のとルネアンバサダー、のっち、とっち、るっちです。
2022年12月10日に「のとルネ100人女子会2022in Nanao」が開催されました。
その様子を報告します!
Contents
会場はパトリア4階多目的ホール
5回目となる今回は、七尾駅前パトリア4階の多目的ホールでリアルで開催しました。
クリスマスっぽい飾りつけで、楽しく話せる雰囲気に!
受付では、感染拡大防止対策として、手指消毒、検温、マスク着用のご協力をお願いしました。
入り口では、今年もスペシャルアンバサダーの山﨑至氏の等身大の看板にも一緒にお出迎えしてもらいました。
第5回のテーマ「祭りで能登をサスティナブルに!」
当日は茶谷七尾市長もお越しくださいました。
県内各地からご参加
今年は、早々に加賀や金沢、奥能登など、遠方からのご参加のお申し込みをたくさん頂きました。
5回目となり、のとルネの趣旨をご理解くださり、熱い思いをもってご参加してくださった方が多い印象でした。
実際に話し合いをスタートしてから、その印象通り、各テーマに沿って、熱心に、真剣に話し合いが行われました。
はじめに
最初に、のとルネ代表の山﨑香織代表より、開会の挨拶があり、続いて七尾市長さんからの激励のお言葉を頂きました。その後代表より、今回のテーマを決めた理由、これまでののとルネの活動、今後の目標等が紹介されました。
のとルネをスタートしたきっかけとなった「消滅可能性都市」というキーワードから、祭りの力で、能登を持続可能にする未来を作っていきたいという思いで、今回のテーマが決められたとのことでした。
第1部 祭りで能登をサスティナブルに!part1
能登にはたくさんの魅力的な、歴史のある祭りがあります。それらの祭りをより多くの方に知ってもらい、楽しんでもらい、交流人口を増やす機会にするためにどうすれば良いかについてグループで話し合っていただきました。
最初のトークテーマはこちら。
「あなたが一番紹介したい 能登のお祭りは?」
各テーブルごとに、それぞれが好きな能登各地で行われている様々なお祭りについて紹介されていました。
その後、次のトークテーマ
「紹介するお祭りを一つ選んで、 アピールポイントを整理しよう!」
に沿って、各テーブルごとにお祭りを一つ選んで、そのアピールポイントを上げていただき、
さらに、「アピールポイントを具体的に伝える方法を考えよう!」
というテーマで、具体的なアイデアをいろいろ出していただきました。
一番多く選ばれたのは、七尾市でゴールデンウィーク期間に開催される『青柏祭』でした。
アピールポイントとして、
「山車が大きい」「辻まわし」「歴史が古い」「山王神社の神事」などがあげられ、
それらをアピールする方法として、下記のようなアイデアがあげられました。実現可能と思われるものも多数あり、来年に向けて検討できればと思いました。
- 神事の生中継(駅前大画面・YouTube)
- 歴史を紹介 勉強する方法を提供
- 神事を紹介
- 意外と知られていないので、祭り自体の説明(金沢の方でも知らない)
- タイムスケジュール、みどころの紹介
- 一般の人も参加できるようにする(法被を着せるとか)
- 外国人にPR(英語で)
- でか山フォトスポット作成
- 旅館や観光施設にPRパンフレットを置く
- 外国人インフルエンサーに宣伝協力依頼
- 人形見の食事場所紹介
- 山が動くまでの間のイベントを行う
- パブリックビューイング会場を設置する(リアルタイムで全部の山車が見られるとうれしい)
他にも、
『みなとまつり』を今後もずっと続けてほしい。
『宇出津 あばれ祭り』はキリコ 、おはやしがそれぞれの地域で異なるのでそのちがいを楽しんでほしい。
『長田萬燈祭(まんとうさい)』は三竹神社(志賀町長田)を囲むように揺れる竹燈籠や飾り燈籠等1万燈の灯りが秋の田園風景に広がり幻想的。
などそれぞれのお祭りに対する思いが話されました。他にも下記の名前があげられ、改めて、能登は祭りが多い土地なんだなと感じました。
『住吉大祭』
『お熊甲祭り』
『七尾城まつり』
『はっさく祭り』
『石崎奉灯まつり』
『田鶴浜あかりまつり』
『獅子舞』
『中能登夏祭り』
『向田の火祭り』
『富来祭り』
など。
また、大きな祭りではなく、それぞれの町の小さい祭りなども魅力的なので紹介したいが、実際に足を運んでもらうとなると、交通の便、駐車場や宿泊場所などの問題があるので難しいという課題も上げられ、解決策として、中継や動画で紹介できる方法を検討できないかなどの意見もありました。
