總持寺祖院を100倍楽しめる「輪島市櫛比の庄 禅の里交流館」| 輪島市 門前町

2021年に總持寺開創700年を迎えた、曹洞宗大本山總持寺祖院。
そのすぐそばにある、「輪島市櫛比の庄 禅の里交流館」は、總持寺祖院のこれまでの歴史を知ることが出来、資料館も兼ね、100倍楽しむことができる案内所です。

※2024年能登半島地震により總持寺祖院は多大なる被害を受けました。
また、禅の里交流館も被災しましたが、開館しております。気軽にお立ち寄りいただけます。

能登随一の観光名所といわれる總持寺祖院(そうじじそいん)

輪島市門前町 曹洞宗 大本山 總持寺祖院(そうじじそいん)。
古い歴史をもち、荘厳な總持寺祖院は、能登髄一の観光名所といわれています。
2021年、總持寺は開創700年をむかえました。
見どころが多く、その姿には、言葉が出ないくらい圧倒され感銘をうけます。
しかし、2024年能登半島地震により總持寺祖院は多大なる被害を受けました。2025年夏現在、復旧に向けて計画段階です。

復興途中ではありますが、總持寺祖院は能登の観光名所です。
總持寺祖院を100倍楽しむために是非寄っていただきたい施設が、「輪島市櫛比の庄 禅の里交流館(わじまし くしひのしょう ぜんのさとこうりゅうかん)」です。

2024年能登半島地震後の状況(2025年夏現在)

大きな地震でしたが、禅の里交流館の建物は無事でした。
周囲の建物や、隣接していた輪島市指定文化財の「旧・酒井家」は残念ながら地震により倒壊し解体となってしまいました。


禅の里交流館内では歴史的価値のある總持寺祖院の資料などが展示されていましたが、
展示物のガラスケースがほぼ割れてしまいました。
展示物は無事でしたが、展示公開できる状態ではなく、現在展示室は閉鎖しています。
しかし、禅の里交流館は観光案内所として営業されています。
※入館料は無料です。

 

總持寺祖院の全体図や、これまでの歴史や系譜が展示されています。

禅の里交流館の宮下杏里さんが、わかりやすく、親しみのある説明をしてくださいましたよ。

禅の里交流館の敷地内の「座禅堂」には現在ストリートピアノが設置されています。
どなたでも自由に弾くことができます。
門前の地にピアノの癒しの音が響きます。

禅の里交流館から總持寺祖院に続く道は復旧が進んでいます。歩いて總持寺祖院に向かうことができます。
途中、解体中の場所もあります。まだまだ地震の爪跡が濃く残る地域と言えます。

※以下は、能登半島地震前に取材した記事となります。

總持寺祖院すぐそばにある「禅の里交流館」(2021年当時)

總持寺祖院の目の前から始まる「總持寺通り商店街」。
景観の良い商店街の中に「禅の里交流館」があります。

總持寺祖院からは徒歩5分程度。總持寺祖院から歩いて右手にあります。

駐車場もあります。禅の里交流館の前にある、石像が目印になりますね。

禅の里交流館の前にある石像は、誰?!

思わず立ちどまって、見つめてしまいました。
石像には誰とも記されておらず、想像におまかせします、とのことだそうです。
人生に禅を取り込んでいた、世界的に有名な方に似ているような気がします。

總持寺祖院の所蔵品をもつ「禅の里交流館」

こちらの禅の里交流館は、歴史ある總持寺祖院の資料室としての役割も果たしています。
總持寺祖院の所蔵物を拝めるのは、總持寺祖院と、禅の里交流館のみです。

「禅の里交流館」の営業時間と入館料は?

「輪島市櫛比の庄 禅の里交流館」
営業時間は、
9時から17時(入館は16時30分まで)

入館料は、
大人(15歳以上。ただし中学生・高校生は除く)320円
小人(小中学生・及び高校生)150円
団体(20人以上)270円
※2024年能登半島地震被災後は、入館無料となっています。

休館日は、
月曜日(祝祭日の場合はその翌日)
12/29~1/3まで

入館してすぐのスペースは無料交流スペースとなっています。
参考図書も自由に閲覧することができます。

主に奥能登、輪島市の観光情報が用意されています。お手にとってみてくださいね。

「禅の里交流館」はコインロッカー、トイレ完備

商店街の中に位置する禅の里交流館。
コインロッカーがありますので、是非ご利用くださいとのこと。
トイレもありますので、總持寺祖院や總持寺通りの観光途中に気軽に寄りやすくなっていますよ。

總持寺祖院の歴史が一望できる年表

※禅の里交流館内の有料スペース内の写真は交流館員さんの許可を得て撮影させていただきました。
こちらは禅の里交流館の有料スペースにある「總持寺の歴史」ゾーンです。

この能登の地で、どのようにして總持寺が誕生したか。
そしてどのような歴史を歩んできたのか。
2021年に開創700年をむかえた總持寺の歴史が壁一面に展示されています!

