のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
豪快な荒彫り仕上げの山門の欄間が見どころです。
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日蓮宗・京都立本寺旧末 久住山「長興寺(ちょうこうじ)」
長興寺は、西暦1469年、京都本山立本寺六祖・龍華院日實上人が応人の乱の戦火を避け、能登畠山家3代当主・義統公を恃み七尾に下向した折り、その化益によって創建されたお寺です。
開山は日實上人の弟子である一乗院日種上人。
七面大明神が祀られている
長興寺には、御守御神として、末法惣鎮守の七面大明神、また子育て安産の鬼子母神十羅刹女などが祀られているそうです。七面大明神が祀られていることから「七面さまのお寺」として信仰を集めているそうです。
山門の欄間が有名です
長興寺への階段を上がると総欅の山門があり、その欄間に彫られている立派な龍が目を引きます。
この欄間は、吉田一雋氏作のもので、豪快な荒彫り仕上げとなっています。
八方睨みの龍と言われ、どこから見てもこの龍と目が合うように見えるんですよ。
是非龍を見つめてみてくださいね。
境内には百日紅の巨木がある
山門をくぐって境内に入った直ぐのところに百日紅(さるすべり)の巨木があり、8月お盆前から彼岸過ぎまで無数の深紅の花を咲かせるそうです。
春の早い時期に訪れたので百日紅(さるすべり)のお花を見ることができませんでしたが、次回は、深紅の花が咲く頃に伺いたいと思います。
七尾港の賑わいとともに遊郭が栄えたともいわれる寺
明治時代には、遊郭の芸妓が参っていたことでも知られています。芸妓や娼妓らが一心に身の安寧を祈ったなごりである「底のない柄杓(ひしゃく)」がのこされて、往時の女性たちの悲哀とひたむきな信心を偲ばせているそうです。
境内はそんなに広くはありませんが、綺麗に手入れされています。
威風のある龍の欄間をご覧に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【長興寺(ちょうこうじ)」施設詳細】
住所:石川県七尾市小島町リ169
電話番号:0767-52-3482
拝観料:無料