創業100年以上の老舗、鵜様道中の宿にちなんだお菓子を作る「みうら屋」【中能登町】

のとルネアンバサダー、北山里江です。

中能登町は、気多大社の鵜様祭で使われるウミウを七尾市から羽咋市にある気多大社まで歩いて運ぶ道中となっています。その鵜様道中の宿泊所があることにちなんだお菓子を「みうら屋」さんでは作られています。

 

七尾羽咋線(県道2号)の道沿いにあります。


お店の壁が橙色で目立つ建物で、みうら屋と書かれた看板が目印です。
お店の前が広く、そちらに車を停めて頂けますよ。 

創業大正3年 100年以上続く老舗


創業は大正3年、100年以上も続くお店のお話を聞かせてくださったのは、みうら屋さんの4代目の奥様です。
現在は、3代目と4代目のお二人でお菓子作りをされているとのことでした。
以前は、お店の近くにあるJR七尾線の良川駅前にお店があったそうです。現在の場所に移転してからは、19年が経つそうです。

みうら屋 店内



店内は、広くゆっくりとお菓子を選ぶことができます。入り口を入った正面には、陳列用ショーケースがあります。
ショーケースの上には、子どもが喜びそうな可愛いくまさんのお菓子や2月に伺ったのでひな祭りのお菓子もありました。


左手の奥へ進むと、棚には数多くのお菓子がありました。1つ1つ好きな物を選べますよ。


定番のお菓子から、季節のお菓子まで数種類のお菓子が並んでいます。


置くの棚には、贈答用の箱やお茶なども並んでいます。


慶事・仏事用のお菓子の注文ができるようにサンプルがおかれて案内がされていました。サンプルがあることで、どんなお饅頭やお菓子ができるのか一目でわかるのが嬉しいですね。


お赤飯のサンプルもありました。どのような大きさのものを注文すればよいか、わかりやすいですね。

看板商品 眉上の月


この「眉丈の月」は、全国菓子大博覧会で、「全菓博会長賞」を受賞されているお菓子なんですね。



眉丈の月は、4つに割ることができる最中です。というのも、3種類の餡を楽しめるようになっているのです。
上の↑写真から、わかって頂けるでしょうか? 粒餡、白餡、抹茶餡となっています。食べる時は、是非割っていただいて、それぞれの餡の良さを感じてほしいと思います。

おすすめ商品 すふれ


「すふれ」は、みうら屋さんのオリジナル商品です。
4代目のご主人が考案された和洋菓子で、第24回全菓博会長賞を受賞されています。


パッケージに書かれている「中能登和風チーズケーキ」ということからでしょうか、中には小豆が入っています。生地は、白餡とチーズが合わさったような感じで、優しい甘さの柔らかいチーズケーキです。和洋菓子という言葉がぴったりとハマります。年代を問わず誰もが美味しく食べられるお菓子だと思います。

鵜様道中にちなんだお菓子


2019年に鵜様が中能登町を通ることから、みうら屋さんが考案されたお菓子が「鵜様」「鵜宿」です。




「鵜様」は、魚醤いしるを使っていて薄いどら焼きの皮を折り畳んであり、鵜が羽を広げたような形になっています。中の餡は粒あんで羽二重餅が入っています。皮は、いしるが使われているので焼きが香ばしいです。
「鵜宿」は、粒あんの最中です。残念ながら伺った日は、購入することはできませんでした。


みうら屋さんの近くには、鵜様道中ミュージアムがあり、その開館を記念して考案されたお菓子であることを説明した新聞記事がありました。

気になるお菓子がたくさんあります


みうら屋さんの3色カステラは、抹茶、チョコ、はちみつの3種類で一切れつづパックされているので食べやすそうですよね。


古代米まんじゅうのポップに「当店の人気商品です」とあったのがとても気になり購入しました。
中はずんだ餡、かわった風味と食感!甘くなくて、甘いものが苦手がてだけどという人にもピッタリのお菓子です。

シュークリーム


ショーケース横にあった冷蔵のショーケースに、2種類のシュークリームを見つけました。
パイシューは、皮がパリパリでとにかく皮がとっても美味しい! クリームはたっぷり入っています。
このパイシューが好きな人は、お祝い事にも、お友達への手土産などにも使われることが多々あるそうですよ。

和菓子、和菓子と洋菓子の融合、シュークリームなど目移りしてしまうほどの数を作られているのは、年齢を問わず訪れるお客様に喜んで頂きたいという思いからなのだと感じました。

 

【みうら屋 詳細】

住所:石川県鹿島郡中能登町良川59-1
電話:0767-74-1117
営業時間:8:00~19:00
定休日:火曜日
支払い方法:現金、PayPay、auPAY、クレジットカード

 


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