創業から続く最中ふる里が人気の「御菓子処 昭栄堂」【中能登町】

のとルネアンバサダー、北山里江です。

「ふる里」という最中のお菓子が人気と聞き、お伺いしましたのでご紹介します。

 場所は、七尾羽咋線という県道2号線の道沿いにあります。

近くには、ふるさと創修館という建物がありますのでそれを目印にされてもいいですね。


道沿いにこのような「昭栄堂」と書かれた看板があります。看板の前が駐車場になっています。

お店の建物の壁には、室生犀星の詩が書かれた看板も掛かっています。 

お店の外観・店内

入り口には、春のお菓子「うぐいす餅」の案内が貼ってあります。季節のお菓子があることがわかります。

昭栄堂さんは、昭和40年に開業されました。

平成9年2月から開業当時のお店から現在の場所へ移転し営業されています。

初代は、父、昭二さん。現在は2代目である息子の昭さんが店主としてお菓子を作っています。


入り口を入ると、正面に陳列ケースがあります。陳列ケースには、お土産や贈答用の箱の入ったお菓子が並んでいます。

お客様のご要望にお応えして詰め合わせをして頂けるそうです。


お店の奥の飾り棚には、昔のお菓子作りで使われていた木型が展示されています。

また、表彰の盾や賞状も飾られています。盾や賞状を見ると美味しいお菓子を作られていることや地域に貢献されていることが伺えます。

店内中央には、おすすめのお菓子が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 創業以来の人気のお菓子 「ふる里」

ふる里のお菓子の包み紙の中に室生犀星の詩が書かれています。

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ

この「ふる里」は、創業当時から作れている昭栄堂さんの代表作のお菓子です。

中の餡はつぶあんで、羽二重餅がはさんであるのが特徴です。

餡は甘すぎず、柔らかいお餅はほのかな甘みがありフカフカで、餡とお餅のバランスがとても良く上品なお味です。

創業以来の人気商品だといことがよく分かります。

地元であるの旧・鳥屋町のとある方は、子供の頃から食べ親しんでいるので、今でも時々食べたくなる、と聞きます。

  思い出の御菓子、ソウルスイーツですね♪

羽二重餅入り どら焼き

こちらのお菓子も、餡はつぶあんで羽二重餅が入っています。

どら焼きの生地は、お餅が入っていること、本来のどら焼きとお餅の両方を楽しむことができるお菓子だと感じました。 

季節のお菓子など

入り口を入るとすぐの所には、様々なお菓子、季節に合わせたお菓子が並んでいます。

◇ソフトガトー(フルーツタルト)

◇水ようかん

 

◇織姫の里


◇おぼろ月

◇まどれーぬ

「まどれーぬ」と、ひらがなで書かれているのも、和菓子屋さんらしいですよね。

こちらのまどれーぬのポップに、「当店のマドレーヌは、バター・卵・砂糖・小麦のみの使用です。卵の力でふわふわしっとりに仕上げました。」と書かれていました。想像しただけでも美味しそうですね。

◇切り餅

地元中能登町産のもち米を使ったかき餅です。


見てくださいこのお餅の伸び具合を!
オーブントースターで焼くととろとろですごーく伸びました。ほんのり甘くて、昔懐かしい半乾きのかきもちのようです。

一袋に6枚入っているのですが、食べ盛りの男の子は、なんと全部ひとりで食べてしまったそうですよ。

お餅なので腹持ちがよくて甘いから、おやつには最適です!

◇季節のお菓子
立春が過ぎた頃に伺いましたので、春のお菓子が並んでいました。


桜餅、うぐいす餅です。ピンクと緑が春の訪れをを感じさせます。和菓子屋さんに来ると季節をまじかで感じることができるのが嬉しいですね。


お支払いについても、現金、PayPay、クレジットカードがあります。

お会計の時に、昔懐かしいものが目に入ったので写真を撮らせていただきました。

昔は、このような木の菓子折りを使われていたのですね。

一つ一つ真心を込めて丁寧に作っていらっしゃることが伝わってくるお菓子です。

まだ食べつくせていないのでまたお伺いしたいと思います。

 

【昭栄堂 詳細】

住所:石川県鹿島郡中能登町末坂10-51-2

電話:0767-74-0911

営業時間:8:00~18:30

定休日:月曜日(祝日の場合、火曜日)

 


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