自然栽培の野菜、能登の食材を使ったフレンチレストラン「ラ・クロシェット」【羽咋市】

のとルネアンバサダー、北山里江です。
ミシュランンガイドブックに掲載されている、フレンチレストラン「ラ・クロッシェット」をご紹介します。

のと里山海道 柳田インターをおりてすぐの交差点を、七尾方面へ700mほど真っすぐ進むと右側に畑が見えてきます。

この畑は、シェフが自然栽培で野菜を作っている畑です。


この畑に「ラ・クロシェット」の看板が立っています。その看板を越したところに、平屋の茶色い建物があります。

ラ・クロシェットについて

「この可愛くておしゃれな建物は何だろう?」と、とても気になる外観です。
三角の瓦屋根で平屋造り、建物の周りは木の塀で囲まれています。

落ち着いた雰囲気の建物は、能登の自然風景にとても良く合っていると感じます。

フランスの片田舎の家の特徴を調べてみたところ、三角屋根の瓦屋根と書かれていました。日本の家に似ているのですね。


お店の正面には、シンプルでセンスの良い表札がかけれていました。


ワクワク、ドキドキしながら重厚感ある木の扉を開けると目の前は受付となっています。

その横の飾り棚に目を向けると、ミシュランガイドブックに掲載された記念の盾が飾られていました。


玄関を入って左側には、ワインセラーがありました。


受付の左側には個室があり、団体のお客様に使用されるそうです。

お席に案内して頂きました。
4人掛けのテーブルが2席、2人掛けのテーブルが4席あります。
部屋は、白い壁に部分的に木材が使われています。

床とテーブルは木材になっています。

木という天然の素材を使ったお部屋の窓からは、田園風景を見ることができます。

くつろぎながら美味しいお料理を堪能することができるお部屋です。


道路に面した窓は、部分的にすりガラスになっていて外から見えないようになっています。細かい心遣いがステキだと感じました。


壁に掛けられているドライフラワーのアレンジメントが、お部屋のアクセントになっていました。


外側の音が中に入らないようにということからでしょうか、受付と食事のお部屋が自動扉で区切られていました。

テーブルには、カトラリーが美しくセッティングされています。

席につくと、ピッチャーでお水を出してくださいます。

能登の食材を使った料理

フランス料理の経歴もとても素晴らしいのですよ。

本場フランスで6年半在住され、料理の腕を振るってこられたシェフ橋田さんが手がける料理は、どれも繊細で美しく目の前にだされた瞬間、「わぁ~素敵!」と思わず声が出てしまうほど感動します。

シェフ橋田さんは、能登の豊富な食材に魅せられ、自然栽培に力を入れている羽咋市を選んで移住されました。

お料理のこだわりポイントをお伺いしたところ、能登の食材、ご自分で育っていらっしゃる自然栽培のお野菜を使うことだそうです。

そして、季節ごとの美味しい食材を厳選し、その素材たちの良さを十分に活かした料理を作られています。

季節の食材を使ったランチコース

三種類のコースから選ぶことができます。


  

Aコース ¥6400 Bコース ¥7400 Cコース ¥9200

アミューズ・ブーシュ

季節の小さな前菜

前菜2皿

魚料理 又は 肉料理

デザート

食後のお飲み物・小菓子

 

 

アミューズ・ブーシュ

季節の小さな前菜

前菜

魚料理

お口直し

肉料理

デザート

食後のお飲み物・小菓子

アミューズ・ブーシュ

季節の小さな前菜

前菜2皿

魚料理

お口直し

肉料理
 *
デザート
 *
食後のお飲み物・小菓子

                     ※上記価格は税込です。

・季節のスペシャリティ  ¥13,200(税込)

 能登の食とフランス料理を融合させた当店のスペシャリティを盛り込んだコース。
 事前のご予約で承っております。

Bコースをご紹介します

季節に合わせたお料理ということなので季節ごとの美味しい食材を使われていますが、今回は、私たちがお伺いした2023年3月のメニューをご紹介します。

アミューズ・ブーシュ
アミューズ・ブーシュとは、一口で頂く「付きだし」のようなものだそうです。スプーンに乗ったものや手でつまんで食べるお料理などがありました。


季節の小さな前菜

前菜

前菜は2種類から選ぶことができました。

今回は2名で伺ったので、それぞれ別のものを選んでみましたよ。

・七尾・能登島産 メジマグロを2種類の調理法で
 春キャベツと新玉ねぎのマリネ、オレンジとバシルのソース
 自家製のタプナードとマグロのリエットをフォカッチャに乗せて


