
のとルネアンバサダー、グルメ担当とっちです!
七尾湾の栄養豊富な海で育った能登牡蠣。
全国から注文が殺到する「山田水産」さんをご紹介します。
Contents
国指定の重要湿地である七尾湾
七尾市中島町は、県内外から訪れては、この地を気に入って移住する方も多いという人気の町です。
七尾湾は、国から「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」(略称「重要湿地」)と指定されています。
能登半島の豊かな自然・山林から流れ出る栄養が、七尾湾にそそがれているのです。
幸か不幸か、人口も少ないので、海の美しさが保たれています。
この貴重で栄養豊富な海で育った牡蠣を生産・販売している山田水産さんにお邪魔させていただきました♪
中島町は能登牡蠣が特産で、多くの牡蠣の生産・販売所があります。
こちらでは通称「かき小屋」といいます。
オシャレな看板が見えます。
中島町深浦という、七尾湾に面している地区です。
七尾湾と同じ深い緑色の建物!そしてロゴがオシャレ!!
かき小屋、というイメージとはかけ離れた洗練された建物です。
山田水産 代表 山田慎吾さん
こちらを経営しているのは、代表 山田慎吾さんです。
お見かけすると、とってもお若いですね!
中島町の特産で昔からある産業を、若い人がされているのはなんだか嬉しくなりますね。
中島町の牡蠣産業、活気があります!
元々はサラリーマンでしたが、海好きなことと、地元で自分で仕事をしたい!という熱意から脱サラをし、
この中島町で牡蠣の生産・販売をはじめたそうです。
自ら惚れこんでいるという牡蠣を生産し、もう、7年経つそうです。
初めの頃は一人ではじめたのですが、だんだんと仕事量が多くなり、追いつかなくなって今では兄弟や家族一丸となって山田水産を盛り上げています。
今では地元の販売はもちろんのこと、県内外の飲食店や小売店に出荷、そしてふるさと納税でも大人気商品となっています。
毎朝5時に牡蠣棚へ
朝5時から船で片道40分の海に出て、牡蠣棚から牡蠣をあげる作業から始まる1日。
大きな船に、すごい牡蠣の量ですね!
1年で牡蠣が育つ栄養豊富な七尾湾
七尾湾は栄養は豊富なため、牡蠣が1年で育つそうです。
これは、他の牡蠣の産地ではあまりないことだそうですよ。
若い牡蠣は柔らかな食感と凝縮された甘みが特徴だと、山田水産さんの説明があります。
知らなかった!!地元にいて、この知識ははじめて教えていただきました。
話を聞いているだけで、牡蠣が食べたくなります。
牡蠣の畜養に力を入れる山田水産
牡蠣棚から牡蠣を収穫し、陸に帰ってきたあとはひたすら牡蠣を剥き続けるそうです。
また、牡蠣をばらし、牡蠣の殻を綺麗に掃除してまた海の牡蠣棚に戻すという作業もあります。
こうすることで牡蠣は海から栄養を吸収しやすくなるため、旨さがさらに増すそうです。
山田水産さんでは、とっても手間のかかるこの「畜養(ちくよう)」に力を入れているとのこと。
なので、山田水産さんの牡蠣はとっても美味しいと大評判です。
ちなみに、キレイに掃除された牡蠣は、こちらです!
え?!牡蠣ってもっとゴツゴツした貝じゃありませんでしたか?
こんなにキレイになるんですね!
こちらの牡蠣は「殻付き牡蠣」として出荷可能で、食べることができるものだそうです。
牡蠣の生産って、すごく手間がかかるのですね。そして大事に育てれば育てるほど美味しくなるものなのですね。
ちなみに、殻付き牡蠣はこうして詰め合わせて出荷されるそうですよ。
この日も出荷が立て込んでおり、とても忙しそうでした。
1/3斗缶(加熱用)2700円です。
牡蠣を剥くナイフもちゃんと同梱されていますよ。
実は、自宅のガスコンロで、このまま火にかけて食べることができるんですよ!と教えていただきました。
なんと気軽な!
実際にやってみたので、この記事の下の方に書き記しますね!
