おむすびで笑顔にする「えにし屋~たま姫茶屋」|中能登町

日本最古のおむすびが出土した町として歴史ある中能登町に、おむすびの専門店として「たま姫茶屋」が誕生しました。
※令和6年能登半島地震後、内容もリニューアルされて、7月に再オープンしました。
 新しくなった「たま姫茶屋」をご紹介します。

外観・内観

たま姫茶屋は、「古民家の宿 えにし屋」に隣接した場所にあります。

入口は建物の裏側になりますので、案内板の通りに進んでいただくと玄関が見えてきます。

たま姫茶屋のある中能登町は織物が盛んな町で、この古民家の家主さんは、織物工場を営んでいらっしゃったそうです。そしてこの建物は、従業員の寮として使われていました。
この建物を改装して、おにぎり専門店として「たま姫茶屋」が誕生しました。

たま姫茶屋には、おむすびで地域と人をつなぐ場所としてたくさんの人に利用してほしいという女将の想いが込められいます。
玄関には紫の可愛い暖簾が掛かっています。この暖簾は、中能登町の特産品である能登上布で作られています。

建物は2階建てで、1階にはゆったりとテーブルが配置されています。建物の周囲は全面が窓になっており、たっぷりの日差しが差し込む店内は明るく、開放的な雰囲気です。陽光が店内を優しく照らし、心を癒してくれる空間となっています。ここで過ごす時間は、リラックスできて、とても心地よく感じられます。

窓際には、昔使われていた酒瓶やお皿、和服用のカバンなどがセンスよく飾られています。さらに、店主の趣味で集めた品々も並び、どこか懐かしさと温かみを感じさせる空間が演出されています。

茶屋の店主と女将

茶屋の店主は、えにし屋の女将島喜久子さんの次男で、金沢から移住した義樹さんです。

令和5年の秋に開業した「たま姫茶屋」ですが、令和6年1月の能登半島地震の影響で休業していました。しかし、義樹さんがこのまま閉店してしまうのはもったないと言ったことから、義樹さんが店主となり、リニューアルオープンにこぎつけ、7月に再オープンしました。

義樹さんは、金沢でアパレル関係のお仕事をされていたので、ファッションのセンスがいいですよ。

島喜久子さんは、数年前に中能登町の人の温かさにふれたことから、中能登町に移住し「おり姫の宿くつろぎ」を開業しました。そして昨年、2号店となる「古民家の宿えにし屋」を開業しました。

おり姫の宿くつろぎについてはこちらをご覧ください。

島さんは、えにし屋~たま姫茶屋を地元地域の交流の場、また県外からのお客様との交流の場として使っていきたいと話されます。

ランチメニュー

たま姫茶屋のランチメニューは、中能登町産のお米を使った、こだわりの「おむすびランチ」です。

おむすびランチ (おむすび2個、玉子焼き、お漬物、お味噌汁)  650円。

おむすびランチ + ワンドリンク付き  1000円

日替わりランチ(事前に電話でのご予約をお願いします。)

◆ドリンク
 ホットコーヒー、アイスコーヒー、カルピス、アイスティー   各400円

こちらは、おむすびランチです。
おにぎりは絶妙な握り加減で、口に入れるとふんわりとほぐれます。塩加減もほどよく、お米本来の甘みと香りが際立ち、一口ごとに幸せを感じる美味しさです。

2階は交流の場として利用できる

2階は、屋根が高く広々とした空間です。窓からは自然豊かな景色が広がります。ワークショップや会合などに利用してくださいとのことでした。

夜はバー Hide from rain(ハイドフロムレイン)

 

店主義樹さんは、以前から居酒屋をやってみたいと考えていたことから、夜は地元の人が気軽にお酒を楽しむことのできる夜限定のバーになります。各種のお酒と、冬季限定で中能登町でつくる「どぶろく」を提供するそうです。

居酒屋の名前は「Hide from rain(ハイドフロムレイン)」雨やどりという意味だそうです。お客さんがゆっくりと一息つけて、気楽におしゃべりできる場所となったらいいなとお話されていました。

営業日は、金・土・日の18:00~22:00です。

◆メニュー

ビール 400円
焼酎(芋・麦) 400円
梅酒 400円
日本酒 500円
洋酒 600円
ハイボール 600円
レモンサワー 350円
グラスワイン 300円
ノンアルコール 350円
1品小鉢 300円
お通し(席代込み) 500円

※貸切については、電話でお問合せください。

店舗詳細

【えにし屋~たま姫茶屋 詳細】

石川県鹿島郡中能登町良川ヲ部61

電話 070-1671-8398

定休日 火曜日、木曜日

営業時間 ランチ 11:00~15:00(LO.14:00)

【夜のバー Hide from rain】

営業日 金・土・日 18:00~22:00

 

 

 

この記事を書いた人、のとルネアンバサダー 北山里江


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