のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
能登半島にある奇岩の1つである、機具岩(はたごいわ)をご紹介します。
※追加記事あり
機具岩は、すぐそばまでいくことができるんですよ。
とある秋の日、恐れ多くも機具岩にふれてきました!その様子を追加しましたので最後までご覧くださいね。
Contents
能登金剛の代表的な奇岩の一つである「機具岩」
日本海の荒波が生み出した断崖絶壁の景観の1つとして、機具岩(はたごいわ)があります。
場所は、日本海の外海と言われる海岸線を、唯一車で走れる砂浜として有名な千里浜海岸から国道249号線を北上します。
国道を走っていくと、この道路標識が見えてきますので、トンネルの入り口手前の道路を右折してください。
右折してから少し進むと今度は、緑のこの看板が目に入りますので矢印の通りに進んでください。
しばらく進むと、機具岩が見えます。そこに建物があり駐車できるようになっています。
夫婦のように仲良く並ぶ二つの岩
機具岩を眺められるように、展望スペースがあります。
大きな岩と少し小さめの岩が二つ、隣同士に仲良く並んでいます。その岩の間にしめ縄がかけられています。
大きい方の岩が女岩、小さい方の岩が男岩だそうです。
三重県の伊勢にある二見岩によく似ていることから、能登二見とも呼ばれているそうです。
全国各地の夫婦岩、夫婦石のある10ヶ所の観光地により結成されている「全国夫婦岩サミット連絡協議会」にも参加しているそうです。
展望スペースから見る岩は、夫婦が仲良く寄り添い堅い絆でつながっているのを感じることができます。
展望スペースの脇に、崖の下へ降りていける階段を見つけたので降りてみました。ごつごつとした岩場となっていますので気を付けて歩いてください。
女岩の大きさを近くで感じていただく事ができます。
機具岩の物語
昔、能登に織り物の技術を広めた鹿島郡能登比咩神社の女神である渟名木入比咩命(ぬなきいりひめのみこと)が、
織機を背負って山越えをした折に山賊に襲われた。
その際に思わず織機を海に投げ入れたところ、忽然(こつぜん)としてそれが岩に変じたという伝説があるそうです。
岩から少し離れた場所から見ることもできます
機具岩から少し先へ進むと、もう一カ所岩を展望できる場所がありました。
そこは機具岩から少し離れていて、小さい岩の方から見ることができます。
見る角度が変わると、見え方も全く違っていて、男岩が女岩と同じ大きさに見えました。色々な見方のできるのもとても楽しいと思います。是非一度お立ち寄りください。
夕焼けのスポットでもあります
西向きに立っているので、夕焼けと岩の幻想的な景色を見ることができるそうです。
能登の中でも屈指の夕焼けスポットとなっているそうです。
また、ライトアップされる時期があるとのことで、暗闇の中にライトに照らされた岩の景色もとても素敵なんだろうと思います。
今度は、夕焼け時やライトアップの時間帯に訪れて、素晴らしい光景を見てみたと思います。
皆さんも、色々な表情の機具岩を見に訪れてみてください。きっと、感動していただけると思います。
機具岩のふもとまでおりてみた!
とある秋の日、海も穏やかだったので、機具岩の麓まで降りてみました。
機具岩の展望場所すぐ横に、麓まで降りることができる階段がありますよ。
近くから見あげると、とても大きい!赤いお社が見えます。
海は比較的穏やかで、機具岩にわたることができる岩がありました。
こんな風に、なんとかのぼることができます。
機具岩の、窓ごしに見えるような日本海!
この角度の機具岩。写真はさほどでもないかもしれませんが、実際には荘厳で迫力があります。
機具岩の間の、海水!この透き通った色を見て下さい!とても美しいですね。
機具岩の間を抜けて見えた海です。
機具岩の上にあるお社まで上がってみようと思ったのですが、
岩が湿っていて滑りやすいと判断し、麓までにしました。
ここまで近づくことができただけでも恐れ多いことです。
お天気で、海が穏やかな日には、近くまでいって眺めてみてくださいね。
【機具岩 詳細】
場所:石川県羽咋郡志賀町七海
駐車場:あり(7~8台)
アクセス:のと里山海道 西山ICから車で約20分
お問い合わせ:0767-32-111(志賀町商工観光課)