八王子神社から見る絶景!海の景色と伝説の「夫婦たぶ」【能登町】

のとルネアンバサダー、観光担当のっちです。

海のすぐそばに鳥居があり、神社がある。

能登の海岸線ではよくある風景です。

見慣れたとは言え、いつ見ても素敵な景色です。

そんな海のすぐそばの神社に、もう一つ見所が加わった神社があります。

能登町小浦の海岸線

能登町の海岸線をドライブ。能登半島の内側で、天気の良い日は海の向こうに富山県の立山連峰がみえます。

この日も、うっすらと立山連峰が見えました。

写真ではわかりにくいのですが、まるで水墨画のように微かに稜線が見えましたよ。

その海岸線の際に、鳥居がありました。

海の反対側を見ると、石段がありさらに奥に鳥居が見えます。

ここは「八王子神社」とあります。

この八王子神社には、有名な木があります。

石段の下から見上げると、すごく大きくて太い木!

こちらは「たぶ」という木です。

なんと、樹齢300年ということです!!

300年前といいますと・・・江戸時代、徳川吉宗の頃ですね。

お侍さんもこの木のそばを通ったのでしょうか・・・

大きくて太いたぶの木、元々は二本の木だったのが一本になったそうです。

その由来、伝説が看板で説明されていますよ。

夫婦たぶ
この大木は「夫婦たぶ」 と呼ばれ、 樹齢およそ300年あまりと言われています。
この八王子神社には、かつて夜釣りの好きな神主がいました。 春祭りの夜の神事が終わったあと、 その神主が夜釣りに出掛けると、その夜はたくさんの魚が釣れます。
あまりにたくさん釣れるものだから、 神主は気味が悪くなって帰ろうとしました。
神社の方を見ると、 お宮が明るくなっています。 山の天狗が出てきたに違いないと思った神主は、 岩伝いに逃げようとしますが、 何者かが近付いてくるのです。
白装束に身を包んだその老人は、実は八王子神社の神様でした。 神様は、 境内に神の木である 「たぶ」 がないのを見て、 神主にふたつの種を与えます。
翌日、神主は村人を集め、 種蒔きの祭りを行いますが、種を蒔いたあとからみるみる二本のたぶの木が伸び始め、不思議なことに互いに近づきながら一本に結ばれたということです

(八王子神社前の看板より)

たぶの木を横に見て、石段を上ると、八王子神社があります。

【能登町小浦の八王子神社】

御祭神は大山咋命、国狭槌命とあります。

貞享(じょうきょう)1684年から1688年までの期間で徳川綱吉の頃)の時代に火災に遭い、旧記を失ったおり、明治43年に恵比須神社及び八坂神社が合祀されています。秋季には船型曳山1基を出し大漁祈願をします。

 

 

神社からたぶの木越しに海を見下ろした景色です。

ここからの景色は、観光で能登町を通った際には是非見ていただきたい景色です!

石段の上の鳥居越しに見下ろした景色です。

 

由緒ある「夫婦たぶ」と絶景の海景色を見に、是非お立ち寄りくださいね。

【夫婦たぶ 八王王子神社】

鳳珠郡能登町字上長尾ヲの50


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