のとルネアンバサダー、北山里江です。
昔から地元の人に親しまれている大黒寿しさんのご紹介です。
のと鉄道 田鶴浜駅の近くに大黒寿しはあります。
田鶴浜駅の前の交差点を、田鶴浜の街の方へ歩いて行くと右側に「大黒寿し」の看板が見えます。
大黒寿しのある通りは、昔はたくさんのお店がある田鶴浜町のメイン通りでした。田鶴浜町は、建具職人の町として栄えてきたところです。今は、少なくなりましたが、建具職人さんが今も繊細な技術を受け継いでいます。
大黒寿し 外観
2024年1月で70周年
入り口の大きな暖簾をくぐり中へ入って見ましょう。カウンターが6席で、大将がワンオペで営んでいます。
創業は、昭和29年1月、現在(2023年3月)は、69年が経ち、来年は70周年を迎えるそうです。
大将が、お店の奥にある大きな日本酒のビンを指さして、「このビンは、2升入る、60周年のときお客様にふるまった時のビンだ」と話されました。来年の70周年にも、同じように2升ビンのお酒を買ってお客様にふるまうつもりだと仰っていました。
創業者は大将のおばあ様
大黒寿しを最初に開いたのは、大将のおばあ様で、寿司職人を雇ってお店をしていたのではないかとのことです。その後、お父様が修業にいかれお店を引き継いだそうです。そして、しばらくはお父様と一緒に、寿司を握っていましたが、お父様が引退され、今の大将が跡を継がれたました。すし飯は、創業からおばあさまの担当で、その後お母様に受け継がれ、今は大将が作られています。
握りの盛り合わせ
握りの盛り合わせ 1100円(2023年3月現在の価格)
握り寿司が9貫ものっていて、美味しくて安いなんて嬉しいですよね。ランチにいかがですか。
他のメニューは、その日の仕入によって変わるのでお店に行かれた時に聞いてみてくださいね。
テイクアウトできるお寿司もあるそうなので、事前にお問い合わせください。
地元の人から親しまれるお店
ほとんどのお客様は、地元の人ばかりです。大将との会話が楽しいことが地元の人から親しまれる理由なのだと感じました。時々、観光客の方が訪れることがあるそうですが、そんな時は大将のお話で楽しませているのかなと思いました。
大将の趣味は釣り
大将は、釣りが趣味で、はちめや鯛、イカなどを釣ってくるそうです。はちめが釣れた時は、塩焼きとして出すそうですよ。お店に伺った時にどんなお魚料理があるのかは行ってのお楽しみということで。
【大黒寿し 詳細】
住所:石川県七尾市田鶴浜町ワ10-1
電話:0767-68-2202
営業時間:12:00~21:30
定休日:月曜日
駐車場:あり(店の前に1台)※お店から少し離れた場所にありますので、お店でお尋ねください。