壁全体に展示されている年表は資料や写真とともに記されており、とても見やすく、わかりやすくなっています。

年表は1992年までの展示となっています。

しかし2021年3月末「大本山總持寺開創七百年記念 大總持寺展」の開催に合わせ、その年表の続きが展示されるそうです。

總持寺祖院の貴重な所蔵物や資料が展示

当時の總持寺と、門前町の模型が展示されています。
昔の門前町の町並みに、思いをはせることができますよ。

2階のスペースでは貴重な所蔵物が展示されています。
明治の大火で焼失をまぬがれた貴重な所蔵物もあります。

總持寺祖院の年間行事、修行僧の一日の流れなど、總持寺祖院に関する説明がひとつひとつわかりやすく説明されています。
写真と説明を読むと、「曹洞宗」とは、「禅」とは、「総持寺」とは、がよくわかる展示でした。
何より、展示が綺麗でオシャレ!観ることが楽しく思える展示です。

他にも、總持寺に関する資料を映像で閲覧できる「映像シアター」があります。
この日は總持寺祖院を建立した柴田棟梁に関する映像が流されていました。

總持寺祖院再建の匠 柴田眞次

禅の里交流館 特別展示として、
總持寺祖院再建の匠 能登が誇る名工 柴田眞次 その生涯と実績が展示されていました。
能登が誇る名工 柴田眞次をご存知でしょうか?
私は存じ上げなかったのですが、この日の展示を見て、知らなかったことを反省しました。

柴田眞次は七尾市田鶴浜出身の大工棟梁で、全国的にも名工として知られています。
明治の大火によって焼失した總持寺祖院の伽藍再建をした棟梁です。

この、圧倒的存在感のある總持寺祖院の大祖堂、仏殿、山門を建築したのは、七尾市田鶴浜町出身の方だったのですね!

こちらは總持寺山門を建立するための図面です。
当時はこのような大きな板に描かれていたのですね。
実際に見ると、その精巧さに驚きます!
現代のようなパソコンではなく、手描きの図面です。
このような細かい設計図のもと、總持寺祖院は建築されたのですね。
当時の柴田棟梁の仕事ぶりが目に見えるようです。
その他にも柴田棟梁が使用した道具などが展示されており、とても貴重なものを拝見させていただきました。

レンタサイクルが利用できる禅の里交流館

「楽輪々(らくりんりん)」は、電動アシスト自転車を借りることができるシステムです。

禅の里交流館で自転車を貸出することができますので、總持寺祖院や總持寺通りなど、走ることができますよ。

禅の里交流館のそばに写真映えスポット!

禅の里交流館の外には、座禅堂があります。中に入り、雰囲気を味わうことができますよ。こちらは無料スペースです。

禅の里交流館のすぐそばには「鬼屋川(おにやかわ)」という川が流れており、情緒ある橋がかかっています。

ちょっと素敵な雰囲気だと思いませんか?写真映えする橋ですね。

輪島市指定文化財の旧酒井家

總持寺祖院の歴史や様子を学ぶことができる禅の里交流館。
總持寺祖院を拝観する前に訪れておくと、より一層總持寺祖院の素晴らしさを味わえると思います。
今回私は總持寺祖院を訪れた後に禅の里交流館を訪れましたが、
もう一度總持寺祖院へ行って拝観したい!と思いました。

のとルネサンバサダー木戸奈諸美さんと、禅の里交流館主任の宮下杏里様です。
宮下様、案内と館内写真協力をありがとうございました!

【輪島市櫛比の庄 禅の里交流館 詳細】

・住所 石川県輪島市門前町走出6の10番地
・電話 0768-42-3550
・営業時間
9時から17時(入館は16時30分まで)
・入館料(2024年能登半島地震後は無料となっています。)
大人(15歳以上。ただし中学生・高校生は除く)320円
小人(小中学生・及び高校生)150円
団体(20人以上)270円
・休館日
月曜日(祝祭日の場合はその翌日)、12/29~1/3


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