令和6年能登半島地震の被災者の皆様へ
避難所やご自宅で不便な生活を送られている皆様、いつ終わるかわからない状況は不安続きでストレスがたまるばかりですよね。
そんな大変な状況の中にいる皆様が、さらなる被害にあわないように注意喚起されています。
被災地泥棒
これまでの震災後の報告から、被災地での混乱に乗じた窃盗や空き巣といった犯罪被害が起こることが想定されます。
実際、昨年5月にも、珠洲市で避難した後の留守宅からエアコンやテレビなどが盗まれたというので、今回も注意が必要なようです。
実際、車中泊の車の鍵を開けようとする人がいたとか、深夜に見知らぬ人がウロついていたとかの報告もすでに上がっており、心配で自宅から離れられないという方もいるようです。
集団で盗難に来ている車も目撃されて、通報されていますが、まだ捕まってはいないようです。
ちょっと目を離したすきに、携帯が盗まれるという事件も起こっています。
普段の、家の鍵を開けといても大丈夫という能登の状況とは、大きく違ってきていることを認識してください!!
貴重品は肌身離さず!一人で行動しない!特に女性や子供は気を付けて!
戸締まりが可能な場合は戸締まりをし、一部損壊しているなどで戸締まりができない家の場合は、貴重品は身に着けて、ご近所同士で、不審者、不審車に警戒しながら、二次被害から守れるようにお過ごしください。
悪徳商法
被災地で困っている方に、
「火災保険を使って自己負担なく住宅の修理ができる」などという保険金に関係した勧誘であったり、
修理の見積もりで高額請求されることになったり、高額の水を売りつけられたりするケースがあるようです。
必ず一人で判断せず、ご家族の方、または消費者生活センターなどにご相談ください。
偽情報
すでに、偽の名簿等や、別の災害の画像を使用しての偽情報、犯罪情報などが出回っている可能性が高いです。
より、混乱に拍車を掛けることになりますのでシェア、拡散などをされる場合は、信頼の置ける発信元であるかどうかをしっかり見極めてからお願いします。
寄付金・義援金詐欺
寄付金や義援金を集める詐欺も今後増えてくると予想されます。
実在する、信頼の置ける団体かどうかを確認の上、ご協力をお願いします。