています。
どちらが側が昇降口となるか楽しみですね!
車両に描かれている二人の表情をまじかで見てみてくださいね。
微笑ましい二人の表情!
君は放課後インソムニアラッピング列車 ダイヤは?
君は放課後インソムニアのラッピング列車は、1日に平均3~4本運行されています。
1日に2本の日もありますし、6本の日もあります。
区間は七尾駅~穴水駅。
日によって運行時刻が違いますので、「のと鉄道 時刻表」を検索し乗車したい日のダイヤをご確認くださいね。
下りは、七尾駅発7時台から、最終は22時台まで、
上りは、穴水駅発6時台から、最終は21時台発まであります。
日によって違いますのでお気を付けくださいね。
ちなみに、のと鉄道は単線ですので、時刻表はごらんの通りとなっております。
写真は、穴水駅発の時刻表(2023年5月現在)です。
このうちの数本が、ラッピング列車ですよ。
のと鉄道 運賃は?
こちらの写真は車両内の料金表です。
七尾駅始発で、和倉温泉駅ー田鶴浜駅ー笠師保駅ー能登中島駅ー西岸駅ー能登鹿島駅ー終点穴水駅と、合計8駅です。
たとえば、七尾駅から和倉温泉駅ですと、片道190円です。
七尾駅から終点穴水駅までですと、片道850円です。
それが、土日祝日にはとってもお得な切符があるんですよ。
土日祝日はフリー切符がお得!
土日祝日限定!のと鉄道一日乗り放題「つこうてくださしフリーきっぷ」
大人1000円、子供500円
という、とってもお得な切符です。
のと鉄道の各駅は魅力的な駅ばかりですし、周辺にも観光スポットがあります。
この「つこうてくださしフリーきっぷ」を使用して一日丸々のと鉄道で旅してみませんか?
のと鉄道8駅をまとめた記事はこちら↓↓
駅員さんのいる七尾駅で購入してみました。
この日七尾駅ー穴水駅を往復予定でしたので、普通ですと1700円のところ、このフリー切符で1000円でした!
そしてさらに嬉しいことに、このフリー切符を提示すると優待がある施設がこんなにあります!どの施設もおすすめの施設ですよ。
これは能登を堪能できる魔法のような切符です!
ぜひご利用くださいね。
ただし、利用したい施設と駅の距離は調べてからが良いと思われます。
駅からタクシーかバスを利用しないといけない施設もありますのでご注意くださいね。
ラッピング列車に乗ってみた
さて、さっそくラッピング列車を堪能してみようと思います。
この日は、ラッピング列車が運行されるという七尾駅発9:31に乗車しました。
JR七尾駅には、のと鉄道が併設されています。
乗車券もこちらの改札口付近で購入することができます。
「のとホーム」にすでに車両がいました。
綺麗な色!
念のため、鉄道好きの方のために掲載しておきますね。
車両は1両でした。
中は4人掛けの席が主です。
向い合せで、楽しめますよ。
車両はワンマン車であり、後ろ乗り・前降りとなっています。
前には、運賃箱がありここで切符を渡すなり支払いをします。
支払いは現金のみで、ICカードは使用できませんのでご注意くださいね。
駅に到着し、降車する際はドアの横のボタンを自分で押してひらきます。
このシステムは、都会からいらした方には意外らしく、
この日も観光客の方がずっとドアの前に立ってドアが開くのを待っていらっしゃいました。
私が声をかけるより早く、乗務員の方が優しく教えてくださっていましたよ。
ちなみに、能登の冬の寒さは厳しく、冬の間自動開閉ですと車両内がとても寒くなります。
ですので自分で開閉できるシステムはありがたいものなのです。
声優・能登麻美子さんのサイン色紙が!
乗務員さんから、「これ、これ見た?」と教えていただいたのがこちら。
なんと、声優の能登麻美子さんの直筆サイン色紙です!
このラッピング列車の出発式にいらしていましたね。レアですね♪
能登の景色の中を走ります。緑が美しい車窓です。
吊革につかまって、車両の前に立ってみました。
まっすぐ続く線路が見えます!