メジマグロの下に隠れている”つくし”が、春を感じさせてくれました。

・富山・滑川産 ホタルイカ
 サフラン風味のジャガイモのムースリーヌと新じゃがのリゾット
 イカ墨の温かいヴィネグレットソースと


ホタルイカが春の訪れを教えてくれています。

魚料理

志賀町 西海産 アンコウのハーブロースト フキソース・ヴィエルジュ
ニンニクのピューレ、焦がしバター風味のホウレンソウのクーリ


アンコウの身が弾力があり柔らかく、フキノトウのソースのほろ苦さがベストマッチです。

お口直し

スッキリとした味わいのシャーベットで、次に出されるお料理がますます楽しみなります。

肉料理

富山・氷見 放牧豚のローストを2種類のソースで
季節の温野菜を添えて


メインのお肉が美味しいことは間違いないのですが、お野菜も主役と引けを取らないい美味しさです。

デザート

氷見・稲泉農園のライムといちごのマカロン
トンカ豆香る牛乳のソルベを添えて


イチゴソースの酸味と甘みのバランスが素晴らしい! マカロンとソルベの組み合わせがこれほどまでに美味しいとは!

最後のデザートも、シェフが作っています。このデザートが、コース料理の最後を締めくくる大事な役割をしていると思いました。
上質な料理の美味しさを最後のデザートで、コース全ての料理をより一層引き立てているのだと感じました。

食後のお飲み物・小菓子

コーヒー(ラ・クロシェット オリジナルブレンド)、紅茶から選べます

プラス110円で
カフェインレスコーヒー、エスプレッソ、ハーブ農園“ペザン”の自然栽培ハーブティー

この日は コーヒーを頂きました。


デザート以外にも、飲み物に合わせてお菓子までついてくるのでとても驚きました。

お菓子も優しい甘みでコーヒーとの相性は抜群です。

どれも美味しかったのですが、白くて可愛いメレンゲのお菓子がとても気に入りました。


小菓子は、「ラ・クロシェット」さんの隣にある「ル・ウィークエンド」さんのお菓子です。

パン


最初に出てきたパンです。オリーブオイルをつけていただきました。外側がパリッとして中は柔らかいパンです。

コースの途中で、パンのおかわりをすすめてくださったのでお願いしたら、こちらの↓パンが出てきました。
こちらも同様に焼きたてで、外側は”パリッ、サクッ”としていて、手でちぎる時に「パリッ!」と音がしましたよ。


違った味わいの二種類のパンを頂けたことも、お料理と合わせてとても嬉しかったです。


メインの食材、付け合わせのお野菜、シェフが厳選していらっしゃるものばかりです。

お野菜に関しては、シェフご自身が自然栽培で安心安全に栽培していいる野菜も使われています。

これらの食材を活かした味付けになっているお料理が、ミシュランガイドブックに掲載されるはずだと感じました。
こんな素敵なランチコースを食べることができ、心もお腹かも満たされ幸せな時間を過ごすことができました。

お飲み物

メニューには、お料理に合いそうな能登の地酒とカクテル、グラスワイン、ビールなど数種類のお酒がありました。
また、ノンアルコールドリンク、ソフトドリンク、ミネラルウォーターがありました。

今回はランチコースをいただきましたが、次回、ディナーコースをいただくことがありましたら掲載したいと思います。

【ラ・クロシェット 詳細】

住所:石川県羽咋市柳田町ほ79-1
電話:0767-23-4712
営業時間:ランチ  11:30~13:00(L.O)
     ディナー 18:00~19:30(L.O)
定休日:日曜、月曜(祝日の場合、翌火曜が休み)
お支払い方法:現金、クレジットカード
駐車場:店舗前

 


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