のとルネアンバサダー、グルメ担当とっちです!
七尾駅正面にある複合施設「ミナ.クル」。そこで毎週水曜日午前中、なんとも心温まる朝市が開かれているのをご存知ですか?
地元民なら当たり前の食材も、県外の方にしたら驚きのお料理だったりすることはよくあることです。
さざえご飯が300円という、驚きの価格のお品も。
地元の食材に地元の料理方法で作られたお惣菜たちです。
七尾駅からいらした際はこの「ミナ.クル」の入口からまっすぐ入っていくと朝市が開かれている場所になります。
この「ミナ.クル」の建物のちょうど反対側の入口で朝市は開かれています。
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ミナ.クル朝市は、毎週水曜日午前中に開催
赤いのぼり旗が目印です。
ちょうどバス停の前です。
七尾駅発着のバスなので、買い物に来たついで、病院の帰りなど、バスからのお客さんもいらっしゃいます。
このミナ.クル朝市は、七尾駅前活性化目的で約11年前から開かれています。
なんと、11年間、お正月以外は毎週休まずやってこられたそうです。
(しかし、この新型感染症自粛の際は2ケ月間休まれたとのこと。6月中旬より再開されています。)
6組の団体から成っており、週によって3~4組の団体の参加となっています。
この日は3組の参加で朝市がひらかれていました。
きのこ・山菜・漬物・山野草 「かわごえ」
この朝市に間に合わせるために、ほぼ深夜とも言える時間から仕込みを行い、天ぷらなどのお惣菜を売ってらっしゃいます。
前日に採ってきたというフキノトウも並んでいます。
「小さいのが苦いのよ。」
「野蕗とフキノトウの茎はちがうのよ」
「キムチにもいいのよ」
など、買い物の合間に山菜の知識も教えて下さいます。ネットや通販では味わえないこのやりとりこそが朝市の醍醐味ではないでしょうか!
八太郎漬本舗
八太郎漬本舗さんは、七尾市能登島町にあり、和倉温泉旅館街から能登島方面を見ると正面に見えるそうです。
粕漬けは食べやすく切ってありました。
私はここで生姜の味噌漬けを購入!いかにも、身体が温まりそうで且つご飯がすすみそうです!
自然野菜・山菜加工 麻生山菜
七尾の山の手にあり、富山県に近い「麻生」という地区の地域おこしのための団体だそうです。
季節のものを季節の方法で料理しています。
麻生地区で育った大根をハゾ(稲や野菜を天日に干すために組み立てられた立地型の木材)に干して昔ながらの漬け方をしたタクアン、
春先になると蕗を採り、料理。
「寒」(一年で一番寒い時期。暦では立春の前日まで)の時期につくったかきもち。
この中から、季節の勢いを感じる山菜をおいしそうに煮てある「きゃらぶき」を購入しました。
七尾市民にも高い人気、食材の地と作り手が見えるミナ.クル朝市
この「ミナ.クル朝市」は地元・七尾市民の固定客も多く、買い物中もお客さんが途切れることはありませんでした。
いろんな山菜の知識や昔の作り方、地方の料理レシピなど、お宝のような話を楽しみながら、買い物をしています。
「米もサザエも牡蠣も漬物も自分で全部採れる。ここで!仕入れは、ないよ!」
ミナ.クル朝市の一番ときめく時期は、春と秋!
春は、芽吹く時期。
秋は、実りのとき。
朝市で魅力的な野菜や山菜、お惣菜が並びます。
この朝市の世話人である、西村さん。
「続けとるこの人らが一番すごい!」と朝市を称賛しています。みなさんの仲の良さがお客である私たちにも伝わりますね。
【ミナ.クル朝市 詳細】
場所:七尾駅正面 ミナ.クル 七尾市神明町1番地
開催時間:毎週水曜日 8:30~13:00頃