ひたすら、牡蠣剥き・・
海から戻った山田さんは、他の女性の作業の方とともにひたすら牡蠣を剥くそうです。
手慣れた手つきでスイスイと牡蠣を剥いていく姿。
それにしても牡蠣の身の大きいこと!
もう、ここでも食べたくなります・・・。
七尾湾の景色を正面に見ながら、ひたすら牡蠣を剥き続けます。
牡蠣のむき身の注文はとても多く、毎日こんなに剥いていても追いつかないそうです。
大人気故の忙しさですね!
牡蠣の美味しい食べ方!
取材をさせていただくにあたり、代表の奥様、英里さんに案内をしていただきました。
牡蠣の作業着といえど機能的かつオシャレな英里さん。山田水産さんが全体的にオシャレなのは英里さんのセンスでしょうか?!
英里さんは中島町出身で、牡蠣が大好き!!
そんな英里さんからオススメの牡蠣の美味しい食べ方を教えていただきましたよ。
オススメ!簡単!牡蠣の蒸し焼き
英里さんのオススメはこの牡蠣の蒸し焼きです。
平たいお鍋に殻付き牡蠣を並べ、水を1センチ位張り、火にかけて蓋をします。
お鍋も蓋も使い慣らされた味のある逸品です♪
牡蠣は火が通ると口が開くので、容易に剥くことができます。
軍手をして、アツアツの牡蠣を剥きますよ。
見てください、このぷっくりした牡蠣を!!
蒸したてほかほかの牡蠣!美味しそう~~~!
殻付きのまま蒸したので、旨味が逃げずに凝縮されています。
調味料は何一ついらず、海の天然の味でいただくことができます。
アツアツとほおばると・・・もう、美味しい、の一言しか出ません。
牡蠣って、貝の中でも一番美味しいと思えます。
こんなに旨味が詰まった貝ってありますか?
生かきの全国発送あり!
さて、販売されている牡蠣です。
全国発送可能です!
9月頃から5月GW頃まで出荷可能だそうですよ。
●むき身(生食)500g1300円
●むき身(生食)1Kg2600円
●贈答用(箱入り)約900g2700円
●カラ付カキ(生食)1個200円(※要予約!)
●カラ付カキ(加熱)1個120円
●1/3斗缶(加熱)2700円
●半缶(加熱)3800円
●1斗缶(加熱)7500円
●カラ付(加熱)20個+むき身1kgセット5000円
★発泡スチロール大500円 中300円 小150円
お買い求めは記事末の電話、メールでお願いいたしますね!
お正月イベント“まんぷくまるしぇ”
山田水産さんは、2022年のお正月に初めてイベントを開催されるそうです。
その名も“まんぷくまるしぇ”!
日時:2022年1月3日(月)10~15時
場所:山田水産
美味しい物を食べて、能登は美味しいものがあるんだ!と思って来てほしい、と能登愛をこめたマルシェです。
出店者もまだ増えそうですよ。
当日は炭火を用意し、焼き牡蠣など贅沢な海産物を食べたり購入したりできそうです!楽しみですね♪
自宅で牡蠣の蒸し焼き
1/3斗缶を購入しました!
中の牡蠣は一回分のみにして水を入れて、写真のように蓋をずらして火にかけました。
およそ10分程度ですでに牡蠣の口がひらいてきました!
軍手をして、牡蠣を剥きます。
熱い!美味しい!!
この量で3回蒸すことができました。
購入してきたそのままで料理ができるって、嬉しいですね!
殻付き牡蠣は数日生きている
缶入りの牡蠣を購入しても、自宅ですぐに料理できないという心配があるかもしれません。
しかし、牡蠣は殻付きで1斗缶に入った状態で約5日間は生きているそうですよ。
冬の季節であれば、陽の当らない場所で缶のまま外に置いておくだけで良いそうです。
実際に私も購入して3日後に料理しました。
それでも旨味凝縮の美味しい牡蠣を味わうことができましたよ♪
山田水産さんの、美味しい牡蠣、是非味わってみてくださいね!
【能登かき山田水産 詳細】
住所:七尾市中島町深浦ヨ117-1
電話:090-6278-0330
fax:0767-66-0732
mail:notokaki.yamada@gmail.com
支払い:現金・各種キャッシュレス可
★Facebook・Instagram・Twitter 「能登かき山田水産」で検索できます。