のとルネアンバサダー、観光担当のっちです。
輪島朝市から徒歩1~2分のところにある輪島塗のギャラリーは、
輪島塗の知識が得られ、さらにお手頃な価格でお品を購入することができるんですよ。
「ギャラリー遊庵」をご紹介いたします♪
輪島朝市の帰りに寄ってみた
能登の代表的な観光スポット「輪島朝市」。
第2、第4水曜日以外の毎日朝8時~12時まで開催されています。
輪島朝市をお昼まで楽しみ、帰り際に見つけたお店です。
「明治の塗師蔵」
「漆蔵アウトレット遊庵」
の案内があります。
入り口に暖簾もかかっていますし、案内看板も出ていましたので立ち寄ることにしました。
中は、民家をそのまま利用したギャラリーのようです。
入ると、店主が迎え入れてくださいましたよ。
輪島塗の作品が所狭しと並んでいます!
こういった雰囲気が好きな方にはたまらない蔵ギャラリーですね!
「ギャラリー遊庵」さんの特筆すべきことは、とにかく店主の話術です!
お店に入って、「輪島塗の詳しいことはわかりません」とお伝えすると、膝を打って嬉々として説明をしてくださいました。
その説明が、、とても面白い!
漆ってなに?
輪島塗ってどうしてこんなに有名なの?
漆ってどんなふうに使えばいいの?
漆について、どんなことでも理路整然と答えてくれる店主。時には化学を持ち出し、いかに漆器というものが素晴らしいかを教えてくれます。
ただ買い物をするというお店ではなく、輪島塗の良さ、素晴らしさを教えてくださる学習のできるギャラリーです!
漆は、漆の木の樹液から採れますが、木が育つのに十何年もかかり、樹液を採取するとその木は枯れてしまうので、また植林から・・と気が長くなるような年月をかけて漆が採れるのです。
しかも、漆の木一本から採れる漆は牛乳瓶1本分で、器だとせいぜい10椀ほどだそうです。
そう知ると漆ってとても手間暇がかけられており貴重ですね。
高額なのも頷けます。
しかし漆の器の効用は多岐にわたり、「子供ほど良い漆器を使え」と教えてくださいました。
漆は「人の健康」に貢献しているといえます。
どんなふうに?
それは是非「ギャラリー遊庵」さんにいらして、店主さんの楽しい解説をお聞きください!
輪島塗アウトレットショップ
別室には「蔵出アウトレットShop」がありました。
店主の先々代の頃よりの塗師蔵があり、古い作品や組外れ品、サンプル品などがたくさんあり、
それをアウトレット商品として販売しています。
アウトレット品とは思えない、素敵な品々!
憧れの輪島塗作品を手頃な価格で買い求めることが出来ます。
輪島塗についてお話を聞いた後なのでとっても欲しくなりました。
この機に輪島塗を生活に取り入れてみようと思いました。
そして長く使い続けたいと思いました。
【ギャラリー遊庵 詳細】
石川県輪島市河井町2-128
TEL: 0768-22-0084
定休日: 不定休
時間: 9:00~17:00(11月~2月まで 10:00~17:00)