それぞれの主催者さんの想いもあり、簡単ではないかもしれませんが、能登の祭り文化を広く伝えられる方法が検討できればと思いました。
第2部 ミニセミナー「能登の当たり前がみんなの特別」
第2部では 講師に輪島市櫛比の庄『禅の里交流館』』管理部長である宮下杏里氏をお迎えして、
「能登の当たり前がみんなの特別」
~離れたからこそ、Uターンしたからこそ分かった能登愛~
と題してお話しいただきました。
Uターンされてから、門前町の良さを生かして、元気にしたいと奮闘された思いや活動の内容などについてお話しいただきました。
能登にいる私たちにとっては当たり前のことだけど、外から見たら大変な価値がある事、魅力的なことがまだまだあるのではと思わせていただきました。
第3部 祭りで能登をサスティナブルに!Part2 私達で作る新しい「祭り」
第3部では、今後新しく自分たちも、企画や運営に携わって楽しみながら、お客様にも楽しんでいただき、交流人口を増やすことにつながる新しいイベント、お祭りを考えていただきました。
色々考えていただいた案の一部をご紹介します。
○冬の味覚フェア! (屋内の交通の便のいい会場で)
○食べ放題イベント
○食のイベント 唐揚げ・鍋・刺身・寿司・ふぐ・地元の料理
○おじいちゃんおばあちゃんの知恵袋
○お茶の文化
○和菓子・小物のワークショップ
○和倉温泉と地酒きき酒イベントフェア
○語りべ
○女性が中心の祭り(着物を着て参加など)
○こども向けイベント(合唱・相撲大会)
○野生のイルカの魅力を伝える
○寿司フェス
○国内外から旅行企画を募集
○のと旅行の写真コンテスト
○よさこいイベントに獅子舞加える
○体験型親子バスツアー (あじさい、祭り、紅葉、芋ほり農業体験)
○ユーチューバー参加イベント
○祭りのバスツアー(公共交通機関をつかうプラン)
どれも楽しそうですが、ほとんどの既存のお祭りが男性中心なので、のとルネ的には女性中心のフェスかイベントを検討してみたいと思いました。
抽選会
毎年恒例の抽選会!
今年は寿司フェス開催記念として、寿司チケットもご用意しました。
今回は、御菓子処花月様、御菓子司八野田様、杉森菓子舗様、株式会社オガタ様、千代ずし様、さいだ花店様、和倉温泉観光協会様、ななお・なかのとDMO様、(株)能登風土様、能登・米道楽匠様、有限会社ヤマザキクリエイト様よりご協賛いただき、参加者全員に景品をお持ち帰りいただけました。
交流会
これまで毎年、終わってから話足りなかった、連絡先の交換などをする時間が欲しかったというお声を頂いておりましたので、今回は、抽選会の後自由参加の交流会の時間を設けました。
時間ギリギリまで話し込んでいらっしゃる方もいらっしゃいましたので、有意義な時間となったのではないかと思っております。
アンケート
最後にアンケートもお願いしました。
第1部でお話しいただいた、既存のお祭りの交流人口を増やす方法についてもいろいろなアイデアを頂きました。
また、第2部に関連して、参加者の皆様が考える「能登の当たり前がみんなの特別」だと思うことについても伺ってみました。
自然の豊かさや食の美味しさに加えて、人の温かさについて言及されている方が多かったです。
「能登はやさしや土までも」という言葉がありますが、それを実感されている方も少なくないようです。
第3部のイベント案に関しては、食にベント、体験型のイベント、若い人が興味持つようなイベント、地元の人と交流できるイベント案などをいろいろご提案頂きました。実現可能なものに関しては、今後検討していきたいと思います。
また、のとルネの取材、記事作成やイベントの企画や運営への参加についてご希望を伺ったところ、かなりの人数の方が、関わってみたいと回答して下さったので、ぜひ来年早々にでも今回の結果をもとに具体的に企画会議から始めてみたいと思います。ご希望を頂いた方には後日ご連絡させていただきますのでお待ちください。
貴重なご意見を頂きありがとうございました。
2023年の開催について
2023年につきましても、同じような時期での開催になると思います。
決まり次第ご案内いたしますので、ぜひ次回のご参加もご予定頂ければと思います。
引き続き、のとルネをよろしくお願いいたします!