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「西念寺(さいねんじ)」浄土宗のお寺【七尾市山の寺寺院群】
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のとルネアンバサダー、観光担当のっちです。

山の寺寺院群の端の方に位置する3つの浄土宗のお寺。

そのひとつが西念寺さんです。

昔は鬼寺と呼ばれ、子ども達の勧善懲悪教育として使われていたお寺だそうです。

浄土宗知恩院末 正覚山「西念寺(さいねんじ)」

西念寺は、山の寺寺院群を巡る遊歩道「山の寺瞑想の道」の奥にある浄土宗のお寺です。

もともと西念寺は天台宗でした。しかし承応年間に第15世栄長法印が浄土宗に改宗したといわれてるそうです。

浄土宗のお寺は石川県ではとても少ないのですが、山の寺寺院群には浄土宗のお寺は3つあり、そのひとつが西念寺さんです。

浄土宗のお寺は西念寺の他、宝幢寺、常通寺があります。

山の寺寺院群の中では3つとも近くに位置しています。

ちなみに西念寺さんは宝幢寺さんの隠居寺だそうです。宝幢寺さんの住職が引退したあと、西念寺さんの住職をつとめるといった本寺と末寺の関係なのだそうですよ。

山の寺寺院群では少し離れた位置にありますが、遊歩道としてはとても清々しい道で、緑豊かな道となっています。

山門に六体地蔵

六体地蔵、と書いて普通は「ろくたいじぞう」と読むところですが、

「ろくじぞう」と読むのが通常だそうです。

なぜ六体なのか?

それは六道輪廻(ろくどうりんね)からきます。

六道輪廻は、「六道と呼ばれる6つの世界で生死を繰り返す」という仏教の考え方です。

六道の世界は、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道から成り、六体のお地蔵様はそれぞれの道の苦難に寄り添って供養する存在なのだそうです。

なるほど、確かにお寺さんではよく六体地蔵を見かけます!

山の寺寺院群のお寺で、六体地蔵のあるお寺さんが他にもありました。

お揃いの赤い前掛けは綺麗な状態です。しっかり手入れがされており、お花もきちんと供えられていますね。

能登沖地震で被災した西念寺

2007年(平成19年)、能登沖地震がありました。

その揺れは七尾市でも大きく、山の寺寺院群も多数の被害があったそうです。

西念寺さんもそのうちのひとつで、地震により大きな被害をうけたそうです。

大きなお寺でしたが、被災により戸があかなくなり不都合な箇所があるなど、お寺としては使用できない状態になったとのことです。

残念なことに、廃れつつあるようです。

それでも、山門横の六体地蔵と塀は綺麗に修復しました。

境内に建つ閻魔堂も修復したそうです。しかし、本堂の修復までには至ることができなかったとのことです。

ご本尊の阿弥陀様は、閻魔堂に移されたそうです。

西念寺境内にある閻魔堂(えんまどう)

こちらの閻魔堂に、ご本尊の阿弥陀様が安置されているそうです。

この閻魔堂の閻魔像をはじめ他の像は、金沢の仏師松井晃林・松井右近・松井左十郎たちの作と伝えられています。

以前は西念寺は、鬼寺と呼ばれ、子どもたちの勧善懲悪教育に盛んに利用されていたとのことです。

被災によりご本尊を移動せねばならないことになりましたが、閻魔堂はあらかじめ電話にて問い合わせし、予定が合えば開いていただけるとのことです。

その際の連絡先は宝幢寺さんとなります。

国道249号線近くの駐車場から近い西念寺

山の寺寺院群の中でも端に位置し、そこは能越自動車道にアクセスの良い道に隣接しています。

ですので遠方から車でいらっしゃる際には国道249号線沿いの駐車場を利用することをオススメします。

西念寺、宝幢寺、常通寺さんへ行くにはこちらの駐車場からがとても近いですよ。

【西念寺(さいねんじ)詳細】

■重要文化財  刺繍阿弥陀三尊像 一幅

 県指定文化財 絹本著色三尊来迎図 一幅

 市指定文化財 釈迦涅槃図 一幅

住所:石川県七尾市小島町1-リ3

電話番号:西念寺 (宝幢寺 0767-52-2796)

拝観料:無料

※七尾市観光ボランティアガイド「はろうななお」さんで、満足のゆく案内をしております。(3日前までに要予約)

 


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