令和6年能登半島地震現地レポート(1月14日取材時の様子)【七尾市】

のとルネ実行委員会代表、山﨑香織です。
君ソムファンの方々から、今聖地はどうなっているのかとご心配の声が聞こえてきました。
私自身も、実際に見たのは自宅周辺やのとルネの拠点のある街中の周辺のみで、後はニュースやSNSの画像を見ているだけでした。

そこで、地震より約二週間がたった1月14日、お天気も良く動きやすいこの日に、君ソムの聖地も含めて、七尾の市街地と和倉温泉街を見てきました。
どのような状況であっても、ここからやり直すしかない現実をしっかり見ておこうと思いました。

こんなことになるんだ!と行く先々で自然の脅威を感じることとなりました。

特に、七尾港と和倉港では、目の前にある悲惨な状況と、その奥に広がる、いつもと変わらない穏やかで美しい海を同時に目にすることとなり、突如、恐ろしく牙をむいて襲いかかってきたくせに、もう何もなかったみたいに平然としている様子に、無駄だとはわかっていても、何か文句の一つも言ってやりたいような気になりました。
ここから、1月14日の七尾の街の様子をご紹介します。後に、必ず、ここから、よく復興したよねと言うための記録としてご覧いただければと思います。

七尾駅

1月15日に、やっと羽咋駅までの列車が運行再開しましたが、その先、七尾、和倉温泉へはまだ運休のままです。

床が隆起したようで、一部立ち入りできないようになっていました。

君ソムのAR出現スポットにもなっているこちらの長谷川等伯像は無事でした。

パトリアも無事です。現在全国から支援物資を集めて、被災者の方へ配布や配送をする拠点として活躍しています!

まだまだ支援物資募集中です!

こちらで、君ソムの主人公達と同じポーズで写真を撮られた方も多いと思います。中山薬局さんです。一階部分が倒壊しています。今回かなり被災した一本杉通りの入り口です。

和ろうそくで有名な高澤ろうそく店さんも店舗が倒壊していました。ちょうどご主人にお会いしましたが、ご無事で、必ず再建するとおっしゃっていました。一日も早いことを祈ります!

観光スポット能登食祭市場です。君ソムファンの方には、受川君のバイト先としておなじみでしょう。

こちらは、建物の外観に大きな損傷は見られませんが、液状化現象と、隆起で危険な状況になっているようです。

再開の目処はたっていないようです。

建物裏口から海辺の広場は、かなり起伏や地割れが激しくなっていました。

 

こちらも君ソムの聖地となっている和倉温泉駅です。駅全体が立ち入り禁止となっています。

七尾駅と和倉温泉駅の間に、あの日から停まったままの列車がいます。いつ動けるようになるのでしょうか。

和倉温泉街も大打撃を受けています。

ニュースでもよく流れた映像ですが、こちら真っ二つに割れてしまっている寿苑さんです。傾いている方の倒壊が心配されます。

あえの風さんも、左手や、右上部の壁が一部落ちてしまっているのが見えました。

海望さんも駐車場の一部がかなり隆起して、危険な状況になっており、ロープが張られていました。

加賀屋さんの正面入り口です。出入りできないようになっています。

加賀屋さんの側面です。かなりひびが入っています。

ライトアップスポットとしても人気の渡月橋は、かなり大きく動いた跡が見られます。

虹と海さんも、外側の壁の一部が海側に傾いています。

総湯前の道路も隆起が激しかったようです。

和倉温泉の行列ができるジェラート屋さん「能登ミルク」の隣のビルです。

大きく傾いています。それでも片付けのためでしょうか、ビルへ出入りしている様子が見られました。

これ以上傾かないことを切に祈ります!

釣り場としても人気の和倉港の堤防が、かなりの部分崩れていました。

 

七尾の一部だけでもかなりの被害が見られました。街中で民家が何軒も倒壊しています。

輪島や、珠洲市など他の地域も含めて能登全体でどのくらいの被害があったのでしょうか。

水道や電気等のライフラインの復旧だけでも相当の時間を要していますが、復興となると、どのくらいかかるのか想像もできません。それでも今回取材しながらお話が聞けた方々は皆、前向きにここから、以前よりも元気な能登にしようという希望を持っていらっしゃいました。

私達のとルネも同じ気持ちです。ここから、一緒に前へ!

今後も、復旧、復興の様子をお伝えしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

又、活動にご賛同頂き、支援金のご協力をお願いできましたらありがたいです。

詳細は下記よりご確認ください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 


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