
※令和6年能登半島地震の被災により閉園されました。
皆さんイチゴ狩りに行かれたことはありますか?
今回ご紹介するのは、自然栽培でイチゴを作られている「のと風ふぁ~む」で安心安全なイチゴ摘み体験をしてきました。
Contents
ウエルカムドリンクでのおもてなし!
農園に到着すると、なんと農園オーナーさん手作りのウエルカムドリンクとデザートのおもてなしがありました。
こちらの農園で採れたイチゴのスムージーとイチゴパイです。
自然栽培のイチゴを使い、手作りということもあり不純物の一切ない、イチゴ本来の味をしっかりと噛みしめ美味しくいただきました。
どんなイチゴが植えられているの?
羽咋市の緑豊かな自然の中に「のと風ふぁ~む」さんのイチゴ畑はあります。
自然栽培ということで、無農薬、無化学肥料、無除草剤で作られたイチゴです。
イチゴの収穫時期は、だいたい5月下旬頃から7月上旬までとのことです。
今回は、6月下旬頃に伺いました。
イチゴ畑は、3畝(うね)あり、1畝(うね)が紅ほっぺ、2畝(うね)が宝交早生(ほうこうわせ)と、2種類の品種が植えられていました。イチゴの苗は全部で1000株あります。
紅ほっぺは、皆さんスーパーなどで見覚えがあるイチゴの品種だと思います。
しかし、宝交早生は希少価値の高い品種で流通はほぼされていないものだそうです。果肉がとても柔らかく傷みやすいことからスーパーなどでの販売は難しいからとのことです。でも、病気に強くて作りやすいことから、家庭菜園には向いているうえに、香りが良くて甘みも強く、酸味がほどよい品種だそうです。
イチゴ摘み体験の様子
イチゴの摘み方を教えて頂き、いよいよイチゴ摘みです。
ヘタの所から約5㎜の部分を親指の爪で切るような感じで採ると簡単に取れます。
畑にある苺を見ると、宝石のようにキラキラと輝いています。1つ採ってお口の中へ直行です。思わず「甘―い」と声に出てしまいます。
次に、イチゴ摘み用のカップに摘んでいきます。こんな感じです。
今年の収穫の全盛期は5月中旬頃だったそうです。その時期のイチゴは、大きな実が多く採れたそうです。今回伺ったのは、収穫もそろそろ終盤ころだったので、小粒のものが多かったです。小さなイチゴも甘みが強いくとても美味しいかったです。他のお客様からも、大粒も美味しいですが小粒の方が甘いと思うと言われるそうです。
今回イチゴが少なめでしたので、オーナーさんの別の農園にある、マルベリー(桑の実)とラズベリーをたくさんいただきました。
私は、マルベリーを初めて食べたのですが、甘みと酸味のバランスが良くとても食べやすい実でした。こんなに美味しいものだとは知りませんでした。
のと風ふぁ~むのオーナー 水野早乙美(さとみ)さん
水野さんは、限りなく環境負荷の少ない自然農業をしたいという思いがあり、東京で自分のしたい農業ができる場所を探していたそうです。偶然、羽咋市で「奇跡のりんご、木村秋則さんの自然栽培実践塾 第3期募集」というニュースを目にし、すぐに応募したそうです。この実践塾へ通ったことがきっかけとなり、羽咋市へ移住し自然栽培の農業を始められました。
羽咋市に移住して6年目になります。水野さんは、現在自然栽培、自然農法をするために移住したいと考えている若者の為に、農業体験の受け入れもされているそうです。
自然栽培の良さを教えて頂きました
無化学肥料、無農薬で栽培し、動物性たい肥も使いません。除草剤はもちろん使いません。
草は生えますが、その場所にあった草が生えてくるそうで、イチゴ農園に合う草が生えてくるという理にかなったようになっています。草を敵対視せずにいると土もだんだんと肥えてきて良い畑になるそうです。ですから、自然栽培、自然農法では草を敵対視せずと言われています。
草を抜くことは、あまりしないそうです。それでも、草も作物の成長に邪魔になる場所に生えた場合は手で抜いて、その抜いた草さえもそのまま畑に置いておくことで、肥料の一つとなるそうです。
自然栽培では、愛情を注ぐことで作物にそれが伝わり成長を促しよいものができます。また、手から伝わる温もり思いやりが作物に伝わり良い作物ができます。
羽咋市は移住者に優しい
羽咋市は、2012年から移住者を受け入れる事業をしています。
水野さんが農園をしているこの地域の皆さんも、移住者への理解があり優しい方々ばかりだそうで、いつでもウエルカムで待っていてくれるそうです。
水野さんが畑にいると、「元気か~」と手を振ってくれるそうですよ。
イチゴ摘み体験のお申し込みについて
開催時期:5月中旬頃~7月上旬頃
(イチゴの収穫を迎えましたらご予約済の方々にお知らせいたします)
ガーデン開放時間:10:00~12:00
場所:石川県羽咋市白瀬町(詳細はお申込み後にお知らせいたします)
費用:1500円(税込)※1パック当たり
丸パック山盛りイチゴが落ちないだけ摘んでね♪(パックの大きさは写真の直径8.4㎝×高さ6㎝となります)
◆果物中でもダントツトップで農薬を使っているイチゴ、皮もむかず食べるものなので残留農薬が心配ですよね・・。
当農園のイチゴはその場でヘタまで安心して食べれちゃうと小さなお子様や親御さんに大人気♪
無農薬で育てられた本来の生命力溢れる完熟イチゴをぜひ食べに来たください!
(のと風ふぁ~むさんのイチゴ摘み体験チラシの内容を転記)
【のと風ふぁ~む 詳細】
農園主:自然栽培農家/ユーチューバー 水野早乙美
お問い合わせ:「のと風ふぁーむ」で検索して、HP、Instagram、YouTube からお問い合わせください。
のと風ふぁ~むさんのYouTubuチャンネルでは、農園の様子をご覧頂けます。
この記事を書いた人、のとルネアンバサダー北山里江。