懐かしい風景 レトロ感漂う駅舎 のと鉄道七尾線 旧「能登三井駅」【輪島市】

のとルネアンバサダー 木戸 奈諸美です。

輪島出身の私が学生時代によく利用していた「能登三井駅」をご紹介します。

 

七尾と輪島を結ぶ「のと鉄道」穴水駅より先は廃線

七尾と輪島を結んでいた「のと鉄道」ですが、2001年に穴水~輪島間は廃線となり、「能登三井駅」も廃止となりました。

地元の足として活躍していた「のと鉄道」ですが、利用者が減ってしまい廃線…やはり寂しいものですね。

「能登三井駅」の現在は?

廃線後の現在も「能登三井駅」の駅舎は残っています。

待合室だった場所はそのまま残り、切符販売所だった場所は現在駅カフェとして営業しています。

かつて待合室だった場所も綺麗に整えられており、居心地の良い空間となっていました。

公衆トイレも使えるようになっています。

「能登三井駅」内にある駅カフェを覗いてみました!

「能登三井駅」内にある駅カフェ。戸を開けてみると、女性の方が明るい笑顔で迎えてくださいました。

「駅があった場所にカフェがあるって素敵ですね」と話しかけてみると、「昔はこんな姿だったのよ」と店内にある写真を紹介してくれました。

この駅カフェ内には、のと鉄道で昔走っていた電車の写真が展示されています。

店内では、ドリンクや軽食を楽しむことができます。バス停も目の前にあるので、待合時間に訪れたり、駅舎などが好きな方が観光で来られたりするそうです。

店主の方は、昔あった「能登三井駅」をいつまでも忘れてほしくないので「能登三井駅」が懐かしい方、昔の駅舎が好きな方などにたくさん遊びにきてほしいと言っていました。

気軽に声を掛けてみてくださいね。

駅裏はどうなっているのか?

以前は線路も残っていましたが、現在、線路は撤去され、なくなっていました。

ですが「のと鉄道」の駅名標など一部は残っており、レトロな雰囲気が漂っています。

駅裏には緑が美しい広場がひろがっていました。

とても広い敷地で、グランドゴルフを楽しむ方が集まったりするそうです。

またこの広場には桜が植えられており、春には桜を見ながら駅カフェでお茶を楽しむこともできるそうですよ。

スペシャルアンバサダー山崎至さんも訪れました♪

「能登三井駅」は廃駅となりましたが、私が学生時代に列車に乗り降りした懐かしい思い出がたくさんつまった場所です。

「能登三井駅」の近くには「茅葺庵 三井の里」もあります。

お気軽に、お立ち寄りください。

 

【旧「能登三井駅」詳細】

住所:〒929-2379 石川県輪島市三井町1−74−6

※現在、列車は走っていません。

旧「能登三井駅」前にはバス停があります。

 

 


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