のと鉄道は、とにかく素晴らしい景色を見ることができるのが特徴です。
ラッピング列車を楽しんでいただくと、もれなく絶景を見ることができますよ♪
この日はあいにくと雨模様でしたが、水の張られた田んぼが美しく、さらにその向こうには七尾西湾がみえます。
その向こうには能登島がみえますし、七尾市と能登島を結ぶ大橋も見えますよ。
イルミネーションのトンネル
のと鉄道には、短いながらもイルミネーションがあるトンネルがあります。
穴水駅到着直前に、トンネルが2つあります。穴水駅に近い方のトンネルにイルミネーションがあります。
2~3秒のことですので気を抜かずに見てみてくださいね。
七尾方面から穴水駅に向うと、穴水駅直前にまずトンネルをひとつくぐり、すぐに次のトンネルにさしかかりますので、一つ目のトンネルをくぐった頃からカメラの準備をするのがタイミング的に合うと思います。
穴水駅からですと、発車してすぐにイルミネーションのトンネルに入りますよ。
短くてもイルミネーションは嬉しくなります。
七尾ー穴水間 所要時間は?
今回は七尾駅から穴水駅まで向かいましたが、片道約1時間でした。
終点・穴水駅に到着した際のラッピング車です。
まるで伊咲ちゃんと丸太くんが駅に降り立ったようですね。
穴水駅より以北は残念ながら廃線となりました。
終点・穴水駅に着きましたら、ぜひ穴水町に降り立って、ご堪能くださいね。
ちなみに約20分程度停車したのち、乗客をのせてラッピング列車は折り返すように七尾駅へと向かって行きました。
偶然ですが、観光列車「のと里山里海号」が穴水駅にいたので、お揃いで撮ってみました。
のと里山里海号についてはこちら↓↓
のと里山里海号の窓に君ソムのキャストが映り込んでいましたよ。
まるで乗車しているみたい!
声優陣による車内アナウンス
なんと、ラッピング列車内では、時間限定で車内アナウンスがアニメ「君は放課後インソムニア」の声優陣が担当しているのですよ!
中見丸太役の佐藤元さんと、曲伊咲役の田村好さんが担当されています。
「ご乗車ありがとうございます」
「次は、終点七尾駅です」
など、レアなアナウンスを聞くことができますよ!
「ボタンを押してドアをお開けください」など、ローカルな列車の降り方まで言っていただいております。
※なお、声優による車内アナウンスは毎日行われておりません。2023年5月現在、土日の日中の時間帯の1~2本のみとなっています。
「のと鉄道 時刻表」を検索すると、ラッピング列車の運行時刻とともに、
声優による車内アナウンスがある時間帯が記されています。
ぜひ、狙ってみてくださいね。
とっても素敵なアナウンスです。
七尾駅周辺の駐車場
のと鉄道を利用するには、電車でJR七尾駅に来てのと鉄道に乗り換える必要があります。
または、お車で能登にお越しの際は、七尾駅周辺に駐車してから利用することもできます。
七尾駅すぐ横の駐車場や、七尾駅正面にある施設ミナ.クルやパトリアは基本的に3時間駐車無料です。
しかしのと鉄道を堪能するには少し時間が足りないかもしれません。
その際は、
パトリア立体駐車場
七尾駅前屋外第2駐車場
をご利用いただくとのと鉄道利用にて駐車料金が割引となります。
他にも駐車場が隣接していますが、割引対象となるのはこの2か所だけです。
七尾市から穴水町へ向かって走る「君は放課後インソムニア」ラッピング列車。
能登の景色と、みずみずしいストーリーの人気作品両方を、是非堪能してくださいね。
※写真協力:中央茶廊マスター・窪丈雄 様 ありがとうございました。
【君は放課後インソムニア×のと鉄道七尾線 ラッピング列車】
2023年4月29日より運行開始
区間:七尾駅~穴水駅
時刻表は「のと鉄道 時刻表」をご確認ください。
1日に2~6本運行しています。
土日には声優による車内放送がある車両があります。