
のとルネアンバサダー、グルメ担当とっちです!
皆さんはジェラートとアイスの違いをご存じですか?
本格的なジェラートを食べることができる「イタリアンジェラートチェルキオ」さんをご紹介します。
※2024年能登半島地震以降、再開されています。ぜひご利用下さい!
Contents
七尾市役所横の「チェルキオ」
チェルキオさんは、2021年でなんと開店20年になります。
店長の柳浦寿光さんはここ地元・七尾市でイタリアンジェラートにこだわり、お店を続けられています。
今でこそよく聞く「ジェラート」。
20年前は、「ジェラート」というものはあまり知られていなかったそうです。
そもそもアイスクリームとジェラートって何が違うの?という方も多いでしょう。
柳浦さんに、ジェラートがなぜ美味しいのか、その素晴らしさを教えていただきました!
ジェラートとアイスクリームの違いって?
乳固形分、乳脂肪分がどれだけ含まれているかによって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3種類に分けられています。
乳脂肪分が8%以上のものを「アイスクリーム」、4〜7%前後のものを「アイスミルク」、3%以下のものを「ラクトアイス」と呼んでいます。ちなみに、乳脂肪分がないものは「シャーベット」だそうです。
ジェラートはこの分類のうち、「アイスミルク」に属します。
ジェラートは、普通の「アイスクリーム」と呼ばれるものよりも乳脂肪分が少ないため、ヘルシーに感じますね!
ジェラートとアイスクリームのスタイルの違いって?
ジェラートとアイスクリームは、成分だけがその分類となっているわけではありません。
進化していった過程が違うのだと、柳浦さんはお話してくださいます。
アイスクリームは工場で製造し、ショップへ卸し、置き売りされる形態がほとんどです。
ジェラートは、基本的にその場で製造し、店頭販売されます。
食材を使って進化していくジェラート
ジェラートの本場・イタリアではジェラート屋さんが町にひとつは必ずあるそうです。
イタリアンジェラートは、地元の素材をふんだんに使って作られています。
その地域の特産がフルーツであればフルーツジェラート、
野菜であればベジタブルジェラートなど、素材をいかした仕上がりです。
イタリアでは、自分で作ったジェラートをその場で提供するスタイルが主流なのだそうですよ。
チェルキオさんもそのイタリアンジェラートのスタイルで、自信を持って提供されています。
能登の特産品のジェラートを作る「チェルキオ」
このように、ジェラートは地元食材をいかす素晴らしい方法なのですね!
チェルキオさんでは能登特産の牡蠣や珠洲の海塩、いしる(魚醤)、もろみなどでジェラートを作られています。
企業からのオーダーで、一般売りをしていないものもあります。
地産地消のジェラート!!
ジェラートって地域にとって実はすごい役割を担えるのではないのでしょうか?!
チェルキオさんでは、素材を生かし、美味しいジェラートになるよう十分に試行錯誤して作られています。
素材の旨味を出す工夫を凝らしていると、ジェラート作りの引き出しがどんどん増えていくと。
その経験を糧にし、これがダメなら方法を変えて、と常に考慮してジェラートに向き合っています。
旬の素材で作られたイタリアンジェラート
チェルキオさんは、朝早くからお店に来て、ジェラート作りをします。
店舗内にある製造ブースがガラス超しに見えます。
さて、伺ったこの日にチェルキオさんに並んでいたジェラートは・・・
・ピュアピスタチオ
・チョコラータ
・献上加賀棒茶
・ミルク
・奥能登揚げ浜塩田 天然塩
・バナナクレープ
・キャラメルミルク
・ココナッツ&パイナップル ココパイン
・柳田ブルーベリー
・イチゴ
・いちごマスカルポーネ
・抹茶
・メロン
・かぼちゃ&マロングラッセ かぼっくり
・・・なんと魅力的なもので作られたイタリアンジェラート!!
ものすごく鮮やかで色の濃いブルーベリーのジェラートか、
かぼちゃとマロングラッセという女性の心鷲掴みにするかぼっくりのジェラートか迷いましたが、
初夏のこの日は気分的に南国を味わいたかったので、ココナッツ&パイナップルのココパインにしてみました!
この素材の粒粒が見えるかのようなジェラート。
食べてみると、ココナッツの食感が程よく、そしてパイナップルの爽やかな味がしっかり効いた、初夏らしいジェラート!!
美味しい!!
