のとルネアンバサダー、グルメ担当とっちです!
七尾の町中に、麺づくりの工場があることをご存知でしたか?
「木目込み人形」でも知られる長田製麺
のとルネでは先に木目込み人形の記事をご紹介していますが、長田製麺さんはその店名のとおり製麺業です。
七尾駅から道の駅である能登食祭市場を結ぶ一直線の大通り沿いに長田製麺さんはあります。
こちらでうどん、そば、中華麺の生麺が売られており、それがとても美味しいという評判です。
長田製麺店主は86歳現役女性!
長田製麺さんは、昭和33年3月15日創業です。
創業60年以上経ちますね!
店主の長田恭子さんはなんと86歳で現役の製麺職人さんです。
声もしっかり通り、背筋のシャンとした素敵な恭子さんの姿。さすが現役の職人さんです!
母娘で製麺
現在は、恭子さんの息子さんの奥様である長田江理子さんとお二人で製麺から配達、販売とお店を切り盛りしています。
元々は長田恭子さんのお母様(長田江里子さんにとっては祖母)と二人で創業し、製麺をなさっていました。当時から「母娘」でお店をなさっていたのですね!
代は移りましたが、現在も「母娘」でお店をなさっています。
仲睦まじい恭子さんと江理子さんです。
店舗から徒歩1分の工場で作られた麺
長田製麺さんの麺は、店舗近くの製麺工場で作られています。
うどん、そばなどの麺は、近隣の病院、保育園、学校などで使われています。
賞味期限は約5日。
工場で朝作られ、運ばれた麺が並んでいます。
うどん1玉75円
ソフトでなめらかなのど越しのうどんです。
そば1玉80円
うどんつゆ50円
粉末状の出汁にコップ1敗程度のお湯をそそぐだけでつゆができます。
うどんを湯通しして、このおつゆだけであっという間に出来上がりです!
中華麺1玉80円
ちぢれ麺の中華麺。食べるときはお湯で3分茹でます。
醤油ラーメンスープ50円
しおラーメンたれ50円
こちらのスープも、お湯をそそぐだけのものです。
中華麺を3分茹で、こちらのスープでいただく。
シンプルだけど美味しいラーメンの出来上がりです。
長田製麺の中華麺で、簡単レシピ♪
こちらは、長田製麺をこよなく愛するご近所の方から教えていただいたレシピです。
長田製麺さんの中華麺を3分間茹で、
それを水でしめずにそのまま温かいままで、
麺つゆにごま油を足したスープにつけて、食べます。
トッピングに玉ねぎがあれば尚美味しいと!
さっそくやってみました!
玉ねぎではなく、ネギでやってみました。ついでに白胡麻もふってみました。
とっても簡単なのに、美味しい!
麺が美味しいから、こんなシンプルな食べ方ですが癖になりそう!
この手軽さがいいのです。
是非、長田製麺の中華麺でお試しください(^^♪
レシピを教えて下さった「中央茶廊」マスターの窪丈雄さんです♪
長田製麺の乾麺
長田製麺さんの、乾麺も販売されています。
七尾の町中だけあって、「七尾一色」です。
七尾最大の祭事「青柏祭」の手ぬぐい、七尾市の至る所がモデルとなっている「君は放課後インソムニア」が展示されていますよ。
長田製麺の製麺工場見学♪
気さくな長田江理子さん。店舗から徒歩1分のところにある工場に案内していただきました。
まず朝6時から恭子さんが粉を仕込み、家事をひと段落させた江理子さんも工場に入り、製麺します。
そして9時半頃にはすべての工程がおわるそうです。
そこから江理子さんが各顧客先へ配達に行くと。
母と娘、本当に二人三脚ですね!
「粉を入れて、ここで練って、ここから板状の麺が出てきてね、
そしてここで麺の細さにカットするのよ。中華麺はこれでちぢれ麺になってね・・・」
と、惜しげもなく工場の説明をしてくださいます。
道具を見ながら説明を受けると、なるほど、麺というのはこうやってできるんだ!
と理解できます。
製麺は、工程がシンプルながらも食感、のど越し、固さ、柔らかさ、そして味など、
奥の深い食べ物です。
長田製麺さんのあのするんっとした優しいうどんはここで作られているのですね。
長田恭子さん、江理子さんのように優しくて朗らかな麺だと思いましたよ。
昔は、作られた麺はこの「おり」に並べて配達していましたが、今は麺は個包装されています。
ですので麺の一時保管、冷蔵庫保管用に一部使われているだけです。
長年勤めあげてきた歴史ある「おり」。
たくさんの数ですね!
長田製麺さんの麺は病院や保育園、学校におさめられています。
もちろん長田製麺さんの店頭でも販売されています。
美味しい、作りたての麺は賞味期間は5日間です。
長田製麺さんで是非お買い求めくださいね。
【長田製麺 店舗詳細】
住所 七尾市桧物町47
電話 0767-52-0859
営業時間 10:00から18:00まで
定休日 日曜日
年末年始