
のとルネアンバサダー、観光担当のっちです!
七尾城研究には欠かせない寺院と言われいます。
七尾銘菓「長まし」の由来であること、
七尾城主畠山氏の古文書を受け継いでいること
長谷川等伯「達磨図」の所蔵、
そして樹齢700~800年と言われている大木「ラカンマキ」!
など、見どころ満載なお寺です。
曹洞宗總持寺直末 瑞雲山「龍門寺(りゅうもんじ)」


龍門寺の開山は、文明5年(1473年)です。
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でか山名物「ナガマシ」の元祖といわれる酒見助右衛門の発願と「魚寄せ大槻木」一本で建てられた宝形型の本堂である。
四代七尾城主義元の菩提寺三井の興徳寺を吸収しているので、寺宝として畠山氏の古文書が多く、七尾城研究に欠かせない寺院である。等伯の達磨図は有名。
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七尾市が誇る七尾城山の歴史を紐解く、重要なお寺なのですね!
七尾銘菓「長まし」の由来
能登最大規模のお祭りである青柏祭でふるまわれることの多い菓子・「長まし」は龍門寺を造った名工の技の伝説からうまれた歴史があるそうです。
階段を登り門前をくぐり門中へすすむと1本の柱があります。
このような形な柱がある寺院は山の寺寺院群にもいくつかありましたね。
参拝を済ませて園内を見渡してみました。
敷地内には、緑豊かな庭が広がります。
長谷川等伯「達磨図」の所蔵
龍門寺には、あの長谷川等伯が若き頃の作品、「達磨図」が所蔵されています。
「達磨図」は石川県指定有形文化財に指定されています。
石川県七尾美術館で毎年行われる「長谷川等伯展」で出展されていることもあり、七尾市民にはとても馴染みの深い「達磨図」です。
樹齢800年?!羅漢槇(ラカンマキ)
龍門寺の裏庭には、樹齢700~800年とも言われる羅漢槇(らかんまき)があります。
市指定天然記念物に指定されています。
羅漢槇(らかんまき)は、庭木として広く親しまれている木ですが、こんなに大きなものは見たことがありません。
圧倒される大きさ、太さです!!
写真ではこの迫力が伝わるでしょうか?!
見あげると後ろに後ずさってしまうほどの大きさです。
龍門寺を訪れた際には是非この羅漢槇も拝見してみて下さいね。
【「龍門寺(りゅうもんじ)」詳細】
■市指定文化財 紙本墨画 達麿図 一幅
紙本墨書 正法眼蔵 伝光録 正法眼蔵仏祖悟則附納入箱
■市指定文化財 龍門寺袈裟・法衣袋等 四点
■市天然記念物 ラカンマキ
住所:石川県七尾市小島町リ15
電話番号:0767-52-2776
拝観料:無料