アイスクリームに比べてやや柔らかく、素材の感触がします。
ジェラートというものがまだ浸透していない開店当初の頃は、この食感になれない方がよくいらっしゃったそうです。
しかし今は誰もが知っているジェラート。素材の色と食感を味わえる醍醐味のある氷菓ですね!
そしてこちらはいちごマスカルポーネとピスタチオ。ダブルカップです!
それぞれ素材そのままの色が出ていますね!!
チェルキオ人気のジェラートは?
お店での人気の品をお聞きしました。
やはり定番の「ミルクジェラート」!
店長・柳浦さんも自信をもってオススメしてくださいます。
このミルクは、能登の酪農家で育てられた牛の生乳を使っています。
美味しくないわけがありません!
近所の子供たちに人気なのは「キャラメルミルクジェラート」
観光客には「献上加賀棒茶ジェラート」だそうです。
そしてあえてビターに仕上げてある「チョコラータジェラート」もチョコレート好きには人気です。
もうひとつ、店長・柳浦さんからの情報。
この日、店頭にはありませんでしたが、
イタリアのエスプレッソコーヒーのペーストを使用したコーヒージェラートが個人的に好き、という耳よりの情報もこっそり(?)教えてくださいましたよ。
店頭で見かけたならば、是非求めてみたいですね!
しかし、あえてオススメはひとつには絞りません。
美味しい物しか作らない、どれを食べても美味しい!とジェラートを20年作り続ける店長・柳浦さん。
チェルキオさんのジェラートはどれも美味しいと思います!
「チェルキオ」のジェラートは価格一定!
チェルキオさんのジェラートの価格は、種類に限らず、サイズで一定価格となっています。
・シングルカップ(ジェラート1種類まで) 220円
・ダブルカップ(ジェラート2種類まで) 300円
・トリプルカップ(ジェラート3種類まで) 410円
こちらは店内で食べるカップでの価格です。こちらのカップには蓋がつけられないため、テイクアウトは別容器となります。
・テイクアウト用(蓋付保冷カップ・ジェラート2種類まで) 310円
テイクアウトは帰宅まで15分以内のお客様に限っているそうです。
持ち帰りに!ミニカップジェラート
店頭に出ているジェラートを二種類持ち帰りたい方は、上記記載のテイクアウト容器とすればよいのですが、
チェルキオさんのジェラート1種類があらかじめカップに入っているミニカップもあります。
・ミニカップジェラート(80ml) 各220円
「チェルキオ」と書かれた赤いフタが目印ですよ。
私も、気になるジェラートのミニカップを購入してみました。
ミルク、チョコラータ、柳田ブルーベリー、いちごソルベ
を選んでみました。各220円です。
蓋をあけると、店頭にあるジェラートと同じものが詰まっています!
ミルクは、本当にミルクの豊潤な味がして心も満足の食べ応えでした!
数人でいただいたのですが、どれも素材の味がよく出ており、食べている間はみんな笑顔になるジェラートでした。
作りたてのジェラートが味わえる?!
イタリアンジェラートのスタイルである、朝から作ってその場で提供。
朝早くから作り始め、出来上がるのはお昼の12~13時頃だそうです。
タイミングがよければ、出来立てのジェラートを食べることが出来るそうです。
出来立ては、ソフトクリームに近い柔らかさだそうですよ。
「チェルキオ」店内
店内ではマスクの着用をお願いしています。
イタリアを思わせるイートインスペースです。ソーシャルディスタンスを守り、広々と席が設けられています。
お一人でも安心のカウンター席もありますよ。
チェルキオ前の公園で
イートインをせず、外で食べたい方は、チェルキオさんの目の前にある広場へどうぞ。
お天気の良い日はオススメですよ。
街中ではありますが、ゆったりくつろぐことのできる広場がありますよ。
チェルキオ前でお花見
チェルキオさんの前のこの広場には桜の木が植えられています。
春になると、こんなに綺麗な桜景色に。
ジェラートを食べながら満開の桜を観るなんて、素敵なお花見じゃありませんか?
イタリアンジェラートって奥深いのですね!
だからこそこんなに美味しい。
みなさんも是非イタリアンジェラートを味わいにチェルキオさんを訪れてみて下さいね。
【イタリアンジェラート チェルキオ 店舗詳細】
住所 七尾市神明町ロ22番地10
電話 0767-52-8087
営業時間 11時~19時
定休日 毎週火曜日
冬季定休日 12月~3月は毎週火・水曜日
祝日前後はその都度変更あり。SNSをご確認くださいとのこと。