七尾市のお菓子処花月さんで開催されている「高橋哲三水彩画展」のご紹介です。
中能登町に疎開されて、そこで絵画を学ばれ、2020年に85歳で亡くなられるまで地元でたくさんの作品を残された高柳哲三さんの水彩画を集めた展示会が行われています。
高橋哲三-画歴ー
昭和10年(1935)
9月4日大阪市に生まれる。 父は書家で文展作家。 書家や画家が 多く出入りする家庭環境で育つ。 小学校3年の時、実母の郷里で ある旧越路町武部に実母と共に疎開する。 久乃木の高柳家の養子 となり、機業にたずさわりながら油絵を描き始め、 七尾女子高等 学校長の油絵画家・荒牧 弘に手法の基礎を学ぶ。
昭和39年(1964)
デザイナーから洋画家に転向。 同年、 七尾市美術展に初出品。
昭和42年(1967)
七尾市美術展招待作家に推挙される。 七尾市で第1回個展開催。
昭和43年(1968)
現代美術展で初入選、 以降同展入選多数 (84年までに16回)。一水会初入選、以降同展入選多数 (84年までに15回)。
昭和44年(1969)
金沢で第2回個展開催。
昭和48年(1973)
旧鹿島町で個展開催。 翌年七尾市で 「冬の能登」 (色紙展) 開催。
昭和52年(1977)
旧鹿島町 「石動山」 国指定史跡記念絵はがき (郵政省推薦) デザ インの原画を描く。
昭和53年(1978)
旧鹿島町体育館落成記念絵はがき (郵政省指定) 原画を描く。 七尾市立図書館で美人画展開催。 金沢で洋画8人展に出品。
平成12年(2000)
各種公募展 (中央展) を脱会し、無所属となる。
平成13年(2001)
金沢で山本 平 (フランス在住) とその仲間達展で出品。
平成15年(2003)
金沢めいてつエムザにてグループ展開催。
平成16年 (2004)
富来を描く会展に出品。
世界の巨匠 (画家)の似顔絵展 (個展) 開催。
平成17年(2005)
羽咋にてグループ展開催。
平成19年(2007)
水彩画展 色彩画展を町内レストランで開催。
平成22年(2010)
第1回いするぎ8人展開催、以降毎年開催
令和 2年 (2020)9月9日死去 85歳
※以上会場内の展示より転載
展示作品
会場の花月さんのお店の奥にある和室に、所狭しと作品が飾られています。
作品のみをアップで撮影することは禁止されていますので、会場の様子と合わせてご紹介します。
ぜひ、ご来場いただきじっくりご覧ください。
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