のとルネアンバサダー、観光担当のっちです。
県外からのリピーターも多数。
ハマる人はとことんハマる。
お料理が魅力で、
朝食の"がんもどき"は絶品。
おもてなし・なし?!の宿
以前から、お料理が美味しいという噂を聞いており、ずっと気になっていました。
HPを確認すると、
スリッパなし、テレビなし。
"おもてなし・なし"
と書いてあります。
…ちょっと怖いけど、なんだか気になる。
ということで、お電話で予約しました。
車では、金沢駅からだと2時間、
能登空港からは40分ほどかかります。
湯宿さか本に到着です。
吹き抜けになった2階に、客室が2つ。
1階は囲炉裏と薪ストーブがあり、
食事をする場所になっています。
お部屋はこじんまりとしていて、
ふかふかのお布団が敷いてあります。
HPにあった通り、テレビはありません。
障子戸を開けると、すぐに共用の廊下。
スマホの電波はほとんど繋がりません。
(docomoは繋がる場所もあるようです。)
トイレやお風呂は共同です。
ティッシュや歯ブラシ、
スリッパは無いので持参した方が良いと思います。(特に秋冬は、漆塗りの廊下が冷えます。)
シャンプーは備え付けのものがありますが、
石けんのシャンプーです。
私は髪に合わずギシギシになったので、
気になる方は、持参したほうが良いかもしれません。
この辺りで、友人と、
「なんかすごいお宿に来てしまったかも」と
不安になっていました。
感動するお料理の数々
薪ストーブと囲炉裏で、ほっこりする暖かさ。
夕食は囲炉裏のそばで、
他の宿泊客の方々とご一緒します。
ひとつひとつのお料理が、繊細で上品なお味。
冬の味覚、香箱も堪能できました。
思わず「おいし〜」と顔がほころび、
美味しさを共有しながら、
他のお客様とお話するのも、
楽しいひとときでした。
ご一緒した1組は、関東在住のご夫婦で、
もう4回目のリピーターさん。
「目にみえないおもてなしが沢山あるから、
それをひとつずつ見つけていくのが楽しい。」
とおっしゃっていました。
来れば来るほど、
どんどん好きになっていったのだそうです。
私たちも、夕食前に感じていた不安は、
美味しいお食事や、ほかのお客様との交流で、
どんどんと和らいでいき、むしろ心地よさを感じていました。
最高の目覚め
コケコッコー!というニワトリの鳴き声で
目覚めると、窓から見える景色にうっとり。
絶品の朝食
ことん、と置かれたがんもどき。
熱々をいただきます。
言葉にならない美味しさでした。
ひとくちひとくち噛み締めながら
味わっていると、
やってきました。
炊きたての艶々なご飯です。
きっと朝鳴いていたニワトリの
たまご焼き。
ふるふるです。
能登のこけ 霜おこしのお味噌汁。
朝から、心まで満たされるようなお食事でした。
最初は無いものばかりで、
戸惑うかもしれません。
好き嫌いは分かれるお宿だと思います。
でも、ふっと疲れたときにおすすめしたいです。
つかず離れずの接客。
目には見えないけれど、
しっかり感じるおもてなし。
豊かな自然に囲まれ、能登の食材を使い、
丁寧に作られたお料理を味わう。
日々の疲れが癒されるようなお宿です。
店名 |
湯宿さか本 |
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住所 | 石川県珠洲市上戸町寺社 | ||
連絡先 |
0768-82-0584 |
※予約は電話のみ |
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定休日 | 1月、2月は休業 | ||
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